引用
「1点を確実に取る攻撃が大事になるが、そこに固執してしまうとDeNAの打線の良さがちょっと消えてしまう。どうしても春先から細かいところが先立ってしまっていた」
21年ほどではないですがやりたい野球を追求していた結果、桑原が不調になり柴田が打てなくなり・・・
この辺で戦略室から指導が入った結果、やりたい野球ができないと現場が愚痴っていたのは既報です。
しかし課題として認識していたからこそ21年のような野球をしてなかった横浜。
引用
チーム方針によりチームの打撃成績が押し下げられていた可能性をチームも知っていたようで
途中から打撃方針が緻密だけに偏る打撃方針になってなく四球数リーグワーストが示す通り
ベースはラミレス時代に近い打撃方針になっています。
っと評していましたが
チーム方針により成績低迷していたことをやはり認識していたようです。
この辺のいい塩梅に関し
21年同様、苦戦していた横浜でした。
当該記事中に開幕広島戦に関して苦言を呈していますがイラッテします。
そのイライラ感は残念ながら当たってしまい。
対広島戦で横浜は酷い成績を投打で残しています。
したい野球を優先するあまり掌で遊ばれる屈辱感ってわかりますかね。
駆け引き引きなってなくファン的にはがっかりするんです。
その広島戦も試合を経るに従い拮抗していくのですがしたい野球を追求するあまり後手後手になり気味でした。
そんな横浜ですが
22年横浜のポイントというと伊藤が再昇格した6月下旬ぐらい。
桑が待ち球を止め始めシーズン通してみると21年以上に積極打法気味になり柴田が引っ張り始めた時期。
チーム被OPSと期待失点との乖離 期待値に近くなった2022年横浜について想う - 所持雑感
引用
投手陣に関して急に良くなったんですよね。
切っ掛けは伊藤光の一軍再登録6/21以降と思いますが
これは別の話へ
あの時期にいろいろ嵌り始めています。
これ投手側だけじゃなく野手側もでして
カチッといろいろ嵌っていきます。
より顕著になったのはオールスター休み明け。
シーズントータル成績でみるとラミレス時代のような成績になっています。(三振、四球が減る→積極打法)
一時、現場と戦略室で綱引きのようなモノを覚えてましたが解消しています。
この結果が石井コーチの言う
「1点を確実に取る攻撃が大事になるが、そこに固執してしまうとDeNAの打線の良さがちょっと消えてしまう。どうしても春先から細かいところが先立ってしまっていた」
と言う話でしょうか?
通年でみると
DeNA・石井琢朗(野手総合)コーチによる意識変革によって起きたかもしれない得点力低下の可能性について思う - 所持雑感
大きな得点力の低下となってしまったかもです。ちょっとじゃないかも?
その得点力低下は
チームOPSと期待得点との乖離 過去11年でワースト評価だった2022年横浜について想う - 所持雑感
過去11年でワーストでした。
なぜ?横浜と中日が非効率だったのか?その改善の芽について - 所持雑感
に書いている通り選手構成に合わない野球(一点を奪う野球に必要な走力が不足)していたのが原因ですが
それでも、そんな野球をしたかったんでしょうね。
ただ今期通して戦略室と現場の確執のようなモノが大分解消されており個人的には期待したいです。
期待したいですが本来、しなくても良い試行錯誤のハズで
その辺は苦言を強く呈したいですが横浜は前に進むことになりそうです。
今期書いた記事中、前に進むと記述した事が3件ほどあります。(もっと?)
自分なりに横浜をみていて横浜を象徴する言葉の一つと感じています。
雨降って地、固まる。
現場がやってみて納得するのも大事です。
チームとしての蓄積された知恵に期待しています。
尚、
「1点を確実に取る攻撃が大事になるが、そこに固執してしまうとDeNAの打線の良さがちょっと消えてしまう。
未成熟故に、その良さが消えたのが対阪神戦CSでした。
初回からアクセル全開、フルスロットルで野球をした結果・・・ 22年CS戦に思う - 所持雑感
2022年CS ランナー一塁での打撃成績について - 所持雑感
1点を確実に取る攻撃が大事になるが、そこに固執してしまうとDeNAの打線の良さが消えてしまう。
春先、一点を奪う野球に対し懸念を表明してましたが
そこに固執してしまうと打線の良さが消えてしまうですよね。
それをCSでやり負けています。
未成熟でも理想系で挑んだ横浜でした。
その経験をスポイルしない為にも
石井コーチ、三浦監督らは10年ぐらいかけてしっかり指導し尽くして欲しいです。
その対比で一点を奪う野球に固執しない、してなかったのが新庄日ハム。
新規戦力が雨後の竹の子のように出てきていますがまぁそりゃそうですよねって感じです。
何処かで一点を奪う野球も指導するのとは思いますが
まずは打つ事、自由に打たせる事で選手の個性を見極めたように感じます。
制限強い野球すると今期の柴田らではないですが苦戦し易いです。