2004年以降でみた各球団のドラフト指名結果について 横浜、巨人編 - 所持雑感
にて
三浦監督元年は前向きな最下位になる可能性が高いとみています。
っと評していました。
外国人入国が遅れる事が確定してない時期の記事です。
外国人不在が原因で最下位予想でなく居ても最下位予想でした。
戦力的には最下位考えられず実際、横浜よりチームWARで劣るチームが居る中での最下位。
本当はダメなんですが
前向きというコトバがポイントです。
その予測通り過去5年とは違う野球を目指した三浦横浜は
様々な理由でチームを弱体化させています。
この辺を具体的に言語化している人は私だけとは思いますが
その分析をする事で来期に期待を持てます。
一時諦めた時もありましたが期待通り修正も早くシーズン後半には三浦次第と評していたチーム防御率を大きく改善させ
オリンピック休みを挟んだ7月以降のチーム防御率を約3.5としています。
前半戦5点台近くであったチーム防御率。
伊藤がマスク被っても改善せず5点近くありました。
その数字を後半戦に改善させた横浜。
益子が東と組んで初めて一軍スタメンマスク被っても上手くリードできたようにチームで配球するようになっています。
ラミレス時代と同等のレベルを期待できそうです。
新沼コーチの功績?かもしれませんが
この面で球団内の評価が高いコーチが新沼です。
最も去年まで出来ていた事です。
プラスでなくマイナスを減らした事を強く誇りたくないのですが
三浦が理想を諦めてくれています。(三浦の理想通り捕手固定出来た方が強いは強いです)
結果的かどうかは来年の捕手起用でみえますが
過去をみて現在を知り未来を予測する。
その観点で言うなら来期の横浜の失点は大きく改善しそうです。
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この記事を書いた時は伊藤の使い方(交流戦時、後は失速するだけとみてました)をみて半分諦めていた私。
かつて私がセでNo.1の捕手陣と評した姿は微塵もなくなり解体されました。
と評していましたが三浦は運が良いんでしょうね。
伊藤が故障しています。
尚、彼がマスク被っても横浜の防御率が当時改善しませんでした。
伊藤は打で当時、好調だったチームに貢献しています。
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でも
天運を三浦は持っているようです。
早々に伊藤が故障(ある意味で失敗)した事で方針を変更する事になりそうです。
っと評していますが
打撃面における田代コーチによる三浦野球の修正と伊藤の故障によるチーム防御率の急回復。
これをある程度織り込んでいたからこそ前向きな最下位と予測していました。
調子の上がらない4月でも
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一部理想を諦め勝ちを模索し続けた三浦。
選手起用面でも三浦の意を汲んで打撃をしていた関根を途中から起用しなくなりましたが
したい野球より勝つことを最上位においているのは二軍監督時代に見えていました。
育成を重視する二軍での起用をみて三浦の方向性が見えます。
勝ちにこだわりそうな采配でした。
一軍投手コーチ時代とは違い長い回を目的とした指導をしていませんでした。
理想は長い回ですが長い回を目的に選手起用をしていなかった三浦。
それ故に前向きな最下位と評していた私です。
その辺、もう少し前向きと評していた理由を説明すれば良かったですが来期の反転攻勢の材料となっています。
未来(野球のトレンド)を織り込んで方針を変えるよう賢者ではないですが実績上愚者以下ではない三浦に希望を覚えます。
この表現を選択している時点で三浦への不満はありますが
それでも期待できる理由があり
過去、ラミレス解任を求めていた私ですが三浦解任を当時も求めていない点にあります。
そこには理由があり
ラミレスは横浜で名将足り得る条件がありませんでした。
しかし三浦にはある。
長期連載テーマの横浜はなぜ?優勝できないのか?
ラミレスの足を引っ張った2018年オフのヘンテコ人事をしたか?とも関係するかもですが
それら横浜特有の諸条件をクリアした最適解が三浦の監督就任だったとみています。
現状横浜にとって三浦以上の監督適性をもった方は居ません。
2018年オフから温めている最終稿(終活中)なのですが
それ故に前向きな最下位と評していました。
三浦は横浜で名将足り得る条件を満たしている唯一無二の監督です。
そしてチームを弱体化させた三浦のチーム方針にも関わらず可能性を示した横浜。
その潜在戦力。
強いです。
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編成の方向性が中長期に軸足をおいていると感じたドラフトや
現在、連載中のしたいで戦力を減じた横浜の現状分析をみるに優勝するには気持ちモノ足りなさそうですが
過去一で強いは再三報告している通りです。
育成に失敗した横浜(編成が中長期においている理由)は下から供給ありませんでしたが既存選手を一軍で鍛え上げていました。
一言で言うとタフです。
前向きとでもいうのでしょうか?
その果実が残っている間に勝負を強く望みたいです。
育成が立ち直れば戦力の急減は一時的で済みます。
が編成的(主力選手の引き留めが発生し続けます)に来期がチーム力ピークの可能性が高い横浜です。
尚、宮崎残留に失敗しますと今期がピークになりかねない部分あります。
今期、本当は強かったです。
強いけど弱い。
その意味する事は各所に伸びしろがありまして、その逆襲に私は胸躍ります。
したいで弱体化していた三浦横浜分析連載続けます。