現在のWAR状況です。
1位巨人 +26.0勝 シーズン換算+46.5勝
2位横浜 +23.2勝 シーズン換算+40.5勝
3位ヤクルト +22.3勝 シーズン換算+38.0勝
4位阪神 +20.6勝 シーズン換算+35.1勝
5位広島 +19.3勝 シーズン換算+32.9勝
6位中日 +18.3勝 シーズン換算+32.7勝
巨人さんが頭一つ抜け出しており采配云々では実績上覆り難い状況となっています。
5月27日までは混戦と言って良かったですがひと月半たち戦力的に独走となりつつあります。
WARで+45を超えますとシーズン80勝超えるのが通例です。
そして現実の巨人は、その数字以上の成績を出しているかもです。(+5勝程度している?)
1位巨人 48勝31敗
2位横浜 39勝41敗
2位阪神 39勝41敗
4位広島 38勝43敗
5位中日 37勝43敗
6位ヤクルト 34勝48敗
戦力的なゲーム差で言いますと6ゲーム差なのですが実際は9.5ゲーム離れています。
その要因は交流戦明けの巨人さん。
開幕前から危惧されバランスを崩していた中継ぎの運用が徐々にこなれてきているのかもしれません。
横浜と対戦した時も神がかっていて采配によるミスがミス(バントできない選手がホームランを打つなどなど)にならず戦力もある上に神にも愛されたと感じた交流戦明けの巨人の快進撃でした。
巨人さんの快進撃、亀井一番固定(5/26~)も大きかった気がしますが以降、24勝11敗を記録しています。
亀井、坂本、丸の1~3番は今年の巨人を象徴するかもしれないです。
足がないですが。
亀井の6盗塁成功率100%は立派ですが丸、坂本の盗塁数12に対し失敗7は成功率64%ほどは武器になっていると言い難く、成功率重視する原巨人の性格を考えると足は武器になっていないように感じます。
対戦して見て感じるのは最低限を彼ら苦も無く行えることにありまして。
凄いなっと。
バント数はリーグで一番少なく盗塁も多いともいえません。
坂本、丸という2、3番は一見するとビックベースボールよりに感じますが内実スモールベースボール的でもありましてイチローの言う頭の良い野球をやっている感じあります。
チーム全体が意識をもった野球していますね。
まぁ、若手野手は意識があっても表現できてないのですが巨人の1~3番、阿部は表現できる技術があるようです。
中継ぎ、固定された1~3の影響もあり、
交流戦明けの一点差ゲームで巨人さんは5勝0敗。
シーズントータルで巨人さんの一点差勝敗13勝7敗。
亀井1番固定以降は11勝2敗。(5月26日以降)
投打にバランスが良くなっている模様で急速に改善した感あります。
これラミレス、予測していなかったと思います。というか予測できた人いましたかね。
5月26日までの巨人さんの一点差勝敗2勝5敗です。
荒いチーム状態だったのですが一か月間で変わりすぎでしょうか?
元々、横浜の場合、戦力足りない事もあって先発10人体制、右翼を中心とした日替わり起用他で戦力の底上げに注力していましたが、
そんな余裕が吹っ飛んでしまった巨人さんの快進撃でした。
先発10人体制で先発側に有力な新戦力は現れませんでしたが中継ぎは櫻井、斎藤ら数名でてきており開幕序盤とは様相が様変わりしています。
代わりに各所で批判されている通り試合を落としてはいますが、そのデメリットを上回る上積みがあるものと期待しています。
少なくても来季に含め活きてくるでしょう。
ただ、想定以上に巨人さんが勝ちすぎています。
5割程度を目標に戦っていた事を考えますとラミレス、首位との差を6ゲーム程度と見込んでいたように感じています。
その見込みの基に戦力の底上げをしていましたが結果論ですが相手もおり誤算が生じてしまいました。
「ゲーム差を回復するには、ゲーム差掛ける10試合が必要だ」というお言葉ありますが、
9.5ゲーム差は試合数みると現実的な数字ではなくなりつあります。
原巨人が何らかトラブルに見舞われないと覆すの難しい数字ですが6ゲームなら十分射程圏内でして、この辺何とも。
そんなゲーム差にも関わらずラミレス仕掛けてきました。
Aクラスだけを目標にするなら石田を先発再配置せず、そのまま行かせたと思います。
再配置=リスクです。
それを行った事を考えると優勝を諦めてはいないのですが今のリリーフから石田が抜ける影響大きいでしょうし結果的に、この采配が裏目にでて横浜はBクラスになるかもしれませんね。
まぁ、それでも仕掛けると思いますよ。
昨年ですら仕掛けていましたから。
去年と違うのは、
なお、今シーズンに関しては昨シーズンと違い4月からすべてを出し切る采配な為強くなっていくような予感はないです。
これ。
昨年は4月から頑張ってましたが今年は未だ総てを出し切るような采配になっていません。
巨人戦をみてわかります通り試験していました。
そのリスクを負ったマネージメントが後半活きるのを期待したいです。
現時点で感じる余力が昨年とは大きく違ってはいます。
後は、その余力がどう活きるかですかね。
ラミレス最終年の予感強いです。
期待して見守りたいです。
原巨人失速シナリオは、
中5で無理させた先発陣。
元々課題のある中継ぎがやっぱりダメだった。
1~3番の誰かが欠ける。
36歳の亀井が一番を張り続けられるかも注目点です。