柔軟さを増す 三浦横浜に想う 24.06.02

普通の采配と評する記事が増えていますが過去3年と違う差配を三浦横浜がしています。

まず選手の心を折り切るようなタフな采配が少なくなり前向きになり易いようなケアを覚える差配が増えて来ています。

 

その辺はヤスアキの抑えからの配置転換からもみてとれ早々に記事化しています。

aaakkkaaa.hatenablog.com

この予感に関して今後どうなるのか実に楽しみです。

戦力読みに関しては先の記事書いてる通り筒香加入による化学反応待ちで決して良くはないのですが

過去、3年で覚えなかった期待感をチームに抱き始めています。

 

続けて

普通の選手起用?(個人的意見) 04.30を最後に起用がない度会と横浜の可能性に思う - 所持雑感

引用

戦力的には巨人さんが一枚抜けてそうなんですが監督、一年目と言うのもあっては波乱要因になっており混戦感強いです。

阪神さんが監督含むの総合能力で抜けちゃう危惧もありますが

妙な可能性を横浜に覚えています。

戦力読み、過去3年で最も悪いハズなんですけどね。

普通のチームになり始めています。

戦力読みは間違いなく三浦横浜の4年間で過去ワーストなんですが妙な期待感が・・・生まれ始めています。

だからと言って未だ消して良いわけじゃないのですが

 

故障以外の理由で佐野が先発から外された事と佐野の課題(短く)に想う+雑記で颯 普通の采配 24.06.01 - 所持雑感

さらに成績が期待ほど出てない佐野(実力はあります。)を先発ラインアップから外すなどチーム内秩序に配慮しつつ選手の掘り起こしをしています。

 

今回の所作にみる行動の速さは過去になく、記事で様々報告している通りずるずる決断を先延ばしにして深刻化させちゃう方なんですが

今期、動き早いかもです。

中略

過去との違いを覚える差配が多く(戦術ではなく配置転換や一軍ベンチの状況)

佐野も今期、調子悪いと早々に一試合休ませてくれそうです。

っと4/30の記事で書いてましたが柔軟なんですよね。

実績ある選手を粗略に扱い過ぎるとチーム動揺します

バランスに配慮しつつ上手く佐野を外しています。

 

しれっと外しつつ、外したままにせず機会を与える。

ヤスアキも抑えから配置転換された後重要な場面で起用しましたし佐野も1試合外しただけで先発復帰させています。

復帰した試合で佐野は3打数1安打、1四球。代わりに筒香がお休みでした。

筒香や佐野も使いつつ他の選手もっという形になるとは思います。

 

故障明け牧が二塁の守備つき代わりにDHに入ったのは宮崎、空いた三塁には23日ぶりに先発で京田(3打数1安打1四球)を起用しています。

 

京田は試合出場自体、5/26日、日曜の試合以来一週間ぶりの試合出場でした。

出場メンバー固定を理想としているので保険要員に序列が落ちると試合出場機会を失います。

去年の戸柱が途中からそんな感じでした。

監督初年度の21年はさらに厳しく選手の気持ち維持できないタフな差配をする監督さんなんですが

 

今期、違う感じなんですよね。

 

野手にチャンスを与えつつ、チーム作りしています。

こういう運用、過去3年でしてませんでした。

結果、レギュラー選手の状態が悪化すると後手後手に回り易く事態深刻になり始めて動き始めるのでチーム戦力が下がるような運用となっています。

理由としては三浦の理想であるレギュラー固定化があったからとみています。

選手、打順を固定化する事によりチーム力を最大化したいという背景があったのですが

 

諦めたんですかね。

年々、したいと出来るのギャップを埋めてきていました。

 

固定に相応しい選手居るなら構わないです。

実際、固定できると強くなります。

しかし無理に固定するといろいろ弊害出やすいです。

弊害出るからチーム力以下の出力になっていたんですが今期は違う感じです。

 

過去の森の起用に頑固さのようなものを覚えるところもありましたが

今期の森、過去と違いそれなりに勝負出来てまして今は打撃成績良いとは言えませんが面白い感じです。

 

2番で打率.232 OPS.562の打者を使うのか?についてはあります。

守備力重視で先発に起用するのが問題ではなく打順の問題です。

 

その2番で森はずっと起用され続けています。

先々、伸びてくるだろうという感じの起用にもみえ面白いです。

 

過去は伸びて欲しいという願望にも似た起用に感じ難しく感じていた(実際ダメだった選手が森に限らず多かった)んですが今期の首脳陣の差配、期待感あるんですよね。

 

どうなんでしょう。

最も打つのが難しいランナーなしの場面で.353という高打率誇り、ランナーいるといろいろ迷うのか、先日記事で書いてる通りランナーいると全く打てませんでした。

 

バッテリーが打者だけに集中できず様々な制約生まれるランナーいる場面で打者の打率は上がりやすいです。

ですがチグハグな打撃を見せていて今一でした。

 

そんな森にもしかしたらはあります。

配球を絞って打ちに行っているようなので山が外れるとかなり不格好なスイングします。

 

ランナーなし34打席12安打 打率 .353

ランナーあり22打席1安打。

今、日ハムシリーズ、ランナーありで待望の一本打点付き、貴重な勝ち越し点を挙げファンの期待が急上昇しています。

 

一時期の度会に近い起用方法に感じ度会同様、慎重に今の森の可能性を見極めている感じでしょうか?

毎試合、毎試合しっかりチェックしている感じです。

石井コーチが

今のチームなら森に現状からの改善傾向がみえなければ2番と言う重要な打順でなく早々に変えるはずです。

昔の使い方などみていると全く信用できないのですが他の野手起用全般に整合性を覚えるのでチームいけると判断してそうなんですよね。

 

伸びるかもしれないと思っている。

前はねばならい野球で面白くなかった2番ですが森に自由を与えているようです。

進塁打は多少、意識させてるようですがねばならいにはなってないように感じます。

 

ランナー一塁にいても無理に引っ張らず(そりゃ相手は外になげるので引っ張り難い)、ランナーいなくなって引っ張ってヒットで出塁していましたが

 

森なりに駆け引きしているようです。

森が本格的に2番固定されて一週間経ちますが前と違い期待感覚える起用になっています。

通例に従うならよくてOPS.650弱(遊撃手としては立派)ぐらいでシーズン終わるのですが

来期につながる何かになりそうな感触覚えてます。

森にとって足掛かりになるシーズンになるかもです。

過去は、そういう風に見えなかったなんですが今期、妙にいろいろ違います。

 

そんな野手起用とは違い比較で柔軟さを欠くいていたのが投手起用でした。

試金石と感じる広島戦と 5/24(金曜)のポイントについて雑感 - 所持雑感

引用

投手コンディションに関しては全く信用できない。

試合中の交代面に関しては投打共に監督の意向が強いようで先の記事ではないですが実績上、大変不安です。

っと過去記事引用しつつ記述しています。

その当該試合で前日に25球投げた上に三連投になる伊勢使う前に

4ホールドを記録していた徳山が中6。

三嶋が一週間。

坂本は中3。

三人も候補がいた横浜は使わず延長で伊勢を使い大負け。

その試合を切っ掛けに広島ホーム三連敗しています。

 

交流戦入っても、若干う~んでしたが北海道シリーズで佐野を先発から外しただけでなく投手起用に関しても差配が変わってきます。

同点の8回に中川虎(防御率4.16)を投入しています。

 

中川は負け試合でしか基本的に投げた事がなく今期9試合ではじめてホールドポイントを記録しました。

より正確にいうとホールポイント自体もプロ(初勝利でもありました)、初めてです。

 

プロ入り初めて勝ち試合に中川貢献しています。

 

2023年9月に一軍昇格し中継ぎで9試合なげて防御率2.53でしたが0ホールド。

私の記憶違いでなければ重要な場面にほとんど使わず使っても延長戦だったのですが

 

三浦監督、今期防御率4.16で必ずしも結果を出してない中川を同点の8回で起用しています。

正直、驚きました。

オーナー午前試合でしたからね。

 

さらに今日の試合で京山を使っています。

この京山5/12登録されて抹消される5/22までの10日間、一回も起用されず下に落とされたのですがなかなか使わないんですよね。

5/15の対巨人戦、0対4で負けた試合とか7回に2点入れられた時点で京山を使っても良いのですが三嶋、坂本と起用しています。

 

2対9で負けている試合の8回だから起用した面は否めないですが

8回の時点で4点差あるとほぼ試合は決まっています。

こういう時に積極的に二軍から上がってきた投手使わないとなかなか試験ができません。

過去は使わなかった事が多くビハインドでも容赦なく勝ちパの投手動員して疲弊させていたのでかなり驚いています。

 

4点差で勝ちパを起用せざる終えなかった横浜に思う - 所持雑感

監督2年目の22年の記事ですが

ビハインドで伊勢、エスコバーを2試合も起用していましたが

広島戦で彼らを起用せずでの4点リードで伊勢、エスコバー、ヤスアキなら私も記事を書かなかったと思います。

広島戦でビハインドでも勝ちパを登板させ疲弊させさらに4点リードすら他の投手では任せられないではシーズンもたないです。

基本的に使い方が三浦監督荒いんですよね。

なんですが同点で実績のない中川を今期起用しています。

新鮮な驚きでした。

 

昨年の中継ぎのうち、伊勢、ヴェンデルケン、入江、エスコバー不在の陣容です。

京山も使わざる終えないんですよね。

3連投禁止を目指しているならなおさらです。

目指していると言っていて前日25球投げさせた伊勢を三連投で使う監督さんなので投手面はっと思っていたんですが

6/1、同点の8回に中川を起用するのをみて京山の使い方も変わって来そうです。

 

打たれるからとかでなく、投手コンディションを維持するには使うべきで

負けても良いんです。

勝負は先ですから。

何処かで選手に負担を強いる時があるはずで

それは今じゃないんです。

そして負けても投手には何かが残る。

残らせて下に落とすべきなんです。

何が通じ、何が通じなかったか。

起用しないと本人にわからないです。

手ごたえが何もない状態で下で準備するのは苦痛なんですよね。

 

そういう起用をせず固定で選手を使いたい。

過去3年間、野手起用も含めずっと鞭入れているような差配してましたが今年は違うようです。

明確な序列があって、その序列を維持させる9人野球を目指す(上手く行くとかなり強いです)ことで様々な歪がありましたが

 

それが今年は違う感じです。

9人野球が固定だとするなら今年は柔軟。

柔軟さを増してきているように感じます。

 

尚、柔軟さを増したしてもチーム戦力でそもそも課題あるので勝って当然とか思わないでください。

様々な可能性を探りつつ戦力の最大化に向けてチーム頑張っています。

その頑張りを見守ってあげてください。

 

おやっ?と思ったら何か意図があるかもです。