チームOPSー被OPSで一番なのに優勝できなかったチームの特徴について 25.02.19

aaakkkaaa.hatenablog.com

補足記事で

チームOPSー被OPSで一番なのに優勝できなかったチームの特徴です。

 

2021年阪神はマネージメント、戦力運用でSランクでしたが同戦力(ともに+0.030)が居た上にSランク評価のヤクルトが存在する事で優勝を逃しています。

21年に関しては言及し難いです。

他、2022年阪神、2014,15年広島に関して分析すると

 

優勝チームが9/10達成している

①、チームDER(簡易)がAクラス内ではない 

2014,2015広島が該当。

菊池、田中が二遊間を堅め、センターに丸がいる布陣にも関わらずDER低迷しています。

捕手が経験不足(会澤)で二遊間もだと起きやすい傾向。

 

 

 

優勝チームが9/10達成している 

②、4番が・・・

2015年広島が該当。

打線の軸固まらず。

 

 

優勝チームが整備できている後ろ3本

③、後ろが

2022年阪神、2014,15年広島が該当。

2022年の阪神は気の毒の一言。打線も含めて総てがかみ合いませんでした。

これが戦力上位で優勝逃すメインの理由と考えています。

結果、

優勝チームの9/10達成している

④、③の影響もあって一点差で負け越す

2014,15広島、22阪神。 

一点差勝敗と後ろ3人は&条件に近くピタゴラス勝利率から期待される勝率と乖離した結果になり易いです。

 

そして

⑤、リーグ一番でも戦力が傑出してない

優勝を逃したチームのチームOPSー被OPSは+0.025~+0.035とリーグ一番と言えども低出力で混戦になっています。

付け入る隙があり課題を抱えているわけです。

特に後ろの整備で課題あることで一点差勝敗で負け越しており戦力差がない混戦故に響いています。

 

尚、チームOPSー被OPSで+0.050、期待勝率で0.550超えた上にリーグ一番のチームは総て優勝しており未満だと覆される場合があるという結果となっています。

シンプルに力こそ総てです。

広島3連覇時に、同数字で広島は+0.10(期待勝率.650以上)という数字をたたき出し力で相手をねじ伏せてました。

が、まぁ・・・小技に執着し過ぎるので

その逆がラミレス横浜。

3連覇中広島さんと違い当該期間中、一度もチームOPSー被OPSでプラスを記録した事がないです。

ないですが長所全振りの隙の多い野球をして広島さんと好勝負繰り広げています。

これで良く優勝して当然と言われていたと思います。

未だに不思議というかWARでみると広島さんとの差はさらに生じますからね。

 

 

⑥、マストではないですがレギュラー外国人野手0

2015年広島と21,22年阪神が該当。

 

 

 

 

まとめ

OPS評価でリーグ一番でも、そもそも論で傑出してないです。

結果、苦戦し易いです。

次いでマスト項目である簡易DERや打線の軸の構築などで苦労しています。

 

さらに中継が混乱しているケースが多く多いというよりこれが一番の原因でチームが苦渋を舐めやすいです。

チーム不安定化に拍車をかけ戦力差を覆されています。

中継の混乱が一番影響強くピタゴラス勝率との乖離を産みやすい一点差勝敗で負け越しやすくなることで勝てなくなります。

 

一点差勝敗強く、常にピタゴラス勝率以上の勝率を記録しながら最下位低迷した特異なチームと言うと立浪中日さんです。

チームOPSの割に得点奪えない、被OPSの割に失点が多い、結果、得失点はチーム成績の割に極めて悪いのですが得失点で期待勝率みると後ろが万全なで良績。

ピタゴラス勝率だけでみると良い監督さんなんですが

 

ピタゴラス勝率に関して多くは編成起因なんですよね。

 

先の記事で中継は先発と違い力を求められやすく防御率が先発との比較で悪化し易いというレポートを提示していますが

 

1point02.jp

勝ちパは本物の力を求められやすいです。

負けパですと投球の自由度があるのでいろいろやれるんですが勝ちパの場合、様々な約束事があり投球の自由度を縛る事でわかっていても打てない球を求められやすく、それが故にシーズン中の手当てが非常に困難なケースが多いです。

 

ここ今期、かなり難しく感じてまして・・・

監督ではどうにもならないケースが多いです。

結果、ピタゴラス勝率と監督の相関が弱いと考えています。

 

ranzankeikoku.blog.fc2.com

引用

これが監督の采配能力を表しているかと言われれば正直なところ疑問符を付けざるを得ません。
言い換えれば「監督の采配のみで接戦を多く制することは難しい」と言えるのではないでしょうか。

っと私も考えており影響強いのは中継ぎ整備度です。

そして相関弱い事からもわかる通り何年か監督やってると一回は中継に課題覚える年があり、同様に一回は中継が万全になるときがあります。

結果、相関が弱い数字になるものとみています。

 

勝ちパ。

後ろ3人。

どうしても本物の力を求められちゃうので

その本物の力を持った投手が横浜にいるのか?になります。

懸念点です。

 

そこも含めて横浜でチームの、編成の頑張り期待したいです。

 

過去の球をみると故障前の入江が戻ってくると大分ブルペン楽になりますが入江復帰だけでは足りず手薄な分野になっています。