2022-01-01から1年間の記事一覧

細川にみる壁、その課題について

大阪桐蔭“まさかのドラフト指名漏れ”余波 ?に感じる違和感 - 所持雑感 の後発記事です。 投手側と違い打者側が苦戦している原因についてです。 その指導が難しい結果、細川が壁にぶつかり苦しんでいます。 最近、育成に関して記事を書いてますが 教える?導…

大阪桐蔭“まさかのドラフト指名漏れ”余波 ?に感じる違和感

number.bunshun.jp 野球関連の記事は時に強烈な違和感を覚えます。 DeNA関連記事も、そのほとんどに違和感覚えるのですが なんでなんですかね。 分析記事でなくインタビューとしては面白いのですが 大阪桐蔭でまさかのドラフト指名漏れとの事。 まさかという…

教える?導く? その狭間に想う 横浜の育成について

aaakkkaaa.hatenablog.com の補足記事です。 横浜育成の根底にあるのは選手の自主性強化、選手自身に求めるモノが大きいです。 教え過ぎの弊害がサッカーで叫ばれいろいろ変わった結果、高校サッカー界の勢力図がかなり変わりました。 遅ればせながら高校野…

猛練習しなかった横浜、22年秋季トレーニング(キャンプ)に想う

石井コーチ就任時、秋季キャンプは就任直後なので変更しないが、変えるかもと話していた秋季練習。 シーズン中に異例の試合前練習の前にさらに全体練習をするなどハードな練習を課していましたが・・・ 故障者(楠本らが離脱)が出て止めたのかもしれません…

石井コーチの言う打線の良さが消えていたについて 22年横浜

www.sanspo.com 引用 「1点を確実に取る攻撃が大事になるが、そこに固執してしまうとDeNAの打線の良さがちょっと消えてしまう。どうしても春先から細かいところが先立ってしまっていた」 21年ほどではないですがやりたい野球を追求していた結果、桑原が…

23年、立浪中日の伸びしろについて

立浪中日がオフの主役となっています。 その伸びしろを図りたく記事化です。 本来は横浜をテーマにデータをまとめる時期なのですがモチベーションが今一。 中日さんの今後を占いたくなっています。 立浪監督、難しいんですよね。 シーズン中における岡林への…

なぜ?横浜と中日が非効率だったのか?その改善の芽について

今期、打撃で非効率だったのは横浜と中日でした。 チームOPSから期待される得点で、この2チーム過去11年でワースト1,3位を22年に記録しています。 横浜は昨年に続いての傾向でした。 方向性的に両チームともやりたい野球が良く似ておりシンパシーを覚…

両選手にとって良かった?と感じる中日阿部と涌井のトレードについて

中日さんから持ち掛けたトレードのようです。 一見すると中日側不利に思えますが 阿部の中日での立場を考えると・・・ありかなっと。 2022年阿部は内外野、目まぐるしくポジションを動かされています。 背景として立浪監督の意向、若手野手を使いたいか…

2022 ゴロが多くなった森の打撃成績変化に想う

今期、森以外にも何名か打撃改造、アプローチを変えた野手がいます。 ソトは2021年OPS.738でしたがOPS.815まで復調?しています。 復調と言うより昔のソトとは違う打撃アプローチなので新生感強かったです。 ソトも石井コーチに感謝していました。 問題はソ…

球速アップに伴う 三振の増加と必要要素に関して

aaakkkaaa.hatenablog.com 引用 2014年のNPB全体のストレート平均球速は141.7キロ。2005年は140.7キロだったので、この10年間で1キロ上昇しました。 だったわけですが、 この上昇速度が2014年を基準年とするなら昔の7.5倍になったとでも思って欲しいです…

「すばしっこい」と 「たくみ」について

先の記事のフォローアップ記事です。 以前は素材型選手も大成(日ハムのBOS)しており高卒選手が多かった球界です。 今は過渡期に位置しており何処もファーム育成状況に課題があるようには感じています。 出てくるにしてもヤクルト村上や巨人岡本(4年目…

ドラフトで成功し易いタイプとは? そして今の横浜で育成中の選手(野手)の多くは素材型?

先の記事はチーム強くなってるの表題で書き始めてます。 そして 途中で内容が変質してしまったのですが良くある形と言うか・・・ 雑感記事らしいでしょうか? チーム力云々は後に回し(述べたかった事と関連はしています) 横浜スカウト陣が語った投手と打者…

チーム力は上がってるよな、っと思う の前に改めて育成苦戦の原因に思う

高卒選手中心に育成順調さを欠くとは言え 即戦力中心に活躍する事で横浜のチーム力上がってはいます。 そんな記事を書こうと思ったのですが 横道に逸れたので、まずはそちらを。 横浜育成の原因は様々ありますが一つに横浜が参考にした日ハム式育成が芳しく…

横浜DeNA 4年ぶり大卒社会人経由指名と、その成功率に思う

ドラ2で入った吉野。 大社経由の24歳。 この経歴の成功率が横浜に限らず近年高いです。 full-count.jp という記事がありますが 敬遠されているとより社会人野球が縮小された事で候補としての母数が減ってるだけでしょうか? むしろ最近は成功率が横浜に限ら…

横浜ファーム状況からみたドラフト2022

一軍戦力でみると補強したいのは投手。 aaakkkaaa.hatenablog.com 序で捕手 おまけ 現在のチームMVP(個人ではない?)は捕手陣かな? - 所持雑感 引用 心技体で言うと今の捕手陣はベスト(ピーク?)かもです。 伊藤(33歳)、戸柱(32歳)、嶺井(31…

2022年CS 藤田代打の意図に関して 

www.slangeigo.com 一見すると三浦監督らしい藤田の起用でしたが その個人的雑感。 一点を奪いに行く野球でしたがその実、9回の時点で結果的にそうならざる終えない構造でした。 フルスロットルで一点を奪いに行く野球を標榜していた横浜。 aaakkkaaa.hatena…

2022年CS ランナー一塁での打撃成績について

配球制限のないランナーなしが打ちづらくランナーが出る事で打率が上がるチームが多いです。 参考記事 aaakkkaaa.hatenablog.com 引用 読みを大事にするような梶谷(+二遊間に引っ張れる)や元巨人の村田(+二遊間に流せる)のような打者はランナーが一塁に…

2022年ドラフト予想と見どころ 捕手を上位指名するか否か・・だが編成的に投手も手薄に感じる横浜に想う

ざっくり優先度で言いますと 優先度 投手 先発、救援 次点 捕手 内野 二軍が飽和する?整理が必要な状況 となっています。 捕手は aaakkkaaa.hatenablog.com で書いている通り 心技体で言うと今の捕手陣はベスト(ピーク?)かもです。 伊藤(33歳)、戸柱…

初回からアクセル全開、フルスロットルで野球をした結果・・・ 22年CS戦に思う

www.sponichi.co.jp フルスロットルとは アクセルペダルをいっぱいに踏み込んだ状態をいう。エンジン出力を最大にするために、吸気管部に装着されているスロットルバルブ(吸気絞り弁)を全開とし吸入空気量を最大とすること。WOT(ワイドオープンスロットル)と…

チーム被OPSと期待失点との乖離 期待値に近くなった2022年横浜について想う

去年の横浜は aaakkkaaa.hatenablog.com 引用 1位 ヤクルト -36.01失点減らす 2位 巨人 -11.6失点減らす 3位 中日 -8.7失点減らす 4位 広島 +17.1失点増やす 5位 横浜 +27.2失点増やす 6位 阪神 +27.6失点増やす でした。 原因はシーズン前半に行われた消化不良…

チームOPSと期待得点との乖離 過去11年でワースト評価だった2022年横浜について想う

aaakkkaaa.hatenablog.com 昨年は過去10年でワーストレベルという得点効率でした。 原因としては連載している通りしたいで行われた野球。 現実と理想で苦しんだ一年。 得点圏打率リーグ一位で21年のリーグワーストの非効率を記録するなど何とも苦い数字…

チームOPS、被OPSでみた22年横浜 ヤクルトと拮抗していた横浜について想う その序論

チームOPSの差分でみると今期、横浜はヤクルトに比肩する戦力がありました。 走塁能力で両チームで差があり、その走塁能力をみれてないチームOPSでは限界ありますが それでも相関0.9ほどありWARの0.93(最近、手直しているのでより相関近づいているかもですが)…

9/13セ RCランキング(得点期待値)と実際の乖離に関して

非効率なチームの特徴としては 1,犠打が多い 2,進塁打が多い 3,得点圏打率が低い 4,打線が切れている、線でなく点にされる などなどあります。 使う数字はチームRA。 打撃成績から期待される得点力です。 9/13までの数字 チームRCランキング 1位 ヤ…

DeNA・石井琢朗(野手総合)コーチによる意識変革によって起きたかもしれない得点力低下の可能性について思う

column.sp.baseball.findfriends.jp 協力打線にはなっていますが実はチーム成績から期待されるほど得点が増えてなく減っています。 連勝街道を突き進んでいた8/20のシーズントータルの数字で-13%ダウン。 この辺が難しいのですが 桑原が出塁(四球)を意識…

危うい部分も内在しつつ、その意図について雑感  8/24雑感

news.yahoo.co.jp いろいろ突っ込み処がありますが この手の結果論で語る礼さん記事は好きではないです。 なぜ?と記事で表題で表明するならもう少し深堀りして欲しいです。 まず、ワンアウト1塁でツーアウトにしてまで2塁に送ると言う行為自体が成功率低い…

おまけ 現在のチームMVP(個人ではない?)は捕手陣かな?

aaakkkaaa.hatenablog.com のおまけですが 大型連戦やタフな起用が響いて失速する懸念ありますが今期、横浜がしぶとく最後まで行くかもっと期待している理由に捕手陣があります。 心技体で言うと今の捕手陣はベスト(ピーク?)かもです。 伊藤(33歳)、…

2022.08.20戦力短観 横浜の立ち位置について

現在首位と5ゲーム差。 中止試合があまりに多く一般的な射程範囲とは違う可能性が高いですが残り試合数を考慮すると優勝が射程範囲に入りつつあります。 昨年オフ、開幕前明言していた通り22年はDeNA史上過去一でチャンスと書いてました。 既存戦力で抜けて…

明暗を分けた1回の前進守備 

news.yahoo.co.jp 引用 スポーツ各紙の報道によると、立浪監督は、カウントを追い込んでいたため、小笠原がコントロールミスさえしなければ、大田が当てるだけのバッティングに終わるという可能性を見込んで勝負の前進守備を敷いたという。 3月29日のバンテ…

戦力はあるんだが・・・伊勢の成績低下(6月whip1.59)に思う

接戦になればなるほど勝ちパの疲弊度が大きくなりますが運用が昨年来疑問・・・ 危うい状態となっています。 短期的なモノで言うと先週末(丁度一週間前)の広島戦での伊勢、エスコバーのビハインド登板x2が理由になるかもですが 今日負けた大本の理由は a…

4点差で勝ちパを起用せざる終えなかった横浜に思う

6回の裏にソトの2点タイムリーが出て阪神さんに4点の差をつけた横浜。 本日3打数3安打のソトに代走を送った時点で思いましたが やっぱりかという継投でした。 もう一回打席(9回まで進めば確実に打順回ってきます)が回ってくるかもしれない調子の良い打者を…