ランナー一塁で打てない原因について 右に打とうとし過ぎてないか?桑原(横浜)

先の記事の補完のようなモノですが

桑原が右打ち上手いからランナー一塁の場面で右打ちが出来るハズだ。

 

っと書いてしまったのでどうも誤解を与えた可能性があり記事化です。

 

一般に進塁打警戒の配球の場合

右打者にはインコースを。

左打者にはアウトコースを攻めます。

 

そのインコースを右打者の桑原が右方向に打てるかというと難しいわけです。

荒木などが腕を折りたたんで器用に右に流しますが(ヘッドの走らない打撃)

そんな器用な打撃は難しんですよね。

要は引っ張ればと言いたいわけです。(逆らわずに打つ)

 

インコース苦手だった右の白崎とかランナー一塁でまるでダメでしたが

桑原違いますよね。

 

つまりは

大魔神が批判した神里の打撃(アウトコースの直球を右方向に打たず左に流した)をした方がチーム得点上がるのでは?って話なんです。

進塁打警戒しますと左にはアウトコース

右にはインコースが多くなります。

その球種はストレート系が多くなり易いですから球種とコース絞り易くなりわけで本来はバッター有利になりますが

それが有効に機能しなかったのが昨年の横浜。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

逆らわずに打つ。

その基本がチーム方針で出来ない場合があります。

逆らわずに打って出てもチームOBに批判されていましたが

 

NPBドレスコード、ねばならない。

 

右方向に打ってワンヒットで1,3塁。

これは定石なんですが定石故に相手も警戒します。

 

じゃーどうするので昨年の三浦横浜は投打でランナー一塁の場面苦戦しています。

ドレスコードに忠実し過ぎた故に苦戦したとみています。

 

ランナー一塁での被打率も酷いですが・・・

チームOPS、被OPSの割に点が取れない、失点が多くなる原因になったように感じてます。

試合観てもデータみても駆け引きになっていない。

2021年三浦横浜でした。

 

チーム的な相性で悪かったのが原巨人と高津ヤクルトですがちょっとって感じのシチュエーション別の数字を投打で記録しています。

 

対戦チームによっては

ランナーなしよりランナーアリの方が打率低いんですね。

はじめて知りました。

あってもおかしくはないんですが・・・ビックリしています。

過去のデータ再点検する必要あるかもですが投打に統計上の下限値を記録しただけあっていろいろ珍しい数字を記録しています。

 

ランナーがいる方が相手はバッターに集中できないので打たれ易いです。

これは守備にも言え盗塁を警戒するので(牽制も)ランナーいると守備力低下します。

デルタでもコラムありました。

 

そんな有利なシチュエーションにも関わらず打てない。

相手には当然のように打たれる。

 

宮崎の打撃をみてみればわかる通り

彼、何が何でも右打ちしているわけではないです。

 

引っ張れない打者とか、その駆け引きできないのでランナー一塁で打てない右打者いますが

桑は違いますよねって話が先の記事です。

 

インコース得意です。

しっかりした打撃するから昔から私の評価が高かったわけで

駆け引きして欲しいんです。

その辺、チームが指導すべきなんですが良しとしている雰囲気あってチーム打撃至上主義掲げている可能性を覚えています。

でないと

右打者全般に覚えたあの無様な打撃(ヘッドの走らない打撃)の原因がわからないです。

知野とかランナー一塁の打撃酷かったですから。

 

進塁打警戒されている時に右打者がインコースを器用に折りたたんで右方向にもっていく技術難度高いです。

 

強い打球飛びづらいです。

器用に腕を折りたたんで打撃しているというのはヘッドが走らない打撃になり易いです。

だから昨年、盛んにヘッドが走らない、右方向がぁーと言っていた私でした。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

右打者の外のボールを打つ手段として右方向の意識をもって野球するのはありなんですが

インコースを右方向にもってくなると

ヘッドの走り難い無様な打撃になり易いというか。。。

 

左の方が未だアウトコースを強引に引っ張れる分(ヘッドが走る)、打球方向難度は低いです。

 

ラミレス時代はドレスコードを利用して打てる打者が多かったです。

梶谷とか上手かったです。

引っ張り元々上手かった上に20年は逆方向に強い打球を飛ばせるようになってやりたい放題でした。

 

ねばならないが多すぎると打てなくなります。

未熟な打者の多くが4番のような打撃(ねばならないを減らす事で打てるようになる、ドレスコードが少ない)をするのも理由があります。

 

 

宮崎居なかったら横浜のランナー一塁の数字は

もっとも打つのが難しいランナーなしの数字.259(宮崎なしの数字で.250)との比較で.241と大きく悪化します。

これ改善しないと、打撃成績の割に点入りに難いです。

 

まぁー打てば良いんですが

下限-5%非効率性が生じても、それを上回る打撃をすればいいのですが

チーム打撃って、そういう打撃なんですかね・・・

 

何が何でも右方向、何にが何でも球数を稼げでないのは試合観ていてわかるのですがいい塩梅にバランス調整して欲しいです(消化不良)。

 

田代不在のベンチには懸念ありますがランナー一塁での投打での挙動。

 

そして投手側における被得点圏打率

ランナー一塁でリーグで一番打たれ被得点圏でも打たれましたがランナーでると脆いチームでした。

LOB率が悪かった原因の一つです。

 

その逆に打線はランナーでるわりに得点につながらない。

そこ改善して欲しいです。