初回先頭打者出塁、2番にバントしない事の是非と やはり手ごわい広島新井監督 24.0.9.05

初回にバントしなくなった影響かどうかわかりませんが序盤に大量点とれている横浜です。

一時、横浜の長所を消すような序盤、野手へのバント指示が増えていて懸念していたのですが

 

9/4の試合、初回、先頭打者の梶原が出塁し2番蛯名がバントせず強攻、結果的に大量点につながっています。

 

まずバントすると間違いなく下がるのが得点期待値。

下がります。

1点が入る可能性はブレに入りますがノーアウト1塁の得点期待値0.8、確率0.4がワンアウト2塁になると期待値0.6、確率0.4となります。

 

バントすると一点どまりになり易い理由ですがアウトカウントを相手に与えるとはそういう事です。

サイコロを振る回数が多いほど得点期待値は高くなり易いです。

 

その一点どまりになり易い、相手にアウトを与える野球。

バントであったり最低限。

これが今の横浜に合いません。

横浜は構造的にロースコアで逃げ切りできないチーム状況です。

っと7月の時点でも書いてますが

守備力、中継ぎ、守り切る要素が弱いです。

 

その状況でロースコア前提のゲームメイクすると苦しくなり易いんですよね。

去年もぶつくさ記事で書いてましたが

 

現在、横浜は5連勝中ですが当該期間中に野手にバントを命じたシーンは3対2で競り勝った阪神戦のみ。(初回、蛯名にバント命じています。得点は入らず

 

後は先頭の梶原出塁しても強攻で得点を奪っています。

バントしないで負けると流れを失ったなどと商業誌などで書かれそうですが

バントしない野球が今の横浜の最善手です。

特に序盤。

終盤は良いんですよ、未だ。

横浜のチーム状況考えて序盤にするなって話です。

 

そういう分析が横浜の首脳陣できてない影響か勢いにのれませんでした。(わかっていても命じていた?)

つい序盤でもバント命じちゃうみたいです。

 

打率でリーグ5位の捕手山本に9犠打(最近みなくなりましたが9連敗中に3つ命じてました)も命じていますが・・・反省して欲しいです。

尚、山本の犠打は9連敗止めた後も2犠打してまして13試合で5つもしてました。

 

そりゃなかなか波に乗れませんよね。

チームの長所消すような展開でしたから。

 

結果論も内在しますが山本が犠打しなくなって以降、チームは10勝4敗です。

 

ここに初回2番犠打をしないを含めれると良いんですが5連勝中に3対2で勝った試合の初回、2番蛯名に犠打を命じています。(点は入らず)

 

なので完全に横浜の形出来てないのですが

 

初回犠打すると結果論含みますがロースコアになり易いです。

それでチームに勢いつくなら良いんですが

それ横浜のチーム状況に合いません。

ロースコアで勝ち切れるチーム作ってからやって欲しいです。

 

したいと出来るは違う。

これ三浦横浜のテーマですが

そろそろ折り合いつけて本来の目的である、試合に勝つを最上位に試合して欲しいです。

 

っと苦言を呈しつつも横浜の長所である力で相手チーム粉砕するのはテンション上がります。

新井監督の土俵に乗るなっと先の記事で書いてましたが満足です。

 

その後、追撃入れば尚良いんですが

初回含む序盤は相手が浮足たち易く、今日の球、何が良いだろうとか悩む時間です。

構造的に点が入り易いです。

 

特に初回は得点入り易いですよね。試合が落ち着かない事で点が入ります。

それをふいにしてはいけません。

横浜は勢いが必要です。

相手がうわぁって感じさせる圧を与える。

 

強攻して打てなくても、そういうモノです。

バントして点とれなくても、そういうモノですからガンガン行きましょう。

一点守れないだからね。

 

 

今こそ腹を決めて欲しいです。

他所のチームと同じ彼らがいう普通(初回バント)の野球しちゃ勝てませんよ。

そこまで横浜は強くないです。

構造的にロースコアの展開では勝ち切れ難い以上、欠点に目を瞑り長所を意識した野球をして欲しいです。

欠点は敗因になります。

結果、負けると外野がうるさいと思いますが気持ちを強くもって野球して欲しいです。

 

 

そして表題の新井監督。

初回5失点し2回にも1失点、計6失点した先発の アドゥワを6回まで引っ張りました。

 

試合捨てたわけではないですが自重しています。

この9月に、こういう試合できるのが凄い。

4回ならわかるのですが6回まで引っ張っています。

先発のアドゥワは3回以降、無失点に抑えたのも含め次につながる結果でした。

ビックリしました。

今日、がむしゃらに横浜に対し勝ちに行くのかわかりませんが広島の残り試合も考えつつタクト振るようです。

 

この戦力で良くやります。

得点相関の高いチームOPSと被OPSの差でセを俯瞰すると

 

1位 巨人 OPS.645-被OPS.606=0.039

2位 横浜 OPS.692-被OPS.654=0.038

3位 阪神 OPS.632-被OPS.604=0.028

4位 広島 OPS.605-被OPS.604=0.001⇦ OPSで試算する戦力では得失点±0ぐらいで勝率.500目途ぐらいの戦力 ずっとそう書いてますし、そう推移しています。

 

5位 中日 OPS.610-被OPS.634=-0.024 2017年の横浜ぐらいの戦力

6位 ヤクルト OPS.647-被OPS.725=-0.073 

 

っとなっています。

OPS、被OPSの割に勝てないチームに関してはいろいろ諸事情ありますが今期、横浜の場合、首脳陣にエクスキューズ、情状酌量の余地あり良くやってる方です。

 

今年は本当によくやっています。

チーム出力リーグ2位に押し上げてる時点で素晴らしいです。

過去は押し下げるような差配してましたが今年はほとんどしていません。

 

OPSでみて期待値ほど勝てなかった理由についてはは後日記事で書きます。

連勝し難い構造なんですよね。

当たり前です。

それで連勝できるかが次のポイントです。

 

今回の5連勝は雨で4試合流れ 東、雨、雨、雨、雨、東の影響もあります。

課題は他の先発陣。

週末カードで投げる彼らが今の勢いを持続できるかです。

中継ぎも含めてです。

今は中継、疲弊していませんが新井監督見倣って先発が相対的に弱い週末意識した差配が求められます。

 

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

9連敗止めた後、懸念していた

一応、これから記事で書いている通りチーム状態好転するのですが

最低限をチーム戦術の一手として重視し突き詰めるなら後、もう一ひねり必要な感じです。

これが機能すると短期決戦強くなるはずなので注目点でしょうか?

 

まぁ突き詰めていたとは言えないラミレス横浜も短期決戦滅法強かったですので

+α程度と言うか・・・ただ現首脳陣にとっては戦い易い形ではあります。

 

それなりに期待していますが

今のシナリオですとシーズントータル勝率.500ぐらいでしょうか?

打ち勝つ野球した方が良い気がしますがどうなりますでしょうか?

 

当時は最低限するだろうで勝率予想.500前後でした。

残り試合26勝20敗で残り試合終えるじゃないかと予測しています。

その最低限の割合減らし始めており状況が変わりつつあります。

もう少し上を狙えるかもです。

 

横浜の注目点、変化点としては長所である打撃を全面に押し出して戦い続けられるかでしょうか?

これチーム方針と絡むのでいろいろ難しいのですが

 

そしてやっぱり新井監督は手ごわいと。

よく、この出力で戦えると感心しています。

 

OPS評価上、出力上位が巨人、横浜、阪神といて首位ですからね。

凄い。

 

かなり無理して戦っていた時期もありますが9/4の試合のように温存も視野に戦うなどギリギリを戦っています。

 

今日、むちゃくちゃするのかしないのか注目点ですが

むちゃくちゃしない予感もあって

 

hochi.news

 

ゲーム差みつつ慎重にアクセル踏む試合選んでそうです。

来週、火曜より今シーズンを占う第一ラウンド。

巨人3連戦を広島さんは控えています。

ここに向けて力蓄えているかもですが要注目。

 

 

 

 

山本の起用、過負荷への懸念。

適度に休ませてください。

9月なので気合で乗り切っても良いかもですが懸念事項。