21年開幕前、優勝争いできる戦力あると推計しながら横浜は最下位に沈むと予想してました。
当時は前向きな最下位になると書いてましたが・・・
想定より改革遅々として進みませんでした。
21年オフ記事で過去10年でセの監督評価上、ワーストの結果だったと書いてます。
牧加入に伴い突然訪れた黄金期。⇦二遊間にオールスター級野手が入るインパクト大きいです。
22年の横浜の戦力推計は優勝候補筆頭と予測してました。
2022年戦力予測 21.12.17 既存戦力でセ、トップの横浜に思う - 所持雑感
しかし無理だろうと21年シーズンオフに予測記事を書いています。
ヤクルトと横浜の差について雑感 埋められると思っていた時期が私にもありましたが・・ - 所持雑感
その当時も記事で書いていますが
痛感しますがラミレスは横浜に不要だったと感じます。
方向性の不一致、修正にどれだけかかるかわかりませんが横浜一心というスローガンを掲げていたのも
その辺が原因かもしれません。
その修正、現実と理想のギャップ。
したいと出来るは違う。
最低でも走者を進める打撃が求められる場面 したい(意識)と出来る(技術)は両輪である - 所持雑感
そのギャップにより長所が影を潜め神里、細川らが苦しみます。
その結果、21年同様苦しみ戦力ありながら9月を待たずに22年も優勝争いから脱落しています。
そしてCSでも負けると思ってましたが
やっぱり負けました。
チームの特性を無視した相手得意の土俵にあがっている以上、試合巧者の阪神矢野に勝てるわけもなくカードの切り方も今同様、課題ありベストを尽くせませんでした。
カード切るのが早い過ぎるんですよね。(最後に藤田が代打で出た原因)
勝ち気なので。我慢自重が苦手です。
代走出し過ぎて外野最後の一枠になってしまった大田を代打で出せず藤田も最低限を狙い、苦手のストレート引っ張りましたがお約束通りあえなくホームゲッツーを喰らっています。
あの試合、横浜は同点、延長も視野に野球していました。
その時点で大田を代打で出せません。同点にしても延長に向けたゲームプランが立てられない。
そりゃ負けますわね。
課題覚える試合通してのゲームプランです。
引用
一点を奪いに行く野球でしたがその実、9回の時点で結果的にそうならざる終えない構造でした。
攻めっ気が強く想定外に弱い特徴が三浦横浜にあります。
ゲームプランに柔軟さがなく一点差勝敗で過去一度も勝ち越してない理由と思いますが3年連続Aクラスにも関わらず一度もないです。
今年も20勝25敗と負け越しました。
接戦に弱いチームなのに僅差勝負挑む特性は何処から来ているのか・・・今期もチーム特性上守り切れないのに初回から前進守備を敷くなど勝ち筋を自ら消すような野球を未だにしています。
23年はバウアー不在時で三浦監督のマネージメントでは最下位もあり得ると思ってましたがバウアー(中4登板で開幕予想で指摘していた横浜課題の先発投手陣をケアできた。この延長線上に今期の先発のていたらくがあります。)加入で様相が変わり優勝できるようなチーム状況になっています。
なりましたが7月に失速。
交流戦で初優勝する戦力ありながら22年同様、9月を待たずにシーズン終了しています。
そして戦力で1,2枚下の広島の後塵を拝する野球で順位でも抜かされCSでも粉砕されています。
あまりの野球にがっかりしました。
三浦監督の課題が凝縮したようなCSに想う 23.10.15 - 所持雑感
24年、23年の野球の延長するなら最下位も十分あり得ると予測してました。
しかし編成が介入すると宣言していた通り普通の差配と評するような状況へ
戦力推計(三浦監督デバフがほぼなくなりました)通りのチームに。
三浦監督の欠点が縮小し良さが出始めています。
21~23年も24年ぐらいの差配してくれれば9月を待たずにシーズン終了する事なかったのですが
一番戦力素性が良くない24年が皮肉な事に過去最も可能性ある9月となってしまいました。
止まるべくして止まった連勝 こういう時こそ前向きに過去一で可能性ある9月を見守りたい 24.09.07 - 所持雑感
尚、戦力素性が良くないと評した24年ですがラミレス時代とは一線を画す戦力です。
比較にならないです。
参考記事
24年はDeNA史上最高の打線でした。
WRC+で8勝ほど打線で積み上げています。
リーグ最強打線を初めて構築できた理由はオースティンの影響も大きいですが牧加入と捕手山本(二軍で1年研鑽したのが良かった。)によります。
二遊間、捕手で違いを出せることで野手WARは高くなりますが
その黄金期が終わり優勝できるチャンスを逃した横浜です。
本当に口惜しかったです。
短期的にお休みの予感強いです。
だから2018年にラミレスを解任すればよかったんですが・・・
監督OJTに都合4年もの時間をかけてしまいました。
チームは前に進んでますが失ったのは優勝するチャンスでした。
牧加入と言う僥倖をチームは活かせませんでした。
差し引き、なんとも言えませんが
後の事を考えると必要なコストであったと考えています。
三浦監督を支持する理由は三浦監督じゃないとチームがもたないからです。
ラミレスがOB、コーチからそっぽ向かれコーチから話を聞いたと遠藤などがチーム批判を繰り広げてました。
遠藤とつながりのあるコーチなんて早々いないからわかるんですけどね。迂闊過ぎるというか、だから弱いです。
三浦監督が横浜一心で前任者の野球の一新を図り最下位に沈んだのも故なき事でないです。
哲学が横浜にはないです。
だから弱い。
私が恐れるのは監督解任でまた横浜一新されかねない事です。
常々記事で書いている通り三浦監督らには哲学を残して欲しいモノと期待します。
でないとこの球団繰り返すというか
OB、ライター、ファンの望む野球と勝てる野球の乖離を埋めきれない事で優勝から遠のく危惧を抱いています。
新任監督が采配で戸惑ったり硬直化してしまうのは仕方がないとして、それをフォローし、進言するのがコーチ陣。だが、その様子があまり感じられない。前任者よりも仕事はしやすいと思うのだが……結束力を #baystars
— 石塚隆 takashi ishizuka (@zooker72) 2021年4月10日
チームが勝つためにラミレスが突出する必要があった5年間。
その軋轢はOBが激しくチーム批判をすることでファンの離反を招きました。
この批判が少ないのが三浦横浜の良さです。
最近、三浦監督辞めろとの話を聞きますが哲学残ってないですよ。横浜。
横浜の野球とは何か?
練習時間ですら二転三転しています。
残すべきものは残して欲しく三浦に期待しています。
さて、そんな24年三浦横浜。
22年、23年と違い、CS前から、このチームでは勝てないとまでは感じません。
試合の外は普通の采配しています。
試合中の差配には相変わらず課題を覚えますが
ちょっと面白いかも。
次記事で見どころについて。
シーズン通してみて
ウィックと、勝たなければいけない試合で勝った横浜の今後について 分水嶺になったかもしれない試合 24.08.28 - 所持雑感
引用
CS面白いかもですね。
今年の三浦横浜なら過去と違い、ポジティブな試合記事書けるかもです。
全体マネージメント、差配が良くなりました。
試合中の差配、カードの切り方、勝負勘に属す分野は疑問に思う所もありますが大分、普通の差配になってきています。
8月に書いた記事でCS面白いかもと書いてます。
首位広島と8ゲーム差、3位阪神とは4ゲーム差(試合数考えると星読み上厳しい差)の4位なのにCSに行くモノと思っていたようです。
広島失速すると思って書いていたようですが
展望記事でも書いている通り戦力なく結局力尽きました。
広島さん優勝出来たら凄かったですが、あの戦力で23年同様、その戦力差を覆して戦っています。
チームWARで最下位中日と広島、大差ないと推計しています。
得失点相関の強いチームOPSー被OPSでも大差ないでしょうか?
そして横浜のシーズン成績は9連敗止めた時の書いた記事の予測レンジ通りの勝敗で終えています。
まぁしょうがない。⇦来年苦しむ理由、一休み原因
詳細、記事で書く予定です。
読者はわかっていると思いますが歴史はある日、突然でなく連綿と繋がります。
因果の多くは過去にあり来期、横浜は再編期に突入するのでは?ないかとみています。
ドラフトで、その辺の展望を球団がどう?考えているかがわかります。
その指名をみることで横浜の今がわかります。