ヤクルトと横浜の差について雑感 埋められると思っていた時期が私にもありましたが・・

チームOPS ヤクルト .731に対し横浜 .722

 

OPSと得点の相関は0.9を超え高い関連性を持ちますが同数字でヤクルトと横浜は遜色がないです。

にも関わらず得点で10%以上引き離されヤクルトは625得点を記録し横浜は559得点。

 

同様に被OPSでも

チーム被OPS ヤクルト .712に対し横浜 .730

にも関わらず現実の失点はヤクルト 531失点に対し横浜624失点。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

投打で非効率であったと三浦野球を評しましたが

得点相関の強いOPSでみるとヤクルトと横浜で生じている差はわずかです。

得失点でみると本来の横浜は-10~15失点ほどで-65失点も生じるほどはないのですが

 

期待得失点と実際で大きな乖離が生じています。

これが、そのままWAR(期待得失点から期待される勝利数)の割に勝てないになります。

 

OPSOPSの関係で差分が+になると得失点上+を期待できます。

今期の数字に当てはめますと

 

ヤクルト OPS.731 被OPS.712 差分+0.19

阪神 OPS.689 被OPS.661 差分+0.28

巨人 OPS.701 被OPS.703 差分-0.02

広島 OPS.713 被OPS.715 差分-0.02

中日 OPS.622 被OPS.664 差分-0.42

横浜 OPS.722 被OPS.730 差分-0.08

 

2016年

広島はOPS.765 被OPS.669 差分+0.95

横浜はOPS.694 被OPS.724 差分-0.30 

 

2017年

広島はOPS.769 被OPS.669 差分+1.00

横浜はOPS.702 被OPS.712 差分-0.10 

 

本当に強いチームですと広島さんのように差分で+1.0近く行きます。

そしてラミレス横浜は特殊系です。

本来ならAクラスなれません。

ラミレスで優勝できなかったと総括すると現状分析目が曇り易いと考えています。

ですが石井コーチらの話を聞くと当時の横浜を評して優勝できなかったのが不思議と語っています。

野球の違いを覚えます。

方向性の不一致なんでしょうね。

そんなわけで表題の通り埋められないと思い始めています。

そこは、まぁーしょうがないです。

これも野球です。

 

数字みてわかる通り広島さんのようなレベルに2021年のヤクルトさんは達していません。

これは2015年に優勝した時も同じで差分で+0.05という良く優勝したと言うべきか

いろいろな理由があって優勝しています。

 

純粋な戦力で行くと広島さんが2015年に差分で+0.35記録してましてWARでも上を記録していましたが伝統的に試合巧者なんですよね。ヤクルトさん。

 

試合巧者ゆえに

aaakkkaaa.hatenablog.com

スポナビ時代の記事は文字化けしているので読みづらいですが

その期待通りに当時の横浜は2016年にやり返しています。

力(技術力差)はどうにもなりませんが知恵の差は未だ埋めやすいです

同様に2022年の対ヤクルトチーム成績が改善すると思ったのですが・・・

 

今期、開幕に外国人、東、今永らが不在。

かつチームを混乱させるチーム方針(連載中のテーマ)を掲げたにも関わらずヤクルトに近い数字を記録した横浜。

 

チームが慣れれば。。。

これ、そのまま来期への期待になっていた時期がありました。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

したいでチーム低迷した三浦横浜の記事連載続けつつ三浦横浜が目指すだろう方向性について言語化していきたいです。

 

痛感しますがラミレスは横浜に不要だったと感じます。

方向性の不一致、修正にどれだけかかるかわかりませんが横浜一心というスローガンを掲げていたのも

その辺が原因かもしれません。