統計通りに上振れも下振れもせずにの得点ランキング。
1位 ヤクルト 603得点
2位 横浜 589得点
3位 広島 571得点
4位 巨人 564得点
5位 阪神 526得点
6位 中日 402得点
参考記事
チームOPSでみた得点期待値と実際との乖離について 2021横浜 - 所持雑感
失点ランキング
1位 阪神 480失点
2位 中日 487
3位 巨人 553
4位 ヤクルト 567
5位 広島 572
6位 横浜 597
統計通りの得失点
1位 ヤクルト +36
2位 阪神 +46
3位 巨人 +8
4位 広島 -1
5位 横浜 -8←開幕から東、今永らが居てオースティンらが居れば計算上+80。
今期のヤクルトを超えます。
6位 中日 -85
上記がOPSと被OPSから期待される上振れ、下振れなしのベース戦力です。
得失点の相関係数は0.95。
ズレは5%程度です。
開幕主要外国人不在にも関わらず横浜が記録した21年のベース戦力はDeNA史上2位の好成績でした。
その不在がなかったらを想定すると得失点は+80以上を期待できセで一番の戦力想定となります。
主力外国人が開幕からいる上に調整期間も与えらる来期は大幅に戦力増(オースティンらの出場数が30試合増える)。
東の投球回数が21年の20投球回数から120ほどに増えるだけで失点改善効果が23期待でき他にロメロ、今永らの投球回数が増える事でざっくり40ほどの改善効果を見込んでいます。
投打に数字が良化します。
戦力推計上、ヤクルトを上回る戦力総計になりますが・・・
戦力の割に弱く感じるチームです。
今期得失点で-63を記録した横浜だと
下振れ効果がなければ来期得失点で+80点ほどになります。
その数字は例年で言う優勝チームないし優勝争いするに相応しい戦力です。
参考記事
この手の数字でラミレス時代の横浜は良くなく嘆いていたのは読者の方はご存じの通りと思いますが
来期の横浜はかなり強いです。
強いですが弱い。
上記想定に高津監督並みの上振れ効果(過去10年で2位)を期待すると得失点で横浜は+150と独走できるチーム力になりますが
今の想定では下振れになる可能性が高いです。
高いですが最下位からの上位進出で三浦長期政権の下地が出来るかもです。
彼の目指している野球は時間かかります。
今期の三浦横浜の下振れ効果は過去10年でワーストの-50点でした。
これがなくなるだけで+50点改善され
さらに高津監督のような上振れ効果があれば合わせて+100。
最下位だったチームの得失点-63から+37得点が過去実績上の今期チームのMAXポテンシャルです。
数字的比較で言うと2017年のラミレス横浜のようなチームです。
不可能でなく可能です。
2017年並みの上振れを期待すると優勝できなくても優勝争いできる戦力が今期の横浜にありました。
あった事を知っていたから開幕前に最下位争いは考えられないと書き、それでも最下位になると予測できたのは
その辺の原因は連載記事で書いている通りです。
過去5年の野球をリセットしています。
そのチームに東やオースティンが開幕当初からいるチームが弱いわけないです。
弱くはないですが目指すべき野球、やりたい野球があって後手後手に回り易いチームです。
この豊富な戦力をウィークポイントの中継ぎに回すだけで勝敗が大きく変わります。
前準備のありやなしやで勝敗変わりそうですがプランbでなく理想のプランAを追い求めるとみています。
この辺は性格ですかね。
短期でなく長期という想いがあるのかな。
2018年オフにラミレスを解任しておけばという想いが募りますが
来期以降どうなりますでしょうか?