大きな転換点を迎える横浜 柴田先発のデメリットとメリットとは? ①メリット編 守備

二塁柴田の先発起用。

今シーズン度々、その可能性を記事にて指摘していました。

 

この決断大きな影響を与えそうです。

最初にポジ面強めで構成を。 

 

柴田二塁起用のメリットは守備強化です。

柴田自身の守備力に関して昨年の動きもあり私自身は懐疑的な面もありますが今年は動きが良いのかもしれませんね。

倉本も体を大きくした結果動きが悪くなったと考えていますが倉本の動きとか新人時代と比較すると面白いかもです。

因みに今年の倉本の動きは悪くないように感じています。

体絞ってきたように感じました。

 

話ズレましたが、

現在の横浜は打者により頻繁に守備位置を変えるなど内野連携が必須と言える状態となっています。

aaakkkaaa.hatenablog.com

にて、

新戦術の影響で守備位置を頻繁に変えますとソトではついて来れないかもです。

あの守備は内野の連携が重要でして大和とネイティブに話せる選手の方が良さそうなんですよね。

クワの状態が上がり二番で打てるぐらいになればソト2塁の形も戻るかもですが柴田が大きくリードし始めている感じです。

(同様に楠本がバンバン打って柴田先発がなくなる可能性もあります)

 っと評したのは4月10日でしたがなるべくしてなった感あります。

オープン戦時から、しれっと柴田二塁になるのでは?っと書いていた理由でもあります。

そんな背景ありましたので交流戦で柴田の状態を上げるべく先発させると考えていた私でしたが仕掛けてきています。

その背景を考えると渋い気分もあります。これは別記事で。

 

5月24日の数字で横浜のゴロ処理率は前年の70.54→75.4%と改善されており、この数字は今の所12球団で一番です。

参考

www.instagram.com

その背景に横浜が敷いている守備シフトが関連している可能性を強く感じています。

この辺の解析は専門家でないと判断付きませんので(情報が足りない)注釈必要ですが数字として今の所効果が出ています。

かつソトを外野に回したことで(初期は上手く機能してなかった感触あります)効果が高まったように感じており、その面で柴田の二塁起用は理に適ってるでしょう。

この+5%の数字意味ですが。

ゴロアウト率70→77%になった際の試算 - 所持雑感

 

当時の試算(今の二遊間では無理と想定した通り優勝できませんでした。それでも、あの頃はラミレスならとムチャぶりしていた私です)を参考にしますと、

現在の水準は昨年度比較でヒット150本程度は減らす効果があると考えられ大きな効果が期待できると思われます。

横浜の人工芝効果もあり強い打球飛びませんから処理し易い状況にあります。

じゃー去年はどうなのよって話ですが、そこは聞かないでください。

 

メリットは守備です。

二塁中井でもあるレベルで効果があったと推察していますが強化する方向性でしょうか?

ローテに大貫(左に対するツーシムの使い方に課題あり次回登板時注目。投手に2打席連続で打たれるほどでした。)や平良など入りますから二遊間強化は相乗効果を期待し易いです。

 

就任時、守備重視を掲げ戦った経緯もあったラミレスです。

ミスを減らすためにメンバーを可能な限り固定しチーム成熟度を上げて前年崩壊した守備を立て直した指揮官です。

2015年-28.4失っていた守備面を2016年+32.4減らすにまで改善させています。

得失点で60改善させたわけですが失点ベースで考えますと10%の効果です。

これ大きかったです。

 

攻撃偏重、ビックベースボール支持者と評されますが勝ち方に拘りないです。

その時のメンバー次第でチームの色合いを変える指揮官です。

特に驚きはないですが、この辺、ファンに勘違いされている節があり気の毒と感じています。

リアリストよりなんです。

ラミレス。

もっと言うとビジネスライクと言っても良いかもですが手段に固執するような指揮官でなく形に信念なんてないです。

こうしたい(スモールベースボールしたがっています)は感じますが出来ない事はしないです。

これが分かり難くさに通じており4年間通じてみて色合いを変え続けた結果、何もチームに残してないと糾弾される原因にもなっていますが球団が託したミッションは育成でなく上位進出、優勝です。

その業務命令に対し忠実に実行してきた4年間に感じるのですが、なぜか?ラミレスがぁーになっています。

どちらかというと2014年指名のヤスアキを最後に日本人で補充されない中継ぎ投手や細る一方の野手陣育成状況の方が深刻に感じておりベースの戦力が足りない事の方が問題と感じています。

WARでリーグ3位以内確保した事ないチームが本当は強いと評され、そんな評論家諸氏が多いのもあってチーム戦力分析に乖離が生じていますが、

固定したがっている監督が固定できない背景をファン、OBは考えて欲しいです。

監督だけの責任ではないですし中畑さん時代にまで遡る因果がありますが、その分析が甘い気がするんですよね。

愚痴ですが・・・

 

www.sanspo.com

「すごく守備がいい。大和と柴田の二遊間はリーグでも屈指の部類。柴田が二塁にいると、一塁のロペスにとっても、いい助けになると思う」

 

柴田起用の大きなメリットはこれ。

そのデメリットは打撃力になります。

その攻撃面のデメリット小さく、かつ有効に作用するかもしれない手段が9番柴田起用だったのですが・・・

これを現状できず今に至ります。

 

本日、二塁先発は石川。

先日のガルシア相手の印象が悪かったのか柴田先発を譲っています。

相手の球速や持ち球次第ですが左は厳しそうに感じました。

明日は右腕なので高い可能性で柴田が先発するとは見ていますが打撃の状態上げて欲しいです。

今の打線構成上8番野手の打力が低くなると横浜の強みである神里、宮崎が生きて来ず1~5番頼みになり得点力大幅に低下します。

 

広島さんですと捕手会澤がOPS.896と打っていますので田中の不調をフォローできますがもう少し打って欲しいですね。

本当は9番にしたいですが1~5番を活かす為にも8番重要です。

もしくは6番でも良いんですがね。

そんな長打はないので柴田ですと8,9どちらかになります。

後々、2番打てる(2番に相応しい打力、成績)ようになるとかなり楽になるんですが・・・