勝ちたかったんでしょうね。
同点、裏の回(ビジター)の場合は抑えは最後なんですが
森原を同点の9回裏から投入し回マタギさせ最後は11回の裏に三連投中の坂本、京山が捕まり敗戦です。
11回表に佐野のツーランで7対5と勝ち越した時は裏の中継ぎに不安を覚えながらも勝てる、勝って欲しいと願いましたが
厳しかった横浜です。
急速に中継ぎの状況悪化しています。
交流戦明けローテで無理して東、ジャクソン、ケイの3枚を表に集めていたほどなんですが
中継が危うくなり始めていて中9で投げ抹消可能だった東の枠を潰してまでローテの再編を行い中継ぎのケアを行っています。
その結果、中継ぎ、なんとかなったと思いましたが酷暑神宮。
一気に崩壊です。
中継ぎ、回マタギ止めて欲しんですが回マタギするとかなり苦しそうでしたね。
また中継だけでなく先発もジャクソンが
途中降板。
ケイも、石田ゆも5回もたずに降板しており回マタギの選択自体が悪手だった気がするんですが
こういう柔軟さって三浦監督あまりないんですよね。
気持ちで押せ、乗り越えろ派ですので。
で、森原がらしい投球で
できたんですが
酷暑神宮ですと回マタギした投手の多くが苦しく・・・
こういう気持ちでが好きな監督さんなんですよね。
昔は、こういう差配が多く傷口を広げ疲弊し中継ぎ潰していましたがベンチ枠が広がったのにも関わらず三浦政権になって中継ぎで故障多くなった原因でしょうか?
闘争心強い差配するのでもたないんです。
ただ今期はかなりいろいろ配慮していたんですがオールスターブレイク前もあって従来の差配をしたようです。
同点、9回の裏、森原投入と森原回マタギは実に三浦監督らしい差配でした。
そして他の記事でも書いていますが1番梶原、2番オースティン、3番佐野が機能しているのにランナー居るところで4番、5番が機能しきれず追撃が入っていません。
参考記事
24.07.21時点でのチームOPSからみたセ - 所持雑感
牧の得点圏が非常に芳しくないですが最低限意識しているのかノーアウト、ワンアウトで得点圏で打席に立つと結果芳しくない感じです。
牧に関しては
結果的に内野の間を抜けるケースはあったとしても、彼はそれ以上の打撃を考えてはいなかっただろう。後ろの打者を信頼した素晴らしい仕事だった。
あの牧の打撃こそ、本当の技術を持っているプロだと私は思う。
ポジティブな面もありますがネガティブな面もあるわけで
本当の技術をもってると評される牧ですら最低限の場面で苦戦しているのが今の環境です。
進塁打、最低限の難易度を皆さん低く見積もり過ぎてる気がするんですが・・・
ずっと言い続けていますが結構難しいですよ。
牧だから未だ打ててると捉えています。
ここ、後半戦に向けてのポイントでしょうか?
最低限出来つつ打てる。
そんな打撃できると相手バッテリー悩むわけで今の苦労が後で活きてくるかもです。
くるかもですが
難易度高いので、そこはご留意を。
来期以降の野球も睨み、4番牧動かさず貫き通すとみています。
まぁ、過去の三浦政権ですとしょんぼりしそうなカードでしたが今期の三浦横浜元気なので
期待しています。
マネージメントを思うとかなり良くなりました。
ホーム横浜、広島三連戦で三連敗したあのカードであっても次のカードでは皆さん元気でしたし以前ほど響かない感じですかね。
参考記事
試金石と感じる広島戦と 5/24(金曜)のポイントについて雑感 - 所持雑感
この時は未だ中継ぎ運用が荒く伊勢を潰してしまいましたがチーム状況を好転させています。
勝率5割から三連敗し借金3。
その後、状態悪化し2週間後の6/8に今期の最大借金6へ。
最下位ヤクルト0.5ゲーム差まで落ちましたがいろいろ手をかえ品を変え耐えていた横浜です。
昨年まではモチベーションブレイクするようなタフな差配(乗り越えろっ的な愛ある差配)が多く時に前向きになり難かったですが
今期はしゅんっとしやすいルーキーの度会や森らを上手くやり繰りしています。
良く選手見ていますかね。
野手については石井コーチとは思いますが、その辺は流石と思います。
梶原も暫く出場から遠ざかってましたが先発し始めてから打撃好調で3割超え今期は見立てが上手いです。
中継ぎ苦しいですがいろいろ今期の首脳陣手立てを考えてくれてます。
さて
7/21の試合寸評が記事の主体ではないのですが
平良の件です。
この神宮3連戦で投手陣は非常に苦しい想いをしたわけですが
横浜は一枠潰していたわけです。
7月、東の中9に次いでの事ですが。。。
参考記事
投げ抹消、再登録登板も可能だった東の中9日、ローテ再編意図について考察 24.07.09 - 所持雑感
長いので平良抹消に関する考察は次項へ