森のセンターコンバートをみて編成批判する方は多いと思います。
過去、センターにコンバートされて成功した遊撃手の多くは遊撃で満足な守備を発揮できなかった選手たちです。
梶谷が分かりやすいですが彼らは打撃を期待され外野コンバートされています。
中日福留らもその系譜でしょうか?
では?森は?
遊撃で十分すぎる守備力を発揮していました。
遊撃守備だけでみるならチームNo.1評価です。
普通の編成なら森に二塁か、三塁の守備もやって貰って内野守備に特化させる方が無難な編成でしたが球団はしませんでした。
理由①、センターが居ない
理由②、守備型選手として森を考えて無い 打撃を鍛えたい
表層的にはセンターが横浜に居ない事。
今、一軍に居る選手でセンター守れるのは蛯名ぐらいです。
しかし、その蛯名もセンター守備が良いわけでもないです。
普通ぐらい? センターぽくないんですよね。
万全ならセンターの守備に就いているのは梶原で
蛯名は両翼の守備に回っていたモノと考えられます。
その梶原も桑や関根、神里らとの比較で上手いかと言うと疑問で、、、
居ないわけです。
そもそも外野にプロスペクトが二軍で手薄となってしまいました。
松尾指名ドラフト時に外野不足懸念する記事を書いています。
その翌年にドラ1で度会を指名したのは外野が横浜に居なかったからです。
内野も手薄ですが内野以上に候補が居ない感じです。
内野の場合、毎年ドラフト中位ないし上位で選手獲得し続けており根詰まり起こしかけていました。
森 2019年ドラ1 24歳 今期から外野へコンバート
林 2022年ドラ3 26歳
井上ケント 2022年ドラ6 26歳 宮崎の後継として獲得されましたが手薄な外野へ
石上 2023年ドラ4 25歳
加藤響 2024年ドラ3 24歳
田内 2024年ドラ5 19歳
宮下 2025年ドラ3 22歳
成瀬 2025年ドラ5 25歳
小田 2025年ドラ1 23歳
ぱっと見、まず気づくのが三浦監督前期に育成していた内野手、ほぼ壊滅している点です。
誰も居ない。
これは外野にも言えほぼ居ないです。
おまけで言うと投手も似た状況かな。
投打に最近指名した選手が中心にファームで育成されています。
明確に編成主導になったのは2023年オフからでしょうか?
そこに前後して2022年(木村社長就任年 2021年までは前職)から色々手をフロントは入れ始めています。
結果、今ファームにいる選手の多くが投打で2022年以降なってしまいました。
たった4年でほぼ選手が入れ替えされつつあるんです、、、
投打に二軍で鍛えられている選手の多くは2022年以降。
前球団社長の元沢伸夫さんも、三原さんも野球詳しくない人なので現場に引っ張られる差配しており、、、
これが今の横浜の苦境の原因に一部なっています。
木村球団社長になってから各種改革が進んでいます。
その改革をみて
2024年に感じる可能性を覚え、その期待通りにチームが普通になり今に続いています。
普通の采配になっただけで日本一になっています。
今は普通というレベルでなく明確な+αをチームから感じるようになりました。
その編成が外野手足りないからだけで外野にコンバートするわけがないです。
確かに外野いませんが森以上に上手い遊撃手はチームに居ません。
遊撃手の育成の難しさは捕手に比肩します。
その遊撃手で及第点以上の守備力を発揮できる選手を外野に回すのか?っというとないです。
大和や元横浜の石川など選手構成的に一軍で一時的に中堅に回す例ありますが
ファームの選手で育成途中の若い選手をわざわざ外野に回す例はないです。
守備に課題があって外野に回る例はありますが森のように遊撃守備上手い選手をわざわざ外野に回すなど聞いた事がないです。
当然、その編成は従来のコンバートは違ってるわけです。
遊撃のライバルは
林、石上、成瀬、加藤、西巻、田内といますが
外野、ファームでセンター守ってる選手はほぼ森のみ(か梶原?)です。
現時点での守備力でも蛯名、梶原の中堅守備より上ぽいですが(センターに求められるのは走力で打球判断の難しい両翼より守り易いです)
森をセンターで鍛えたいでなく
森の打撃を鍛えたい。
自然、一軍の近道がセンターでもあるんですが
本命は大和型でセンターであるレベルの打撃結果を出せれば直ぐにでも遊撃に戻したいわけです。
ともかくファームで打席に立たせたい。
そういう差配、コンバートでしょうか?
正直、順番逆なんですがねぇ、、、
ホント、何やってるだぁとは思いますが
あの未熟な森を一軍で使うから今さらファームで打席を与える羽目に陥っています。
森自体は器大きく、短期間なら2024年CSで活躍したような打撃期待できるんですが基礎がないというか、、、
その基礎を今さら鍛える羽目に陥っています。
陥りましたが
かなりの期待を覚えるコンバートです。
そして、その根幹にあるのは森が打撃で成長できないかもしれない運転。
打撃、打席与えれば成長するだろうなら遊撃手として下でも鍛えれば良いのですがしていません。
2026年のチームはだろう運転ほとんどしないんです。
複数プラン準備しつつかもしれないに対応しています。
結果、先発、中継ぎ、野手に問題を多数抱えつつも土俵際耐えています。
チームとして森に打撃に関して向き合わせたいという決意のようなモノを覚えます。
覚える一方で保険もかけている感じです。
どちらにしろあれほどの守備力ある選手ですから一軍戦力なんですが
その一軍戦力をわざわざファーム漬けして鍛えているところに編成の意志を覚えます。
かなり森に期待していますかね。
ここが同じく外野にコンバートされた井上ケントとの立ち位置の違いで彼はセンターでなく両翼を守る選手として育成されています。
両翼を守れる選手と言うと
度会、勝又、梶原、蛯名、佐野、筒香、ヒュンメルらが一軍戦力として浮かびます。
センターとの比較で両翼ほどほどに層が厚いです。
これがセンターに限ると両翼に回したい選手を守らせてる面有るので薄くなるわけです。
一軍の外野UZRかなり悪いんじゃないのかな。
勝又の守備も未だかなり悪い部類ですから。(未だ不慣れなのか佐野より動き悪く感じます。)
あるレベルの打撃を二軍で出せれば中堅として上がって来ちゃう感じです。
以前は未熟だから下げろと良く記事で書いていましたが
2024年以降は下と上を経験させつつ育成すべき段階に来ており早晩上がってくるとみています。
問題は森のファームの打撃成績。
ファームで参考になる数字は
①、三振率
②、長打率
この①、②が未だ森ダメなんですよね。
三振率が4.4打席に1つ、話にならん。
そして長打率が.355しかない。
原因は? 四球あり気の打撃。
横浜で育成されていた昔の百瀬思い出します。
そのかいあって四球は多く森のIsod 0.86もあります。
最も二軍での数字ですが、、、
2025年の森のファームIsoDは0.36でした。
そして三振率は6.6打席に1つ。
2026年になって四球、三振が大きく増えてしまってる森です。
四球を稼ぐ代わりに好球必打を封印し三振が増えてるわけです。
必然、長打率も落ちやすい。
明らかに後ろ向きな打撃アプローチを森はしています。
これ上手く行った試しがないんですよね。
ないんですが
わかっていてやってる可能性があって
テーマを持って打撃に取り組んでる可能性あります。
セイバーでは長打率、三振、選球眼関連の数字は変化し難いと言われますが
打撃アプローチ次第で全く違った数字になります。
2021年の三浦横浜がそうでしたが
打撃アプローチの変更の影響大きいです。
チームもわかっていてやらせていると思います。
その意図は一部図りかねますが
本人が主導してやってるのかもしれません。
本来、これを早い段階でやらせて欲しかったです。
森個人が試行錯誤し悩み納得して自分にあった打撃スタイルを確立する必要があります。
その為に球団も我慢している感じかな。
遊撃なら上げたくなりますから。
罪深い我慢の起用でなく前向きな我慢の起用です。
に感じます。
一軍で使いたくなる選手を我慢して二軍で育成する決断をしています。
一般的な我慢の起用とは色合いが違います。
一軍で起用すれば伸びるだろうで起用すると基本的にほぼ失敗しています。
一軍で見つかった課題を解決できるかは二軍であるレベルの打撃ができる選手になります。
その二軍で満足な成績だせない選手の多くは伸び悩みます。
横浜と言うと罪深い我慢の起用が多かったんですが
ファームで一軍戦力を我慢で起用、育成できるぐらいの胆力が生まれ始めています。
森に期待するのはただの守備固め、WARで+2.0勝程度じゃないんです。
彼、起用するとWAR+1.0~+2.0勝期待できると見立てていますが
これ実は横浜の野手では高い部類です。
一軍戦力と言って良い森の起用を我慢して課題有る打撃をファームで鍛えています。
未だ彼、24歳です。
何気に一軍遊撃候補では田内を除く最年少なんですよね。
遊撃再コンバート視野に森は期待されています。
尚、二軍成績の目安としては2025年に書いた記事
別格評価が松尾、度会。
この二人は抜けています。
抜けているので彼らを一軍で我慢して使う事に異論ないです。
二軍でやる事は彼らにはないです。
次いで良かったのが2025年にブレイクした蛯名に井上ケント。
期待の梶原は選球眼に課題有って、その欠点が足を引っ張るかもしれないと記事で書いていますが(欠点ありつつも適当にこなしてくれるという期待感ある記事構成になっていますが現状苦戦中)
欠点を突かれて現在、研鑽中。
その彼らと比べて森は?
になると
当時の森は2段ぐらい落ちちゃうんですよね。
2024年CSで大活躍して(懸念が強い選手でした。
まぁ打撃見ればわかると思うんですが、、、不安定と言うかスタイルが確立してないんですよね。
自分の打撃がわかってない感じです。
自分探し、自分の打撃とは何かを探す研鑽を今、ファームで森はしています。
わざわざ起用し易いように中堅にコンバートしている点がポイントでしょうか?
尚、
引用
育成中の選手の目安です。
三振率は四球あり気の野球していた影響で森の数字では見えてこないかもですが
注目は長打率の方。
出来れば.450程度欲しいですが長打率、.400超えたら昇格あり得るかもです。
投打含めファームで待機中の選手で一番の大ゴマが森です。(次いで藤浪)
外野守備力が大きく改善しますし将来的な遊撃再コンバートまで含めるとチームにとって非常に大きな利得を産み出してくれる可能性をもった選手です。
この選手が一軍に上がれると色々、横浜はより面白くなります。
森は色々あって遠回りを強いられたと思いますが
その遠回りが先々活き活躍することを楽しみにしたいです。
因みに
後ろ向きの野球止めて今は好球必打気味の打撃をし始めてる可能性あります。
長打率.300切るレベルだったのが今.350超える程度ぐらいまで数字回復しています。
選球眼鍛えるためにあえて成績出にくい打撃指導していたかもしれないです。
この辺はファームの森をみないといけないのですが前向きよりの打撃し始めてるかもです。
森の一軍昇格を期待して待ちたいです。
経緯をみるに中途半端に一軍に上げないと思うので昇格結構期待できるんじゃないのかな。