ブレイクが期待される森の課題と石井コーチの手腕に想う 24.05.30

過去記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

石井コーチに出会って以降、ゴロの多い打撃になっている森。

2024年も今の所ゴロが多いです。(結果出したくて焦り始めている?)

 

そしておそらく打球速度も遅い。

デルタで確認してください。わかったら教えて

 

当時の引用ですが

21年との比較で左中間への打球の打率が良くなっていますが

代りに右方向の率が悪化しました。

 

引っ張り方向の打球が非常に宜しくなかった森でした。

これ横浜の左打者全般にいえる事です。

除く佐野と新人の度会。

梶原は引っ張り多いですがもう少しな感じで関根、楠本、柴田・・・

特に柴田への失望が強いです。

小力タイプで期待大きかったんですがすっかり良さが消えちゃいました。

 

度会評価するのも引っ張った時のスイングと当たった時の打球を理由にしてました。

昨年の林を打撃で開幕時に全く評価してなかったのも打球が逆方向に偏り過ぎていたからです。

あの林を一軍に残している時点でダメなんですが

森と共々残してしまって後手を横浜は踏んでます。

チームOPSでみたセ 23.04.24 視界良好な横浜に覚える不安、抹消判断が遅かったと感じる森二軍 - 所持雑感

 

どちらか下に落として調整させるべきなんですがしない。。。こういう差配が積み重ねって横浜失速しています

残念ながら不安的中してしまいました。

林は大学時代、二塁専だったので遊撃も不慣れでした。

動きは良いので後によくなりそうでしたが開幕時みれたものじゃなかったです。

そういう選手を一軍に帯同させ続けちゃう首脳陣でした。今は違いますよ

当時の陣容、伸びしろやバックアッパー含むで考えると森か林を選んでどちらか帯同させるならわかるんですが

 

セ、日本人野手10位以内でみた 変遷 内野守備力向上に伴う内野安打率の減少と左打者 - 所持雑感

にて

昨年の開幕時の林をみて打撃に対して評価が低く今年の度会の評価が高い理由が上記背景でもあるが

分かる人、コメント書き込みお願いします。

尚、これ今の横浜の左の課題かな。

二軍に落ちて再昇格してきた林の打撃が評価一変した上に成績もよくなった理由です。

 

っとのコメントに

テックさんが

課題は打球方向でしょうね、アプローチというか。
林の開幕頃の打撃は引きつけて逆方向、しだかって打球が弱く内野が抜けない。シフトと配球で勝負になりにくかったと記憶してます。

コメントしてくださいましたがそういう話になります。

テックさん回答ありがとうございました。

 

森も引っ張りの打球が少ないです

23年開幕時の林と違いヒット性の打球が森の場合、ライト方向に多いのでもしかしたらは覚えますが

逆方向の打球が大部分を占めてます。

 

引っ張りの打球が少ない。弱い。

そういう傾向が横浜の左打者全般に感じます。

現在連載中の左打者が苦戦している原因について横浜に限らない何かがあると思って調べてみましたが

特にありませんでした。

強いていうなら従来から記事で書いている通り内野安打を狙うような打撃がダメな事を改めて確認した形で終えています。

 

セ、日本人野手10位以内でみた 変遷 内野守備力向上に伴う内野安打率の減少と左打者 - 所持雑感

 

昔は走り打ち打者多かったんですよね。

しかし内野守備力可視化に伴う守備力向上で内野を抜けないですし内野安打自体が減ってしまいました。

厳密にいうと意図して内野安打を狙うような打撃難易度が凄く難しくなったという感じです。

シフトも含む影響です。

配球と連動して絡めとる感じです。

それ相応の配球レシピがあります。

 

いい例が横浜に在籍していた倉本。

2016年前半は打てましたが後半に対策されインコース中心に攻められて全く打てなくなっています。

逆方向の打球ばかりでだったことで配球とシフトで封じられています。

 

この対応にいろいろ倉本もするのですが・・・

 

打球方向が一方向に偏り過ぎると凄くバッテリー楽なんですよね。

これは相手ないし横浜が最低限狙う時にも言えます。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

だから最低限、ねばならいでやると難易度が高くなるわけです。

しかし存外知られてない気がしていて

解説者が。。。ライターもですが

デルタが最低限の無意味さを記事で書いて欲しいんですが

犠打と違い、最低限の切り分けがデータ上層別できないので無理と。

 

アウトカウントを献上する重みがわかってないとしか言いようがないんですが

この話、延々、ずっと書いています。

 

さて、そんな森ですが今の所、相変わらずゴロが多いです。

打席数少ないので注意ですが(他の数字も)

 

ゴロ÷フライで1.7もあります。

この数字で2.0超える野手は現在、基本的にほとんど活躍できていません。

打球速度早ければ良いのですが早く感じない。

現在打率.300超えて活躍中のヤクルト長岡が同数字で1.48。

打球速度も含めてみる必要ありますが1.5弱が一つの目安かな。

1.5超える数字で打撃成績が良い選手は打球速度早くないと成績下がり易いです。

BABIPるというネット造語に近い表現になります。

 

(BABIPるで言うと蛯名がそういう数字を記録しています。今の打撃だと今後下がるかも?そこからが本番の戦い。期待しています。

対して山本は極端に下がらない感じです。狙い球しっかり打ってます。配球読んで打つのは捕手だからかなぁ。しっかり勝負できています。

 

次に森の打球方向ですが

ほとんどが三遊間。

逆方向のレフト方向が52% センター方向が15% ライト方向が33%です。

三遊間にゴロが良く飛んでるようですがヒットになってないと(多分)。

 

22年と違いがあるとしたらヒットの傾向でヒット性打球の半分がライト方向な点

打席数少ないので注意が必要ですが以前より引っ張りに行った時の打球は良い感じです。

良いんですが・・・

 

そんな森のランナーあるなしの成績が

ランナーなし 22打数 8安打 打率.364  

ランナーあり 18打数 0安打 打率.000

 

おまけで40打席で四球0。これも面白くない数字かな。

カウントを作れてない可能性あります。

もしくは打ち取る打者としてゾーンで攻められているかもです。塁に出すとうるさいタイプですし四球など持っての他で攻められている。

ならなおさら、打ちに行きやすく勝負し易いはずですが

今一な状況です。

 

 

横浜も以前ほどねばならい野球をしてないのですが森が勝手に打撃を崩している可能性もあって打撃崩れてしまった可能性も覚えます。

実際、楽天戦の森みましたが二軍降格案件です。(守備が良いので落ちないですが再調整させないのが良い事なのか、悪い事なのか・・・

 

すっかり間が崩れてしまいました。

打撃未熟だと間が崩れた場合、なかなか戻らないんですよね。

懸念事項です。勿論、懸念で終わって急に打ち出すかもですが

 

迷いを覚え集中力に欠く打撃に感じています。

そもそも一軍で勝負できる打撃でない可能性があって打撃の形が定まってない可能性があります。

だから余計に崩されやすい可能性があって

以前から記事で書いてますが

 

24年森、二軍成績は137打席で

打率.256 長打率.333 出塁率.326

 

常に例外あるとはいえ開幕一軍に残れず長打率.400未満でブレイクした野手はほぼ居ないのと。

高い三振率、二軍で23%もあります。

私、個人が慣れ親しんだ何打席あたりに三振を喫するかの数字 PA(打席)/k(三振)で4.3。

このレベルの三振率を喫してる野手もなかなか一軍で活躍できません。

二軍長打率が.500超える野手なら三振多くても活躍する場合ありますが森はそういう打撃ではないです。

 

一軍に昇格すると、この三振率すべからく悪化するので(良化した人はいない)森の一軍での三振率はチームワーストの3.33打席に一回。率で30%超えています。

 

選球眼、コンタクトに課題があるのは二軍時点で明白です。

これを一軍で修正できるか?は難しいじゃないかなっとは感じています。

感じていたので出来たら二軍で課題に取りくんでもらって山本のような感じで翌年ブレイクを期待していたのですが(二軍の育成環境、投打に良化しています

 

一軍の遊撃環境が、その時間を許さない感じです。

バネ、動きをみると間違いなく一級品の選手なんですが・・・

森、打撃も含めて一軍で戦力となると大きいです。(守備は既に戦力になっています)

だから期待感を感じる起用で楽天戦で2番を2試合連続で任されました。

任されましたが打撃内容が芳しくない。

凡打の内容がよくありませんでした。

22年の時点で

石井コーチの影響が強すぎるのかもしれません。

石井コーチの言う選手に出会うという表現。

石井コーチも自身の指導の限界を覚えてるが故に出会うという表現を使っています。

石井コーチの指導に嵌る選手と嵌らない選手が居て森は嵌らない感を覚えています。

嵌らないタイプでは?っと過去記事で書いていますが懸念強くなり始めました。

 

森への懸念が強いですが

その懸念を覆す活躍期待しています。

その際には課題を覆す何かがあるハズで

今なら筒香居ますからね。

今年、結果的にダメでも何かケミストリー、物語が生まれないか期待しています。

 

また、石井コーチ、森や他の左打者全般にみる指導結果でダメ評価に感じるかもですがトータル評価で良いコーチです。

横浜の打撃が実績ある選手中心に良さげな数字に昨年から良化しています。

 

横浜の経験ある主力野手の三振率が凄い事になっています。

好球必打。追い込まれる前に撃って出る。

進塁打も私がぶつくさ言うほどには狙わなくなってきています。

 

最低限をチームで狙っている可能性がある場面は一点が入る場面でしょうか?

ねばならいで狙ってるわけでもない感じですが今は最低限で一点が入るランナー3塁の場面で打率悪いです。

悪いですが全般的に意欲的に振ってるので良くなるかも。

昨年7月、なにがなんでも塁にでる、つなげるで打線全体がおかしくなった時の反省を活かしている感じです。

 

ただ、追加点が欲しい終盤でなく序盤にランナー3塁の場面でアウトカウント献上しすぎるのがちらほらあり相手を仕留めきれず勝てない場合もあって

 

それが今は気になります。

 

特に先日広島戦のように勝ちパが使いづらく大量点欲しい場面で簡単に犠飛を初球で打つのは相手を楽にさせちゃうので

もう少し詰めて欲しい部分でしょうか? 一点おkの配球されてしまっています。

 

概ね

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2018年時代の石井ヤクルト打撃コーチへの評論に近いです。

ヤクルト打線の復活に石井コーチ効果が大きいと言われていますが若手選手は未だに出てきていません。

確かに昨年の数字より良化させていますが昨年いなかった青木効果と山田の復調効果が大きいように感じます。

元々実績あって技術のある打者が石井コーチの指示(采配・戦術)に対応できた事で成績をあげている面は否定しませんが技術のない選手(編成・戦略)は横浜の選手のような状態です。

結局、若手野手出てこず主力野手に故障が相次いだヤクルトは2019年、2020年とリーグワーストになっています。

ヤクルトさん、育成に課題があるので選手が層になって出てこないんですよね。

スペシャルな野手育成には成功していますがチームとして厚みがなく過去10年で最も最下位が多く戦力外獲得が横浜以上に多いです。

そこに石井コーチが何処まで影響したか不明ですが彼が打撃コーチとして携わると一軍帯同中の技術的に課題ある若手野手が妙に出てこないんですよね。

 

この

元々実績あって技術のある打者が石井コーチの指示(采配・戦術)に対応できた事で成績をあげている面

に関し横浜で成果で始めている部分も覚えます。

いい塩梅で折衷案やってくれてそうな感じもあるのですが

 

若手育成は相変わらず芳しくない感触を覚えてます。

広島時代も含むの印象(結果的?)なので進塁打を狙う打撃指導が悪影響与えてしまった感あります。

三振しない打撃とも言えますが

横浜の若手、全般が三振率高いので今は振らせているようです。

課題はわかってはいそうなんです。

まぁ三振させない打撃で状態悪くしていた細川が三振恐れない打撃で中日でブレイクしてしまったのも影響してそうで

 

そりゃそうなるよねもあります。

参考記事

知野にみる育成への期待。転換点 過去を知り今を、未来(苦労する?)を - 所持雑感

細川など三振するなで野球し過ぎてバットが外回りしていたそうで(そういえば見直すと21年オフ記事で怒っていました)

欠点修正しようとして欠点克服できず長所も消してしまう。

細川は中日に移籍した事で長所戻るかもです。

21年、22年とボール当たっても前に飛ばず低BABIPになっていましたが

持ち前の打球の強さ戻るかもしれません。

 

結果、細川は中日で大ブレイクと。

チームでどうして細川は横浜でブレイクできなかったか?間違いなく話し合われたはずで

その辺が今の若手への方針につながっているとは思います。

 

そういう状況なので

あるレベルまで二軍で引き上げてから一軍に渡さないと石井コーチの良さが活きてこない可能性を覚えています。

そのあるレベルにまで森が達してない危惧があるのは記事で書いている通りでしょうか?

その危惧を払拭しがっちり遊撃を森が確保してくれるとチームとして大きいです。

 

後は打撃に課題ある森をどこに置くか

そこでキーになるのが佐野かもです。

森使えとセットで佐野外せの主張が多いですが森使う前提で彼安易に外すと打線バランス崩れ易くなります。

今はです。

 

今の佐野の成績をみると帯に短し襷に長しは否定しませんが全体最適化と部分最適化ではとるべき選択替わってきやすくWARで判断できない必要性が今の佐野にあることで彼は先発を確保できています。

今はですが

この辺、首脳陣、以前ほど固執してないので佐野に拘ってない(佐野が涙を流すような限界まで引っ張らないと思う)とは思いますが今は居ないという起用方法です。

そこは私もそう感じています。

 

佐野に関してそろそろ記事書く予定。

打球やスイング見るとチームで最も期待できる左打者に感じるのですが森の守備見て打撃を期待するぐらいに試合に出る以上佐野の打撃も期待して欲しいです。

宜しくお願いします。

 

佐野の状態悪くなれば今の首脳陣なら試合から外してくれるので首脳陣信頼してあげてください。

記事で数件報告していますが今年の首脳陣、選手の起用、取捨選択は過去と違い上手くなりました。

上手というより普通になったという感じですので強みまでは消化されてないかもですが

 

二軍降格、一軍昇格には意図を覚えるので不可解に感じた場合、何か理由があるかもです。

今の首脳陣ならラミレス期のような擁護記事も書けるかもです。

特に野手に関しては。

そういう意味でも石井コーチを肯定的にみています。

 

最近、面白く感じたのは西浦の先発二塁起用。

あるレベルの経験ある野手は筒香の二軍成績、打率.176 OPS.476同様関係なく西浦の二軍成績もOPS.656と低いですが抜擢されています。

それでも普通は二塁で起用されないかな。

他の候補も絡む評価です。

今の状況、序列がわかるかもです。

二軍で5月好調だった知野(7打席で)を使わず降格させていますがいろいろ注釈ありそです。

 

 

 

補記 関根降格です

昨日の試合見てスイングの状態が悪かったのでう~んでしたが

今年は打つ手が早いな。

今の状態だと使いにくいです。(凡打の内容が重要)

下で再調整させるのは理にかないます。

必ず必要になります。

代わりに梶原昇格。

横浜の左では珍しいプルヒッターです。

今期、プルヒッターの度会、筒香復帰したので珍しいと言って良いのかはありますが佐野ぐらいでしたので期待の大きい左打者です。

三振多いのが課題ですが気持ちのいいスイングするので一軍で見るのが楽しみです。