危惧通り梶原の状態が怪しくなり佐野もですが
シーズン中に様々な指導を行っている石井打撃コーチです。
佐野に関しては
シーズン中に打撃改造して成績戻したのですがさらに打撃が変わってまして消化不良気味になっています。
佐野にも、梶原に対して上手くいった脱力打法を指導しているようですが今一な状態です。
梶原には三振厳禁を課し逆方向への意識の強い打撃(変化球対策)をさせています。
結果、危惧していた通り彼の長所の引っ張りが影を潜めてしまいました。
度会にも欠点の三振を修正しようとして引っ張りがおかしくなりましたが
焦りにも感じる打撃指導をしているように感じます。
右は田代打撃コーチがみているようなのでそこまで悪影響ないのですが・・・
2番牧で牧が2番の打撃をしてしまい、牧を後ろに下げて復調を促す程度に細かな打撃の弊害をチームも認知しているはずなんですが
石井打撃コーチに関しては妙に?かたくなんですよね。
5,6番で打たせる事で本来の打撃を思いださせ2番に戻しても2番の打撃をせず牧は牧らしい打撃をしています。
にも関わらず振らない打撃の弊害を熟知しているはずの石井打撃コーチが行ってる指導の不整合。
焦り?
逆方向の打撃自体は何処かで取り組まないといけない指導です。
三振を減らす対策として王道です。
しかし、打撃が未熟な打者に、それやると打撃が崩れやすいんですよね。
三振の多い打撃を許容する、4番のような打撃をさせる事でスケールの大きな選手がピックアップされやすいです。
新庄日ハムの指導が伸びやすいと以前から記事で書いています。
引用
その対比で一点を奪う野球に固執しない、してなかったのが新庄日ハム。
新規戦力が雨後の竹の子のように出てきていますがまぁそりゃそうですよねって感じです。
何処かで一点を奪う野球も指導するのとは思いますが
まずは打つ事、自由に打たせる事で選手の個性を見極めたように感じます。
制限強い野球すると今期の柴田らではないですが苦戦し易いです。
22年の新庄1年目の野球をみて日ハムは躍進すると確信してました。
そりゃそうで。。。ラミレス以上に徹底してましたからね。
その逆の指導をする傾向が強いのが石井打撃コーチ、というより旧態以前の野球の観の強い横浜。打線の良さを消してました。
過剰なまでのバント、進塁打信仰は横浜だけじゃないなんですが・・・
確かに極めると武器にはなるのですが指導が難しいです。
記事でも指摘している通り彼(石井コーチ)が加入したチームの育成が?になり易い原因とみています。
危惧通り技術不足の森への指導結果(だから二軍に落とせと書いていた)が芳しくありませんでした。
あるレベルにまで到達したチーム、選手に石井コーチの指導は善き影響を与えます。
広島3連覇の立役者の一人と思いますが発展途上の選手の指導結果、実績今一なんですよね。
伸び悩むケースが多いです。
現在、打撃好調の森をチームは上位に戻していません。
8番で森に自由に打たせたいからです。
場合によると4番のような打撃を彼にさせています。
それとの対比で、あの未熟な森を21年に三浦は2番で17試合(次いでは7番で5試合)も先発させていますが
その時のしたいで野球(しかし出来ない)をしていた首脳陣と違い今の首脳陣は選手の状況、特性をみて起用しています。
石井打撃コーチが加入して以降、21年ような選手特性を考慮しない打順減っていますが(戦略室が口を出している可能性もある)
過去記事で一軍帯同罰ゲームと指摘していたようなバカな指導は昔との比較でやっていません。
しかし石井コーチが絡むと妙にズレを覚えます。
そこに石井の焦り、何かを残したいようなモノを覚えています。
3年待ってくださいって大見えきっていたのは知ってますが出来ないんだからしっかりやりきって欲しいです。
牧加入に伴う横浜黄金期(相手も弱く優勝できる戦力がありました)を逃した以上、次の黄金期にむけて責任をもって頑張って欲しいです。
そうでないとまたやらかす危惧あるんですよね。
横浜関係の解説者、ライターの書き方含めてです。
未成熟でも理想系で挑んだ横浜でした。
その経験をスポイルしない為にも
石井コーチ、三浦監督らは10年ぐらいかけてしっかり指導し尽くして欲しいです。
っと22年に書いていますが
新庄日ハムと違い彼らが失敗するのは半ば予期された事でした。
何度も記事で指摘している通り難しい指導です。
その新庄日ハムの成功例に関しライター記事は進塁打云々の話をおそらく書かないでしょう。
NPBのドレスコード違反ですから躍進の理由と書きにくいです。
その試行錯誤の経験をスポイルしない為にもしっかり指導しつくして欲しいです。
石井打撃コーチの契約は3年契約だったと記憶しています。
最後までやりきって欲しいと再度記事で書いておきます。
優勝するチャンスを逃した横浜はこれから暫く低迷期の予感が強いです。
再建には2,3年。
優勝できる戦力(変な指導をしなければもっと打ってたし勝てた)があった2021~2023年の過去3年と違い今期同様Aクラス争いは出来るかもですが非常に厳しい戦力読みになりつつあります。
その後に編成が目論んでいる黄金期(2026、27年)が来るはずです。
そこまでチームを追うつもりです。
途中で挫折しないよう頑張ります。
しかし勿体なかったなぁ・・・過去3年間。
今年、あまりにマネージメントが良くなり過ぎて余計に悔しくなり始めていますが
この戦力で、ここまで戦えるんですね。
ヘンテコなチーム戦術が減ったのもあり(選手が成績出しにくい方針がいくつかありました)チームOPS-被OPSでみると過去最高戦力かもです。
これを21~23年でやってくれればと思わないわけでもないですがしょうがないです。
そして
にも関わらず運用がぁーっと言わないのはチームバランスを監督采配で修正できないと思ってるからです。
だから9連敗止めた後の予想が26勝20敗ぐらいで優勝届かず予想でした。
(2番牧に固執し5、6番で復調を促すような差配を当時織り込んでなく、首脳陣の野球観の変化を覚えます。26勝20敗より成績がよくなるかもしれない理由です。当時はシーズン丁度5割が26勝20敗でした。現在、66勝64敗。あれ(・・? 予想に近い。ずれに関しては他で想定外が起きてるから。総括記事記載予定)
かつ、後半戦に向けた戦力寸評で
引用
(阪神)まぁまぁ強いですが昨年、記事で書いていた通り野手が年齢的に世代交代期(27歳以降成績低迷し易くなります)に入り始めていて打線が低調です。
不調だった選手を二軍で調整させ9月に勝負をかける段取りを踏んでいるようですが
捉えられて広島、横浜まで?
相手一番手の巨人さんと比較すると決め手欠くように感じますが今の様相だと9月巨人と阪神がマッチアップしてそうで・・・
当時の読みに対しズレが入るようなことなかった事で予想通りになっています。
大分、野球見なくなりましたが未だ大よその予想は当たるようです。
デルタの数字みていればもう少し詳しく書けるかもですが
横浜が苦しんでいる投打のチームバランス。
この感覚分かりにくいかもです。
戦力リーグトップでも優勝できずBクラスに沈んだ2015年の広島型に近いです。
佐野の低調なWARを理由に外せとの話を聞きますが彼外すとチームバランス崩れるんですよね。
こういうの言語化難しいです。
デジタルで語り難くアナログ的な表現含みます。
単純な指標のみで語ってない所にこのブログの良さあると個人的に思っていますが
だからこそチームも佐野を先発で起用しています。
全体最適化論と部分最適化論は違いますが佐野のWARを理由にはずせ論は部分最適化論に属す危惧があります。
得点と失点、どちらが勝利に直結するかで言うと得点なんですよね。
相関係数上でみてもですが(バランスの話)
しかし佐野、今の脱力打撃では推しにくいです・・・
長打打てないように感じる打撃です。
理論はわかるんですけどね。
春先は未だ復調するとみて推せたんですが未消化かな。
佐野外すとバランス崩れると言いつつ、かなり宜しくないので外してもとっと思いますが
その辺、今の首脳陣みているのでどうするか?注目です。
牧とオースティンの間を連結するような打撃(四球出塁)しているようにもみえるので成績以上に評価高そうにもみえます。
佐野は技術あるので最低限打ってくれる打者でもあります。
この辺のいい塩梅、差配が石井打撃コーチ上手いんですよね。
練習している選手をよくみていると感じます。
故に梶原の今の状態もわかっていてやらせているとみていますがいやはや理想が高い。
結びに石井コーチには悔いなくやり切って欲しいです。
猛練習させいたい派です。
現状に強い不満もあると思いますが26,27年に訪れるだろう優勝のチャンスに向けて準備して欲しいです。
3年待ってくださいを守れなかったと責任から辞任しそうな感触も覚えますが難しい野球しているんですから当たり前です。
どうしてできなかったのか?しっかりご自分で検証をお願いします。
三浦監督もBクラスだからで辞めないようにお願いします。
場合によるとAクラスでも辞任しそうですが本当の苦しさは来期からです。
やりきってください。