失望を覚えた重量打線と変化の胎動に想う 24.05.17 - 所持雑感
引用
左打者に関しては今の環境厳しい可能性(佐野以上にスイングに課題を覚える森をみて難しく感じる理由?あるレベル、.250弱は期待できるかもですが・・・)あります。
どうして佐野が打てないと思いつつざらっとリーグの数字みると左が昔との比較で打ててないんでね。
勘違いもあるので後日、過去データの見直しつつトレンドを探ってみます。
右がより活躍できるようになってきているのは感じてましたが
横浜の左打者が三浦横浜になって苦戦ないし伸び悩みしています。
右投げ右打ちに関しては山本、蛯名と二軍で研鑽してでてきています。
他球団でブレイクしましたが細川は右投げ右打ちとしてはほぼ横浜で完成していたのは記事で書いている通りです。
横浜のチーム方針と細川はアンマッチでした。
細川は三浦横浜になりBABIP(インプレーのヒット率)が急落し最終年は0.00になりましたがコンタクト重視の野球をし過ぎて横浜苦戦していた時期があります。
楽天に移籍した右投げ右打ちの伊藤ゆも、楽天で23年にキャリアハイの87試合に出場し216打席に立っています。
過去のキャリアハイが入団直後の2019年に記録した21試合、57打席でしたからプチブレイクでしょうか?
一方で繰り返しますが左野手が芳しくなく・・・
左野手、かなり横浜に在籍しているのですが。。。
一軍もダメですが二軍でも右投げ左打ち野手の育成状況芳しくないです。
強いスイングというよりすばしっこいを選手に着目して獲得していてそのほとんどが左打ちですから・・・
う~ん。
大村コーチ再招聘に、動作解析の専門家のコーチ就任など
二軍に関して明かりを覚える記事が増えて来ています。
投打で結果も出てきていますが
右投げ左打ちだけは一軍の影響もあるかもですがほぼ総崩れ状態です。
この状況、横浜だけではない可能性がありトレンドの再確認をしていきたいです。
右が以前との比較で活躍できるようになってきているのは野球見てていてわかってはいました。
右投げ左打ちの有利な点が環境的に消失しつつあり厳しくなり始めています。
以下は外国人除くセの首位打者です。
右投げ左打ちは青(両打ちも含む)
左投げ左打ちは水色
右投げ右打ちは赤(両打ち含む)
左投げ右打ち 基本いない
1970年代
王貞治x5回
若松x2回 右投げ左打ちとして初めての首位打者
水谷
1980年代
谷沢x2回
若松
水谷
藤田
長崎
真弓
篠塚
正田x2
1990年代 右投げ左打ち打者全盛 90~00年代にイチローや松井をはじめ
古田
鈴木x2
90年代のセは外国人首位打者が多かった時代でもあり首位打者でみるとトレンド見にくいですが
立浪、石井拓朗、イチロー、松井秀喜、福留、左打者=右投げの多い時代です。
横浜の佐伯は左投げ左打ちでしたが
2000本安打以上を打った右投げ左打ちは若松が最初で以降
中日立浪
広島野村謙二郎
広島前田智徳
広島緒方
広島金本
巨人小笠原
西部松井稼頭央
巨人阿部慎之助
ヤクルト青木
西部栗山巧
といて、2000本安打級の各選手でデビュー主力を担い始めた時期です。
因みに阪神ファンの松井秀喜は阪神掛布(右投げ左打ちの強打者)に憧れて左打ちにしたそうです。
2000年代
金城
スイッチヒッターとしてセで最後の首位打者、今はスイッチヒッター自体見かけなくなりました
福留x2
今岡
青木x2
内川
2010年代 左打者が・・・走り打ち打者他が・・・首位打者獲得する野手は走り打ちしているわけではないのですが統一球以降野球がいろいろ変化していきます。
青木
長野
阿部
川端
坂本
宮崎
鈴木
統一球導入以降、右の首位打者が増えています。
この現象自体は過去記事に書いている通りで左の巧打者にとって環境が厳しくなっていたからですが佐野ですら苦戦しているわけです。あれ(・・?
佐野
鈴木
村上
宮崎
なお、右利きは90%を占めており左打者より右打者の方が圧倒的に多いはずなのですが
ある時期までは右投げ左打ちが大変多かった。
有利であったとでも考えてください。
その有利な環境が。。。徐々に変化してきているかもです。
尚、ドジャース大谷も右投げ左打ちです。
強い打球を飛ばせる右投げ左打ちは成績不振の影響受けにくい気がしますが
もしくはシフトの影響ですかね。
大谷も極端なシフトを敷かれていた時代の率は悪かったです。
配球と連動して守備網を敷きますが
これが進塁打狙いと非常に相性が良くない・・・・
横浜は左でなく右打者をあえて二番においてますがまぁわからんでもないです。