CS展望です。
まず阪神さんですが非常に手ごわい。
2017年は勝てるだろうと思っていましたが今期は何とも言えません。
スポナビ時代の記事は読みにくいですが
より引用
贔屓目込みで、5分以上の可能性で横浜、勝ち上がりを期待したいです。
対戦成績悪かったですが充実著しい横浜捕手陣のインテリジェンスに期待してました。
その期待通りに横浜はCSで阪神だけなく広島もほぼ封殺しています。(除く泥んこ試合)
点を奪われなければ負けようがないですし短期決戦の場合打力より中継ぎも含む投手力で決まり易いのは過去、何度かある通りです。
CSで対戦するに当たり苦手意識0でした。
では今年は?っと言いますと
当時の采配(主に番長采配を指しています)を評し
横浜の今の先発運用とは真逆の運用で、どちらが上に行くかは阪神さんと感じます。
っと記事で書いています。
これ阪神今年強そうですね。
っとも書いていますが強い。
中継ぎを上手く運用しCSに向け思う存分中継ぎを投入し滑り込み3位に入っています。
今年の阪神さん短期決戦仕様となっています。
一方、横浜は
新潟の夜以降に采配の質が変化し中継ぎの起用(一回任せる采配で後手後手の采配になってました。従来型は先手先手で失敗する方式)を見直したり先発コンディション重視の采配になったりと変化を見せ優勝争いに加わりましたが、
あの育成起用の影響(先発コンディション低下)と継投失敗による敗戦響いた感じです。
さらに優勝を目指して疲弊した横浜と阪神さんでは余力が違う為非常に厳しいです。
気持ちも優勝を目指していたチームと3位を目標でラストスパートしたチームでは状況が違うでしょう。
2位嬉しくないという声を多数聞きますが、これ選手も同じでして緊張の糸が切れてしまった可能性もあります。
その真逆が阪神さんでしょうか?
2017年、横浜はCSで勝ち抜く事を念頭に準備をし戦力で格上の巨人を振り切り、さらに格上の阪神、広島を撃破して日本シリーズに進出しましたが立場逆な状態です。
シーズン2位で迎い打つというより弱者、挑戦者として迎え撃つ気持ちで臨んで欲しいです。
戦力読み上阪神さんの方がかなり強いです。
中継ぎ戦力差があり過ぎで、その優秀な阪神中継ぎ投手陣を打てるイメージ湧きにくいです。
先発でも差がある状況です。
その強い阪神さんを倒して少しでもシーズンを長く続けて欲しいです。
余談
横浜の対戦相手別得失点
巨人 110得点 115失点
広島 100得点 97失点
中日 111得点 105失点
ヤクルト 127得点 109失点
阪神 76得点 115失点?
リーグ3位程度の実力がある横浜投手陣ですがリーグで最も成績の良くない阪神打線相手に115失点喫しています。
尚、阪神さんのチーム別得点をみますと横浜から奪った115点は圧倒的でして。
阪神の対戦別得失点
巨人 81得点 112失点
広島 96得点 113失点
中日 75得点 88失点
ヤクルト 97得点 100失点
横浜 115得点 76失点
阪神投手陣はリーグ内トップの実力です。
良い投手多いです。
その阪神投手陣から阪神打線(リーグ平均を100とした場合84の力)と実力の変わらない横浜(リーグ平均を100とした場合89の力)が得点を奪えないのはわかるのですが阪神に失点を喫し過ぎでしょうか?
原因として考えられるのは阪神戦で多くみられる失策。
リーグ内失策数
中日 45
横浜 65
巨人 72
広島 87
ヤクルト 97
阪神 102
でみると横浜の失策数自体は少ないのですが
横浜の対戦チーム別失策数
巨人戦 5
中日 10
広島 12
ヤクルト 13
阪神 20
対戦チーム別でみますと阪神戦で20と大変多いです。
そして、それが失点に高い可能性で結びついてまして。
横浜の対戦チーム別防御率は
対広島 3.69 失点は97
対阪神 3.71 115
対中日 3.93 105
対ヤクルト 4.01 109
対巨人 4.40 115
対戦チーム別で失点率と防御率を比較するとチームの真の守りの実力がみえます。
野手、投手WARの総合力でみればわかる事なので計算し直す必要性もないのですがWARの場合LOB率などシチュエーションが反映されてない数字です。
防御率と失点率でみるとチーム成熟度の違いがみえてきます。
3連覇中の原巨人などしっかりしたチームは防御率と失点率の差があまりなく失策が失点に結び着き難いのですが、
かつての広島さんのように(野村広島時代)防御率と失点率で大きな乖離があるようなチームありまして分析していて面白かった記憶あります。
個人的雑感ですが今期の横浜の場合対阪神戦で防御率と失点率に差が大きいようで・・・
記憶に残る敗戦多いです。