混戦感強いセ、交流戦前戦力と短く交流戦予想 24.05.27

期待得点はシーズン143試合終えてのOPSと得点の散布図から算出。

相関係数0.95。極めて高い相関。

但し現在は46試合前後と試合をこなしてない為揺らぎがあるのは注意。

また、試合数違う為、OPSと期待得点で差がある。

 

チームOPS

1位 ヤクルト .647  期待得点150点  実際の得点161点   乖離+10点増える

2位 横浜 .646  149点      148点        -1点

3位 広島 .620  124点      126点        +2点

4位 中日 .612  131点      130点        -1点

5位 巨人 .605  123点      113点        -10点減る

5位 阪神 .605  129点      149点        +20点?

 

阪神が年ベースに直すと+60点と言う統計から大きく外れた得点を記録している

そつなく得点をとってるのかもしれないが・・・あまり離れすぎるとマイナス要因。

揺り戻しもある可能性がある。

巨人が記録している年ベース-30点は21年、22年三浦横浜と中日立浪序の数字で過去ワースト水準。

年ベースで±30は揺り戻し、異常値(非正規分布)の範疇に入るが

一部巨人ファンが嘆いていたようにチーム方針が影響している可能性が疑われる状況。

進塁打、バントを多用する野球をしている事で得点力を下げている可能性がある。

横浜を例にするならきつい事になるかもしれない。

特に影響が強いのが1.5軍層

浅野、秋広が沈み込んでるが指導変更の影響の可能性を覚える。

 

日ハム新庄が進塁打狙い禁止の査定にしたが育成の順番間違えている気がする。

 

現在の横浜は進塁打に比重を置いた指導を必ずしもしてなく技術の無い若手には気持ち良く振らせている。

指導の変更してくれたのは嬉しいが・・・

 

 

 

チーム被OPS   

1位 巨人 .585  予想失点122点  実際の失点118点   -4失点減る

2位 阪神 .586  123失点     128失点       +5失点増える

3位 中日 .596  126失点     148失点       +20失点増える

4位 広島 .621  144失点     106失点       -38失点減る

5位 横浜 .661  160失点     170失点       +10失点増える

6位 ヤクルト .684  173失点     157失点       -16失点減る

 

乖離としては失点が増える方向で中日が酷く減らす方向で広島が凄い。

横浜が記録している乖離+10点増えるも芳しくない数字。

未だ試合数が少なく試行錯誤の過誤がある時期なので詳しくない他チームへの言及は避けるが

横浜に関しては正捕手山本の固定と、その負荷による上昇。

毎試合マスクを被ると癖のようなモノが出てくる(AI化などで配球傾向がでる)など主力捕手として洗礼のようなモノを受けやすい。

その可能性。

山本が悪いでなく、そういうモノ。

ノイズをいれようと変な配球しているときがあるがチームに指摘されているのかもしれない。

次いで投手交代に関して今期、引っ張り気味な事による影響。

失策の増加。

OPSに失策が含まれてなく失策が失点に結びついていると乖離が生じやすい。

それ含めてシーズン成績との相関が0.94と極めて強い数字。

乱暴な試算で横浜の失点-横浜の自責点=18(総失点数の10%を超える数字で失策が失点に結びついている)を考慮すると概ね期待値ぐらいになる気がする。 

21年のようなチーム方針が絡んだ失点増ではないとは見る。

逆説的に伸びしろがなく選手の成長が求められる状況。

 

 

期待得失点の実際の乖離について横浜寸評

失点面における横浜一新のマイナスの影響は21年、22年にほぼ払しょくしており現在はプラス基調。

チーム方針が投手成績を押し下げているとは思わない。

得点面は21年、22年に過去ワーストの非効率を極めたが(ランナー出した後の挙動が宜しくなかった 進塁打狙い過ぎ)23年に数字的には正常化。

23年横浜はシーズン途中から無理に進塁打(優勝が現実的になり過ぎて狙って7月に極度の貧打へ詳しくは昨年7月の記事参照へ)を狙わず犠打を阪神同様増やしたが今期、犠打を減らしている点は気になるポイント。

 

節目節目でうん?はあるが過去と違い極端にねばならい野球はしてない。

ほぼ実力通りの得失点ないしややプラスな感じ。

打順構成も過去を想うとそう悪くない。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

21年横浜と違い運用面での伸びしろはなく選手の成長が必要なチーム状況。

復帰した筒香などによるケミストリーが待たれる理由。

 

 

チームOPS-被OPS

1位 巨人 +0.020

2位 阪神 +0.019

3位 中日 +0.016

4位 広島 -0.001

5位 横浜 -0.015

6位 ヤクルト -0.037

 

巨人が本来実力一位。

新監督の新方針の影響、三浦横浜で散々レポートした悪影響の可能性を想う。

もっと打てると思うが自らの打線の良さを消している。

三浦横浜を例にするなら育成中の若手野手に悪い影響を与える可能性があり総じて伸び悩みになっている。

代表例は浅野や秋広。う~ん。

新庄日ハムを見倣うチームがなかなか出てこないがスモールベースボールへの憧憬が強いNPBである。

 

広島新井監督が相変わらずの試合巧者ぶりを発揮しており・・・この戦力で優勝争いしているのがよくわからない。

aaakkkaaa.hatenablog.com

23年の記事だがラミレスと三浦監督の良い部分が集まったような監督評価

気になるのはチームOPSから予想される失点と実際の失点の乖離が大きすぎるのでどこかで調整のようなものが入る可能性が高い点。

これは阪神岡田監督の攻撃面にも言えるが・・・

 

 

 

チームOPSーチーム被OPSから期待される勝率と実際の乖離

1位 巨人 +0.020 期待勝率0.528       実際の勝率0.523

2位 阪神 +0.019    0.527      0.568

3位 中日 +0.016 0.523      0.476

4位 広島 -0.001  0.500      0.564

5位 横浜 -0.015     0.480      0.467

6位 ヤクルト -0.037     0.450      0.409

 

試合数が少ない点は注意。

乖離が激しいのは阪神と広島。

それぞれ阪神は打撃で大きなプラスの乖離を広島は失点面で乖離を記録しており経験則で言うなら乖離が大きすぎて下がる方向。

乖離の大きい事に理由があれば変化ないが・・・かなり大きな乖離が生じている。

巨人は進塁打偏重と犠打野球を改めると普通に抜けてるとは思うチーム。

中日立浪は22,23年に次いでの傾向。

戦力は22年も23年もあるのだが整流化できてない印象が強い。

上手くやれれば4月の快進撃の再来も可能だが

 

高津ヤクルトが大きく数字を悪化させているがピタゴラス勝率の影響か?

田口離脱に伴う混乱に対応しきれてない可能性大。

 

三浦横浜は良くも悪くも普通。若干の下振れだが戦力通り。

バウアー不在なら最下位もっと23年に記事化している通り主力選手の高齢化に伴って戦力推計がピークアウトし始めている可能性がある。

二軍状況に明るさがみえてはいるが24年より深刻な状況。

オールスター級二塁手(WAR+5.0勝弱期待できる)牧加入により突然訪れた黄金期が終わり始めている。

21年の最下位とは違い今年最下位でも三浦監督の責任ではないと言っておきたい。

チームの出力不足を覚える状況でそういう時期。

二軍状況良くなっているので暗黒期にならないが

 

 

ピタゴラス勝率

監督相関が弱く中継ぎ整備度ともいえる数字。

aaakkkaaa.hatenablog.com

順位

1位阪神 25勝19敗 得点149 失点128 得失点+21 ピタゴラス勝率0.575 実際0.568

2位広島 22勝17敗 得点130 失点106 得失点+24 ピタゴラス勝率0.600 実際0.564

3位巨人 23勝21敗 得点113 失点118 得失点-5    ピタゴラス勝率0.478    実際0.523

4位中日 20勝22敗 得点126 失点148 得失点-22     ピタゴラス勝率0.420    実際0.476

5位横浜 21勝24敗 得点148 失点170 得失点-22     ピタゴラス勝率0.431    実際0.467

6位ヤクルト 18勝26敗 得点161 失点157 得失点+4      ピタゴラス勝率0.513    実際0.409

 

実際の得点、失点から計算されるピタゴラス勝率と実際の勝率をみると違った感想が出てきやすい。

これをみると横浜三浦監督、中日立浪監督は優秀と言って良いかもだがピタゴラス勝率=中継ぎ整備度とい言って良く監督の年度相関の弱い数字でもある。

尚、立浪監督はロドリゲスという文字通りの切り札がある事で常にピタゴラス勝率以上の成績をあげている。

立浪中日の課題はチーム戦力の割に得失点が悪い点。 

尚、チームOPS、被OPSも三浦監督のように年々、方針を良化させてる場合相関が弱くなる。

監督起因というより編成起因であることが多い数字がピタゴラス勝率。

 

それでみるとヤクルトがかなり苦戦しているような感じである。

チームOPSの割に得点が増え被OPSの割に失点減らしているが総てがご破算になっている。

田口離脱の影響を受けており明確な中継ぎ序列を決めきれてない可能性がある。

一点差負け3勝16敗と勝ち切れてない。

 

チーム出力(チームOPS-チーム被OPS)でマイナス、4位と高いとは言えない広島が得失点効率が良い事で得失点+24を記録している。

この得失点+24はリーグ一位、強いように思えるが出力に課題があり脆い面も内在する。

ピタゴラス勝率と実際の勝率で広島はマイナスの乖離が生じているが一点差ゲーム4勝9敗。

先発が横浜以上に長い回を投げれてなく中継ぎ運用にいろいろ試行錯誤している。

尚、見切りが良いのか先発防御率自体は良好。

もう少し詳細みた方が良いかもだが・・・

 

巨人も大勢離脱の影響があるハズなのだが新外国人バルナードが防御率0.87と活躍中。

 

横浜は成績上、可もなく不可もなくだが入江、エスコバー、ヴェンデルケン不在で回せるほど厚みがなく勝ちパの増員は後半戦に向けて必須課題。

3連投を禁止したいのなら人員の増員が必要。

気になる分野。

総じて横浜が先発を引っ張り気味な背景?

 

 

 

セ、短観

普通の選手起用?(個人的意見) 04.30を最後に起用がない度会と横浜の可能性に思う - 所持雑感

引用

戦力的には巨人さんが一枚抜けてそうなんですが監督、一年目と言うのもあっては波乱要因になっており混戦感強いです。

阪神さんが監督含むの総合能力で抜けちゃう危惧もありますが

妙な可能性を横浜に覚えています。

戦力読み、過去3年で最も悪いハズなんですけどね。

普通のチームになり始めています。

 

に書いてる当時の読みに近いです。

潜在戦力で巨人が抜けてそうですが攻撃面で活かし切れてない可能性があります。

監督含むの振り回しで阪神が抜けて来そうですが

振り回し面で昨年同様、岡田監督以上評価の広島新井が追いかけており混戦感強いです。

ただ広島はチーム出力面で阪神以上に課題を抱えている可能性があり・・・

個人的には面白いチームなので心情的に応援しているのですが優勝を目指すには心もとない出力状況。

 

チーム出力に相当するチームOPS-被OPSで+0.020の巨人が一番。

この数字、優勝チーム相当と言うより2位を伺う戦力です。

その予想勝率.530ぐらい 75勝68敗が現時点の出力から予測される優勝ラインです。

 

現在、横浜が記録している出力は2017年、2019年並みであり上手く運用すれば上位進出できますが出力不足です。

得失点0を意味するOPS-被OPSがまずは目標か?

上位も決め手を欠く事で森、渡会ら若手の成長により悲願の優勝に届く可能性も。

 

また出力が大きくてもチームバランス悪いと勝てないです。そういうバランスの悪さは今の横浜にはないですが今永、バウアーが抜けた先発陣にエスコバー、入江、ヴェンデルケン不在の投手陣になります。

ここは・・・監督で即対応できるものじゃないです。

強い伸びしろを覚える野手は繰り返しになりますが森、度会。

この二人がレギュラー化するとかなり様相が変わってくるかも。

森の起用法みても期待度が高い起用となりつつある背景。

21年の期待先行の起用とは違う状況。

 

反面投手が伸びしろ面で弱く坂本、徳山といますが他チームとの比較で文字通りの意味の出力不足を感じる投手が多くなり始め試合を支配できていません。

チームの平均球速(直球)、外国人除けばセでも遅い方かも。

バッテリー、チームで上手く差配している感じです。

 

 

総じて混戦感強い。

21年から続く状況。

過去3年と違い横浜が優勝するには監督マネージメントではなく選手出力の方で改善ないと届かない予想。

ホーム横浜で広島に痛い三連敗を喫したがあまり沈みこむ感じがない理由。

 

最優秀の振り回しで22年ヤクルトの例があるが運用に求めすぎるのは不健康。

 

采配以上にチームの出力不足を覚える状況。

過去3年と違い選手の足を引っ張るような差配を監督はしてない。

チーム戦力ありながらチームを最下位へと導いた21年の三浦監督とは違う評価

勝ち気過ぎるのでカード切るのは確かに早く試合運びも拙く見えるが

大きなマイナスを記録しているわけではない。

そもそも試合中の差配だけでは大きく年間順位に影響しないという見解。

より上位の視点で改善があることでチーム戦力通りの状況。

課題の一点差勝敗も今期は今のところ(初めて)勝ち越している。

問題があるとしたら投手力が落ちた事でかみ合わなくなり始めているホーム横浜でのホーム勝率。

ホーム勝敗8勝15敗はかなり不味い。

交流戦前の対広島戦、ホーム横浜で3連敗したがホーム勝敗気にしていた可能性も。

ラミレスは平気で捨てるが、そういう面の厚さはない気がする。

 

 

 

交流戦展望 勝率.500ぐらい期待。

横浜の誇る左腕を押し立て有利に戦えていたが

う~ん。

今永がMLBで席巻しているのと同じ理由で横浜の左腕はパに通じやすかった面があったが今永抜け、濱口が二軍にいると従来のような力関係にはならないかもしれない。

さらにバウアーいない布陣。

 

また、ここ数年進塁打に軸足を置いた野球をパがしていたのだがSBを代表格に振る野球に戻しており苦戦するかもしれない。

一方でPL系の監督を迎えた西武、楽天がチーム作りに苦戦しており交流戦勝敗としては期待をこめて勝率.500程度見込めるような予想。

個人的注目はSB戦、ここでがっぷり4つの試合できるならセ相手にもいけるはず。

 

 

ラミレスと広島新井監督の共通項と違いに想う 雑記記事まとまっていません 23.10.21 - 所持雑感

にも書いている通り

この中4が強力ゆえにバウアーいるだけ来期も横浜は優勝候補なんですが今年の経験あるので活かしてくれそうです。

 

昨年オフにバウアーいれば横浜優勝できるかもと記事表題にこそしていませんが様々な記事書いてます。

いるとまるで様相が違うんですよね。

中4登板の重みを想います。

後一、二手何かが欲しい。

 

その何かが違いを生み出せる戦力が森か度会なのかな。

特に森が最右翼ぽいような起用法でしょうか?

野手は伸びしろ覚える選手いる一方、投手足りないのでトレード模索しているかも。