3・4月の打撃成績 27試合 打率.239 34本塁打 103打点
8月打撃成績 25試合 打率.239 24本塁打 95打点
3・4月の投手成績 27試合 防御率4.06 10勝17敗 3S
8月投手成績 25試合 防御率4.64 13勝12敗 6S
オールスター明け以降、打線の状態がおかしくなっていた横浜。
様々要因ありますが
要因1、神里 オールスター明け以降急失速。
前半戦1番(平均OPS.820)を打ちチームに勢いを与えていた神里が不調へ。
7月以降の打率が.220、OPS.550と一番の役割を果たせなくなり打線バランス崩壊。
現在、復調傾向。
要因2、ロペスの不調
要因1もあり打線バラスが崩れた結果監督動いてきます。
引用
2番筒香のトリガー様々ありますがロペスが復調気味というのが一点。
7月打率.324 出塁率.359 OPS1.089と状態が良く、かつ宮崎も打率.382 出塁率.447、OPS.1036と良くなっています。
が、
7月後半から急失速してしまいロペスの8月が打率.205 OPS.613
疲労からか動きが重い状態。
要因3、筒香の不調
ロペスほど深刻には感じないですが気負いが目立つ状況。
最近はチーム打撃を意識しているので回復しそうですがチームNO.1の得点創出力(RC27:7.21点)を誇る筒香の8月打率は.206 OPS.730
打線バランス上2番筒香が重しになっており1~3番の打力の低さは、そのまま得点力低下につながっています。
要因4、大和の不調
7月以降、首位巨人を追撃するために出ずっぱりだった影響もあり打撃不調。
横浜のレギュラーは大和も含めフルイニングを期待できない選手が多く優勝するチームとは思えない状況。
優勝するチームには丸、田中、アライバのような走攻守で優れタフな選手がいるのですが横浜は不在です。
それでも死力を尽くして試合で頑張ってれてます。
守備、打撃、コンディション、走力に課題が多くチームが不安定になり易いです。
総合指標であるWARでリーグ最低水準を記録している原因。
要因5、宮崎、伊藤の離脱
チーム得点創出力No.3(RC27 4.91)の伊藤と実質においてチーム内No.3の宮崎は負傷離脱。
打撃面で伊藤の代わりに出ている捕手の成績は頑張っているとはいえ伊藤とは比べるべくもなく守備は頑張っているが伊藤との差を覚える部分。
かつ、不調だった4月を除く成績でRC27:6点を超えそうな数字を残していた宮崎の離脱の影響は大きく打線バランスを大きく崩す要因になっています。
ソトを除く主力選手全員が不調。
そして投手。
中継ぎも、先発も低調でした。
体重そうでしたね。
先発完投育成させるからとかイロイロ思いましたが、、、
途中から様々配慮をみせコンディション回復に注力しています。
伊藤離脱の影響もあったかもですが投げる球の状態の方が悪かったです。
良ければ今永・戸柱で巨人戦で140球完封をみせるなど問題でないのですが配球では補いきれない部分のコンディション低下を感じました。
投打にわたって低調だった横浜。
チームWARでもリーグ4位に後退し下位球団含め楽に戦える相手が横浜の場合いません。
そして本来なら3、4月同様大失速してもおかしくなかったのですが8/30の時点で月間成績貯金1。
何が違うかというと矢継ぎ早に監督が動いてまして。
様々、行っています。
石田の中継ぎ再配置から、筒香の打順。
筒香の3塁コンバート。
伊藤の抜擢。
肩の状態が思わしくないかもしれない梶谷起用。
作戦を練るのに時間をかけるよりも、少々まずい作戦でもすばやく行動して勝利を得ることが大切である。
孫子の兵法でいう兵は拙速を尊ぶを地で行い拙速故に総てが成功しているわけではないですが3,4月と違い指揮官動き続けています。
大きな違いは
新潟の夜以降の采配の質的転換が大きいかもです。
愚痴っぽいですが序盤の指揮系統の不一致がなければとも思います。
あの試合を切っ掛けに徐々にラミレスらしくなっていきましたが危機対応の場合、迅速に行動する事が求められます。
勿論、その拙速な判断の結果、より大きなマイナスを呼び込むリスクもありますが座して死を待つより可能性に賭ける。
チャレンジする。
失敗する場合もありますが行動する。
ラミレスぽい采配ではあります。
残り試合とゲーム差を考えるとホボ絶望の優勝。
それでも横浜は諦めていません。
チーム一丸で戦っています。
8/30追記
先日の記事でキーマン指定した濱口が股関節の違和感で離脱しますし先発回りませんね。
疲労が原因で球が来てないと思ってましたが、まさか故障とは。
ブルペン、石田居なかったら詰んでました。
彼が昨日、今日と投げた事で負荷分散出来ています。
先発から中継ぎに回すことはリスクでしたが首脳陣が良く決断し石田も良く応えてくれています。
4連投のヤスアキを明日休ませてエスコバー、国吉、武藤らで回せそうですが全員が付かれています。
濱口アクシデントで2回途中から6回まで投げた笠井、藤岡も同点の場面で6,7回と投げさせるような状態です。
リスクを負って攻めています。
リスクをとらないと回らないような状態。
この手の状況に実績上強い監督ですが残り20試合でゲーム差5。
巨人強いので(戦力あり過ぎる)負けませんし本当に厳しい戦いが続きます。
ボロボロのチーム状態で一丸で戦っており、その努力が報われる事を奇跡が起きる事を一ファンとして祈願しています。