チームOPS ヤクルト .731に対し横浜 .722
OPSと得点の相関は0.9を超え高い関連性を持ちますが同数字でヤクルトと横浜は遜色がないです。
にも関わらず得点で10%以上引き離されヤクルトは625得点を記録し横浜は559得点。
同様に被OPSでも
チーム被OPS ヤクルト .712に対し横浜 .730
にも関わらず現実の失点はヤクルト 531失点に対し横浜624失点。
投打で非効率であったと三浦野球を評しましたが
得点相関の強いOPSでみるとヤクルトと横浜で生じている差はわずかです。
得失点でみると本来の横浜は-10~15失点ほどで-65失点も生じるほどはないのですが
期待得失点と実際で大きな乖離が生じています。
これが、そのままWAR(期待得失点から期待される勝利数)の割に勝てないになります。
被OPSとOPSの関係で差分が+になると得失点上+を期待できます。
今期の数字に当てはめますと
2016年
2017年
本当に強いチームですと広島さんのように差分で+1.0近く行きます。
そしてラミレス横浜は特殊系です。
本来ならAクラスなれません。
ラミレスで優勝できなかったと総括すると現状分析目が曇り易いと考えています。
ですが石井コーチらの話を聞くと当時の横浜を評して優勝できなかったのが不思議と語っています。
野球の違いを覚えます。
方向性の不一致なんでしょうね。
そんなわけで表題の通り埋められないと思い始めています。
そこは、まぁーしょうがないです。
これも野球です。
数字みてわかる通り広島さんのようなレベルに2021年のヤクルトさんは達していません。
これは2015年に優勝した時も同じで差分で+0.05という良く優勝したと言うべきか
いろいろな理由があって優勝しています。
純粋な戦力で行くと広島さんが2015年に差分で+0.35記録してましてWARでも上を記録していましたが伝統的に試合巧者なんですよね。ヤクルトさん。
試合巧者ゆえに
スポナビ時代の記事は文字化けしているので読みづらいですが
その期待通りに当時の横浜は2016年にやり返しています。
力(技術力差)はどうにもなりませんが知恵の差は未だ埋めやすいです。
同様に2022年の対ヤクルトチーム成績が改善すると思ったのですが・・・
今期、開幕に外国人、東、今永らが不在。
かつチームを混乱させるチーム方針(連載中のテーマ)を掲げたにも関わらずヤクルトに近い数字を記録した横浜。
チームが慣れれば。。。
これ、そのまま来期への期待になっていた時期がありました。
したいでチーム低迷した三浦横浜の記事連載続けつつ三浦横浜が目指すだろう方向性について言語化していきたいです。
痛感しますがラミレスは横浜に不要だったと感じます。
方向性の不一致、修正にどれだけかかるかわかりませんが横浜一心というスローガンを掲げていたのも
その辺が原因かもしれません。