戦力あるのにも関わらず三浦横浜が最下位に低迷すると予想していた要因に2019年の三浦投手コーチによって引き起こされた各種混乱があります。
あの時の混乱を見ていたからこそ最下位になると思っていました。
むしろ予想より成績が良すぎてビックリしています。
成績が良かった事は来期に向けてプラス要因です。
故に来期の躍進を予想していますが
野球界のトレンドを見越して手を打っていない可能性があり懸念となっています。
したい野球があって
それに対応し失敗してから手を打つ。
その手順上、後手後手に回り易いです。
そんな三浦横浜。
過去を知り現在をみ未来を予想する。
その流れに従うなら2019年の三浦投手コーチ時代は彼の野球観を知る上で大事なポイントです。
何が言いたいかと言うと彼の目指す野球をすると難易度の問題があって負け易いわけです。
その野球観は否定しませんが実現が難しいです。
彼の目指すべき野球の理想像は98年の優勝にあるようですが
その野球をするには様々な条件を整える必要あり、その条件を整えないと勝ちにくいです。
その条件が整っているように思えない状況で編成は三浦を投手コーチに就任させましたがチーム内で方向性の一致が出来ているように感じませんでした。
三浦投手コーチ就任によりチームが混乱すると予想できた私はラミレス解任を求めています。
2019年開幕前に、これほどワクワクしない開幕はないと断じましたが
その予想通りに横浜は混乱し乱れ2021年同様二桁連敗をしています。
2019年開幕前の戦力想定は過去最高戦力。
実際、2019年のチームは過去最高のWAR+36勝を記録しています。
最も、そのWARは期待勝率で0.480と5割にすら届きませんので優勝できるチームではなかったのですが
評判の悪い采配で戦力の極大化を図り激しい優勝争いをしています。
問題は、その指揮権が開幕序盤ラミレスになく三浦にあった事でしょうか?
(伊藤光を主軸に置き過ぎたラミレスに反発し光山が退団した事で編成指示によりコーチを納得させる必要がありました。)
三浦の理想。
したい野球の理由もわかるのですが現実がついてきませんでした。
三浦2019年にチームにした大きな事と言うと
中継ぎの実力を無視したマシンガン継投の廃止による後手後手の継投。
先発が長い回を投げる事よる疲弊。
結果、何が起きたか?というと
中継ぎの崩壊と先発の息切れを引き起こしています。
中継ぎに関しては
新潟の夜(5月のオーナー午前試合。4点差リード守れず7回に一挙7点奪われ負けた試合)が切っ掛けでマシンガン継投が解禁されましたが先発運用に関しては三浦がみており
その先発が息切れした事で2019年のシーズンは終わります。
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光ハグなどとマスコミにもてはやされましたが
現実は逆で後半における失速を予期される不吉なモノでした。
目的が勝利でなく完投にあり不要な事をしていた横浜は後半に失速する事になります。
そのコンディション差は
横浜の今の先発運用とは真逆の運用で、どちらが上に行くかは阪神さんと感じます。
っと2019年の5月に私に断じられていますが予定通り今永、濱口、上茶谷らが伊藤ハグした主要投手陣がコンディションを悪化させています。
その采配力の差は今に通じます。
三浦野球のしたいは上手く行くと強いです。
三浦野球を否定するのはバントや盗塁自体を否定するに等しく言葉の使い方が難しいですが
したいと出来るは違います。
この狭間で三浦は2019年同様苦しんでいます。
この過去があって2021年の低迷があり2019年同様三浦は苦しみました。
過去を知れば未来がわかる。
今期の低迷は当然の結果です。
では、来期、そのままずるずる行くかと言うと
そうでもないというのが本シリーズとなります。
結局
っとなり
4月は未だ完全にラミレスよりではなかったですが徐々に変質して来ています。
ここがポイントです。
ラミレス時代の良さも残しつつ三浦のしたいも混ぜた折衷案をシーズン通して模索しています。
懸念としては失敗が必要な事で後手後手に回り易い事。
野球界のトレンドを睨んで整備するのでなく古き良き野球に理想、憧憬を抱いているのが気になります。
ドラフト結果をみますと牧のような即戦力感はないです。
戦力的に優勝争い筆頭と言えるか疑問になっていますが
優勝争いに入れる戦力はある。
来シーズン開幕前にこれほど優勝をっと言うのは本ブログ上初めてです。
優勝するに相応しい戦力が揃いつつあります。
主要選手の契約問題もあり来期までの期間限定の可能性もあり勝負して欲しいです。
そして他球団、巨人が弱いです。
チャンスに感じます。
原監督になって育成力(清武GM抜けた後の巨人に近いモノを感じます)に陰りが見え始めていますが高橋監督時代に整備したハズの育成システムをいじってしまったのかもしれません。