CS1st突破の勝因とCSファイナルの見込みについて 24.10.14

横浜はシーズン2位の阪神さんと対決し2連勝でCS1stを突破しています。

CSファイナル進出は日本シリーズに進出した2017年以来です。

 

三浦監督がCSに進出した2022、23年と違い戦う前からダメだという感じはなく勝てそうと思ってました。

思っていたかたこそ8月末記事でCS進出すると面白いのでは?っと書いていました。

 

その意味するところは過去の三浦横浜は・・・だったことを意味します。

過去は自ら勝ち筋を消すような差配をし負けてました。

 

この自ら勝ち筋を消す差配は今年も一部健在です。

相変わらずやっています。

やっていますが大分少なくなりました。

監督初年度のあまりに拙い差配を想うと隔世の感を覚えます。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

そんな横浜です。

4年のコストをかけてしまいましたが普通のチームになり始めています。

過去のCSでは全く期待してません(期待できる根拠が少ない)でしたが今期は期待してました。

 

 

まず最初にCS1st雑感について。

去年の時点で阪神と対決できる所まで進めればいい勝負できるのでは?っと書いていた通り三浦横浜にとって比較で組みやすいのが岡田阪神でした。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

23年の記事です。

横浜とのCS1stを勝ち抜きCSファイナルへと進んだ新井広島に関して岡田阪神に勝つのは難しいのでは?っと記事化しています。

引用すると

そりゃ負けるよな(横浜が広島に)。

それでも横浜が阪神戦まで行くと良い勝負できると思ったんですが・・・

岡田監督がダメというより相性の問題で

三浦横浜は隙のある野球をするのに特徴があります。

原因としては準備不足。

一見すると丁寧、その実非効率。

わかりやすい、手のひらで弄ばれる。

そんな表現が三浦横浜になって増えています。(それでもマシになってるんですが)

 

その横浜の隙をリスクを負って広島新井監督が果敢に突いてくる

結果、三浦監督が焦り、慌て最悪の差配をCSでやってしまい敗退しました。

これシーズン中も散見されてました。

散見していたから広島戦難しいと感じていました。

佐野抜けても横浜が甲子園までいければいい勝負できるものとみています。

佐野いれば阪神さんにホームの地の理と一勝のアドバンテージあっても6分通り突破できるとみていましたが

 

問題は広島戦ですかね。

此方の方が難しい。

その予感通り23年は広島さん相手に負けた横浜です。

 

去年の阪神さんはリーグを制し横浜より戦力でも上でした。

しかし対広島戦よりましに戦えそうとみており横浜が普通に戦えば佐野が故障でいなくても6分通り勝てるのでは?っと見込んでいます。

 

まぁ普通にやれば横浜強いですからね。

 

最も、あの23年の三浦監督なので普通に戦うとも思わなかったですが

その辺の端緒は吐き気も覚えた広島との対戦で垣間見られます。

酷い試合でした。

思い付き?とも感じた作戦のオンパレードを行い広島に粉砕されています。

 

阪神岡田監督は老練。

広島新井監督のようなリスクを負って相手の隙を突く野球をあまりしません。

逆説的に、する必要がないとも言えます

三浦横浜の隙をあえて突くような差配が少なく横浜的には安心して戦える相手でした。

 

定石の積み上げ、普通を追求するのが阪神岡田監督。

チーム力が足りない故にリスクを負った野球をしていた広島新井監督。

優勝してもおかしくない戦力がありながら準備不足。思い付きで野球していたのか?と時に錯覚するような野球(をなぜか?大事な試合でする。普段はここまで酷くない)に特徴がある三浦横浜。普通じゃないチーム。

 

っと昨年分析していた通りの結果になっています。

戦力差は優勝した阪神と24年は優勝を逃し2位となった阪神ではかなり違っていて、横浜も捕手山本、ウィック、ヴェンデルケン(故障から復帰しましたが復帰初戦みた感じではまだ芳しくない)などなど欠く布陣で万全ではありませんでしたが

 

万全でないが故にベンチが動かない野球になり上手く戦えています。

 

初戦3対1(9回に森原登板した時点で3対0)。

二戦目10対3。

 

初戦、東が負傷しヤスアキが5回から緊急登板してましたが万全じゃない陣容故に予め準備していた感じました。

ある程度役割、決めていたんでしょね。

抑え経験のあるヤスアキですと緊急登板になれていますから。

 

阪神に勝ち切りCS1stを突破した三浦横浜を評し各誌、いつも通り、シーズンと変わらない野球と評しています。

その勝因は?っと言うと

 

www.sponichi.co.jp

指揮官は昨季まで試合中はベンチ最前列に立ち、采配を振ってきた。だが今季はコーチ、アナリストらと連携を取ることが多くなり、試合中はベンチで通路寄りの最も奥に「じっと」座り、報告を受ける時間が増えた

 

静のスタイル。

シーズンからかけ離れない野球。普通。

差配が今シーズン大分、いろいろ普通になりました。(一部未だダメですが)

 

この普通をCSファイナルでも貫けられるかがポイントです。

では、その普通を監督が貫けられるか?

 

これが難しいのが阿部巨人であったり新井広島。

三浦監督の心の隙を突いてきます。

 

勝ち筋は打つ野球、選手に任せる野球です。

牧にスクイズ命じたと錯覚するようなギャンブルスタートさせないでください。

初回から前進守備とか守備に課題ある横浜にしないでください。

 

確率が低く再現性のない采配を今年もしていますが

阿部監督も新井監督も、三浦監督の心を責める差配するんですよね。

 

過去の三浦横浜なら初回、2番バントとか大変効きます。

初回前進守備敷くようなチームですから。

 

ではCSファイナルに進んだ横浜が初回前進守備という特殊な守備陣形、静でなく動の作戦を今回採用するか?

というと今回採用しない可能性が高い。

 

故障者相次ぎ、ブルペンかなり脆弱です。

1点程度は取り返せで臨む可能性が高いと期待しておきます。(宮崎故障した事で変心する恐れありますが)

 

故障者相次ぎ、山本、ウィック、故障上がりで調子が未だ良くないヴェンデルケン。

さらに東、宮崎と失っていますが

 

故障者相次いだ事で覚悟が決まり易い部分もあり・・・期待しています。

戦力あるときやってくれとは思うのですがまぁ巨人戦、五分(やや横浜不利?)の戦いできるんじゃないんですか?

 

やや横浜不利と感じますが宮崎失った可能性が高く、そのやや不利と感じる戦力分析も1番梶原の復調次第になります。

 

次記事で梶原の復調具合について書く予定。

 

スイング振らないとダメになる、教科書のような打撃を梶原していましたが

だから優勝(一点を奪う野球で進塁打意識し過ぎた)もっとなった23年7月の横浜は打てなくなりました。

その経験あったので早々に梶原の打撃アプローチ変わりましたが復調途上です。

間に合うかな・・・

 

 

 

後、他で特記事項というなら

各打者駆け引きできており阪神バッテリーが横浜打者の術中に嵌ってしまったような配球になってました。

 

岡田監督が2戦目ぼやいてましたが

進塁打を狙うと見せかけて引っ張り、その逆と戸柱の5打点が象徴的でしたが過去と違い最低限を最上位におかない打撃をした事で相手に打ち勝っています。

 

状況に応じ最低限狙っても良いのですが

最低限の幻影に阪神バッテリーが嵌っていた感じありますね。

 

ツーアウトを除くランナー一塁の打率が

初戦4打席あって2安打。

二戦目が1打席あって1安打。

後でもう少し整理する必要ありますが簡易で

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

進塁打の制限が強かった22年は

ランナー一塁のいる場面でCS初戦は11打数0安打

試合結果は0対2 敗戦。

 

二戦目は

ランナー一塁のいる場面、3打数1安打

3戦目、相手先発才木。

ランナー一塁のいる場面、7打数2安打

2対3 敗戦。

 

CS三連戦

計21打数3安打 打率.143でした。

 

この辺に横浜の野球の進化?。。。退化してからなので表現難しいのですが武器になり始めています。

シーズン成績でみても制限の強い打撃をしていた21年、22年はランナー一塁の場面で成績が悪く、23年以降良化しています。

 

ランナー一塁でライト方向に打ち1,3塁の局面を作りたい。

これは定石ですがマストで野球すると打てないです。

その傾向の変化が今回のCSで確認できています。

いろいろ失敗しつつ野球を変えてきている横浜です。っというか過去をみればわかるはずなんですが

しちゃうと。一回失敗する必要があるのが今のチームの問題というか・・・懸念点です。

 

本シリーズ、桑が満塁で最低限を打ったり戸柱が同じ満塁の場面で3点入る長打を打っなどケース打撃、各打者にある程度の自由裁量件あるようです。

 

22年の野球の結果、破壊力をなくした事を反省して行われた23年の野球の延長戦に今期があってCSにつながっています。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

三浦監督になって選手に自由が失われ駆け引きなき野球。

ベンチをみる野球してましたが

やっとここまできました。

横浜退化、昭和王道野球から勝てる野球へ

したいから出来る野球。

確かに、あの野球は昔の王道で機能していた面があったのは否定しませんが今は通用し難い戦術、考え方です。

 

三浦監督らが目指す野球は理想形です。

完成すると隙なのない強いチームとなります。

しかし、その理想実現が昔と違い今は難しい感じです。

難易度が変わりました。

そんな難易度高い野球を目指し、できるでなくしたいで野球した事で駆け引きが失われていた横浜。

 

戦力あっても監督就任初年度最下位になるだろうと書いていました理由です。

投打に各種制限の強い野球をして選手の成績を押し下げ、かつ、その出した成績すら満足に結果に結び付けられず過去ワーストの戦力運用評価となっています。

 

その野球が普通の差配。普通と記事表題で書くまでに至っています。

今期、複数の記事で普通を表題としています。

4年の時を経て大分、野球が戻って来ました。

巨人戦、相手が心を責める野球するのでやや心配ですが、その野球が仇(スモールベースボールは動の差配であり失敗すると敗因になりかねない)となる場合あり駆け引き多くなりそうな予感あります。

 

あまり三浦監督に目立って欲しくないのもあるのですが相手が有利な部分もあるが故に目立つ場面あるかもで注目しています。

 

 

 

過去を想うと悔しい記憶、憤りを思い起こしてしまいます。

悲願の優勝に近かった横浜でした。

しかしチームはここまで戻りました。

毎年、良くなったとは書いてますが大手を振るって正常化宣言できるまでになりました。

この過程を書かないと今の野球を観測できないんですよね。

 

二軍に落とした森への所作を過去と違い強く批判してないのも理由(佐野やヤスアキ、三上への対応はチームを崩壊させかけています)あるわけで

 

その期待通り森はCSで活躍しています。

昔は選手の心を文字通りの意味でへし折る差配していたんですが森には効果的でした。

 

あの時、下に落とす必要があったのは記事で書いている通りです。

 

あそこまで森を追い込むのも三浦監督らしいですが

過去と違い完全に非戦力化しない所に監督の成長。。。そんなの当たり前にやって欲しいんですが

過去の監督はダメでした。

 

 

過去があって今の野球、差配、マネージメントになっています。

そして未来へ です。

 

 

牧加入に伴う横浜の黄金期は残念ながら終わりつつあります。

相手が万全でなく混戦故にチャンスあった3年間(21-23年、24年は戦力的に2位ぐらいでしたが構造上厳しい)でした。

それでも横浜は次に向けた準備をしています。

次の黄金期に向けて胎動を覚え始めています。

 

 

CS個人的見どころは試合終盤における3番佐野 24.10.09 したいからできるへ

過去のCSと違い今回は前記事で書いている通り面白そうです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

さて、そんな24年三浦横浜。

22年、23年と違い、CS前から、このチームでは勝てないとまでは感じません。

 

試合の外は普通の采配しています。

試合中の差配には相変わらず課題を覚えますが

 

ちょっと面白いかも。

次記事で見どころについて。

 

見どころについて記事化です。

過去はダメだろう、勝てないよっと記事では書いてますが・・・

横浜の課題の一つと言うと進塁打

 

22年は初回からフルスロットル?でバント、進塁打を駆使し一点を奪いに行くと宣言してCSに望んでいます。

www.sponichi.co.jp

 

結果、

aaakkkaaa.hatenablog.com

アクセル全開する様は爽快感が伴う最高潮に達する状態を抽象的に表す言葉です。

 

初回から各打者は思い切っり振り切って打ちに行くと思いきや記事を読むと違ってまして

 

フルスロットル?で一点を奪いに行くようです。

バント、進塁打を駆使するわけですが・・・

アクセル全開と言うコトバが意味する通り出力maxの野球が一点を奪う野球となるとどうにも違和感が

ランナー一塁で佐野がぎこちなスイングしていましたが

一点を奪う野球は制限強いんですよね。

 

この制限の強い野球をした横浜は良さが失われ散々な結果になっています。

自ら相手得意のロースコアのゲームプランにのってしまっています。

2022年CS ランナー一塁での打撃成績について - 所持雑感

 

これは

aaakkkaaa.hatenablog.com

シーズン通した傾向でもありました。

 

その延長線に23年があり

aaakkkaaa.hatenablog.com

ランナー一塁での挙動(ランナー一塁では進塁打を強く要求しなくなった。どうしても進めたい場合はバントさせる。)が改善され

 

さらに踏むこみ24年バントしなくても進塁打をマストに野球をしなくなっています。

進塁打を強く野球するのは得点圏です。⇦以前はランナー2塁ではむしろ打たせていたんですが・・・

 

結果、牧が苦しみ得点圏打率が一時2割切るなど苦しんでます。

牧について記事では抑え気味で書いてましたが何気に怒ってました。

毎年、誰かしらメンタル的に苦しめてしまっている横浜です。

 

怒ってましたが

2番牧で2番の打撃をしてしまった牧を打順下げて振らせることで復調させたように

 

これまでの経験から進塁打を選手に強く意識させ過ぎる弊害をチームも強く覚え始めている節を感じています。

 

牧を4番から2番に打順変更した際に苦しむ牧に対し監督は野球を楽しんで来いと言ったそうですが6番に打順変更した際の牧のバッティング(振り切るスイング)みると文字通りの意味だったようです。

 

とも言えない部分ありますが後述します。試合を動かす打撃して欲しいようなんですよね。ケースbyケースで

 

途中打順(9連敗止めた直後は2番の打撃を牧はしてました)を下げるなどの過程を経て重圧が軽減された牧は2番に戻り良く打っています。

 

www.sponichi.co.jp

 

監督OJT初年度の21年は、その2番に誰を置いていたか?というと、あの21年の森です・・・

2番知野をみて罰ゲームと思いましたが

aaakkkaaa.hatenablog.com

ヘッドが走らない打撃を未熟な野手にやらせないでください。

 

このヘッドが走らない打撃は牧クラスでも苦戦します。

牧があまりに最低限打てないので監督、牧の場面でギャンブルスタートさせるなどがっかりさせています。

 

監督、4番牧にスクイズモドキの最低限を命じています。

 

牧にスクイズさせたら荒れると思いますが、そういう事をしちゃうわけです。

去年の打点王ですよ・・・こういう作戦命じて失敗すると選手がっかりというか責任感じちゃうわけで

牧が当時病みかけた原因とみています。

 

お前、出来ないんだなぁっと言外に言っているようなモノです。

当時、牧の通算得点圏、.200切っていたと思いますが・・・

hochi.news

 

試合終盤、競った場面、これ出来きた(セーフティスクイズもどきの最低限の打撃)の実績上、今シーズン佐野ぐらいです。

宮崎もできるかもですが記憶にないです。

 

2番牧と4番オースティンを佐野がリンクしています。

非常に難しいです。

 

3番佐野、効いているんですよね。実は。

佐野クラスの技術がないと牧の献身が活きにくいともいいますが

 

昨シーズンも今シーズンもチームの為に打撃しています。

渋い打撃してるんですけどね・・・

スモールベースボール渇望するファン多い割に佐野への評価低すぎるというか・・・

 

CSの見どころです。

佐野クラスですと制限強い打撃しても駆け引きでどうにか、結果を出しています。

正直、終盤の、この一点での場面なので必ずできるという場面ではないんですが

 

相手も、佐野も必死に駆け引きしている。

技術レベルが拮抗し見ていて面白いんですよね。

ラミレス時代を思い出す場面です。

 

三浦監督の野球というと、したいとできるで見た時、したいで野球するので駆け引きになってないケースが多く、おいおいという駆け引きなき野球になってました。

 

しかし4年目にして漸く、ここまで辿り着いています。

 

ラミレス野球が視聴して面白かったのは駆け引きが様々あった事です。

出来る。

その駆け引きで勝ち切る場面が多かったです。

三浦横浜の野球が詰まらなく、レベル低く感じるのはしたいで野球する事で技術レベル的に駆け引き以前になっており・・・

そりゃダメだよって野球していたからです。

 

 

佐野も過去はダメでしたが

空振りしないスイングにしていて当たります。(代わりに打撃成績悪くなった面も)

これが良いんだか悪いんだか戸惑う部分なんですが

だからこそ佐野を褒めて欲しいんですよね。

ファンに。

 

チームは牧に試合を動かす自主性を求めており一般的な2番の打撃を求めていません。

決める時は決め、状況に応じ進塁打を打つ。

試合を動かす。

その動かした後を佐野が仕上げ4番オースティンにつなげる形です。

その為にも1番梶原が重要なんですが彼、三振厳禁指令でてから不調気味でして・・・

参考記事

石井打撃コーチの指導に感じる焦り 今期で退任するのか?といろいろ未来へ 24.09.25 - 所持雑感

引用

梶原には三振厳禁を課し逆方向への意識の強い打撃(変化球対策)をさせています。

結果、危惧していた通り彼の長所の引っ張りが影を潜めてしまいました。

 

現在、復調を意識して振り気味になってきていますが何とも言えない部分あります。

調子いい時はライト方向に強い打球が飛んでいたんですが打球に強さ失われちゃいましたね。

この辺は彼ら自身が当てるだけの打撃になる恐れがあるがっと語っていた通りなので取り組み方も変わって来ています。

 

不調気味になってから(スイングが弱い)、振り気味に修正していた梶原。

CSで結果だしてくれると私が渇望する、駆け引きみれるかもです。

 

1番梶原出塁→2番牧で試合を動かして(牧に任せる感じです)→3番佐野で仕留める→4番オースティン追撃

 

という形です。

 

過去2年とは違う展開がCSであるかもと期待しておきます。

そうはいっても相変わらず初回前進守備を敷くチーム。

 

一点すら相手に与えたくないでなく一点ぐらい取り返すような野球の方が今の横浜の守備力(ゆるめ)で投手陣に課題あるチーム事情を考量するとあってる気がするんですよね。

毎年、チーム方針に苦情を申し立てています。

 

いろいろ差配、良くなりましたが初回前進守備のような勝ち気な差配をするか

 

それとも牧2番に象徴される野球。

スモールベースボールと打ち勝つ野球の折衷案。

そのカギを握るのは3番佐野です。

牧が犠打モドキの進塁打を打っても還せる、技術確かな打者が佐野しかいません。

これ本当に難しいんですが・・・

難しいと思ってるからチームも2番牧、3番佐野と連結しているんでしょう。

 

もっとも佐野も常にできるわけじゃないんですが

相手も警戒しますからね・・・この難しさを認識してくれるファンが少なくがっかりしています。

ただ少なくても佐野は実績上、牧よりは最低限打てます。

その牧の打撃技術の高さを考えて、最低限の難しさをファンには痛感して欲しいです。

 

hochi.news

 

本当の技術をもつプロと評される牧が打席に入りながらギャンブルスタート命じられるような状況です。

牧が最低限打てず機能してませんでした。

ダメ過ぎるのでセーフティスクイズ(=最低限)ですらない、スクイズモドキのギャンブルを監督は打者牧、走者神里に命じています。

 

プロの技術があると言われる牧が苦戦する最低限、一点を奪う場面。

試合終盤の一点の重い時は本当に難しくなります。

 

その経緯をみて佐野がどれだけ凄いのか・・・(凄い割にファンの評価低すぎる気がしますが)

無論、打席数少なく揺らぎあります。

しかし今シーズンもちょくちょく最低限をきっちりやっているのが佐野で牧は終始苦しみ続けました。

だから佐野は2番牧と4番オースティンの間を打っています。

 

そういう玄人好み打撃みているからか

佐野は日本代表に選ばれていますがなんでここまで横浜ファンの評価が低いのか・・・

 

www.sanspo.com

 

井端監督らしい選出ですかね。

見ている人はみています。

 

この佐野に最低限出来る場面を作れると三浦横浜が理想とする野球できるんじゃないでしょうか?

これ、誰でもできるわけじゃないです。

相手もさせたくないので。

 

その佐野が最低限する為にも

1番梶原の出塁と2番牧は前提として必要となり易いです。

 

3番佐野とは書いていますが

一番の肝は不調気味になっている1番梶原の是非になります。

 

試合終盤、一点の重い状況で佐野が最低限出来る場面を作るのは相手チームとしては論外です。

より欠点の多い梶原対策が阪神の肝となるでしょう。(一番濃厚なシナリオ)

野球は相手の弱い所を突いてきます。

誰と勝負するか?状況が許せば相手を選べます。

分断する。

3番佐野の技術の高さ、2番牧も含めた駆け引きを楽しむためにも梶原が重要になります。

 

後は中継陣、ウィック、ヴェンデルケンが故障で不在かもしれないので

しょうがないと・・・

余計に一点守るのが難しいですが その辺首脳陣もわかっているようで試合前の意気込み、今期は煙に巻いてました。

 

想像でどんどんで書いてくださいとの事。

 

www.sanspo.com

 

俺たちの野球はこれだと意気込んでいた過去とは違う感じです。

 

3番佐野で最低限、終盤は本当に面白いです。

できますからね。佐野ならですが。

それでもかなり難しいです。

出来て当然じゃない故にしびれる展開なわけですがみてみたい的な記事でした。

そのお膳立てで牧がになります。

 

尚、初回から牧がバントモドキの野球していたら

終わりとみています。

 

バントモドキの進塁打と私の言う進塁打は意味合いが違うというか

それならバント命じれば良いんじゃないの?という打撃であって

 

過去の横浜ではそういう打撃が多かったです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

それなら犠打を命じれば良いと思うのですが・・・

 

これ。

 

それなら最初からバント命じれば良いわけですが。。。

 

命じなかったのが21年、22年の横浜。バントもどきの進塁打を目指し過ぎてチャンスが広がり難かったです。

 

その反省に基づきシーズン途中からバントを命じ始めた(阪神岡田監督を真似したともいいますが)のが23年。

野手のバント企図がリーグ一番になっています。

 

24年は23年の延長線上にバントを自体を減らし21,22年のような進塁打ありきの野球もせず大いに打ちましたが得点圏では。。。で野球やっています。

 

その集大成がCSです。

それを実現できる可能性が一番高い打者が2番牧であり3番佐野です。

 

欠点としては試合終盤ノーアウトで梶原出塁する必要があることで。。。

難易度の割に活かせる場面が少ないというか

相手が警戒している中、ゴロを打つ打撃って結構難しいですよ。

普段の打撃と違う打撃をする必要があります。

 

個人的に上手いと思ったのはヤクルトで2015年打点王を獲得した畠山でしたが

 

ゴロを打つ練習するならしっかり打つ練習した方が結果が出やすいです。

特に技術的に未熟な打者たち。

 

佐野はできるから良く、武器にまで昇華できるかもしれないレベルです。

だから彼は侍ジャパンに選出されています。

海外相手なら面白いように最低限してくれるのでは?

 

 

 

 

 

こんな記事書いていると

ノーアウト 1,3塁で求められる事とは?について雑感① - 所持雑感

シリーズ④まであった記事を思い出します。

この駆け引きが凄いというか難しいというか

 

三浦横浜というとラミレス時代以上にわーい進塁打打てるで釣り出されて相手の思惑通り変化球を引っかけられて併殺喫している場面見ますが

 

1番梶原(塁上)、2番牧なら里崎が言うような難しい野球もできるかもしれませんね。

試合見ていて相手はヤクルト中村ほどはマニアック(リスクある配球)な配球しないので存外、やり切る可能性もありますが

 

駆け引きの領域です。

 

私が牧なら相手が梶原の盗塁警戒するはずなのでストレート系に的を絞り引っ張りいきますが

試合終盤、それで長打を打たれると困る。

自然、外目の配球(ライト方向に打ち易い)になると・・・人によっては2番に右打者配置したくなる理由です。

菊池や井端などがその系統の代表格です。

98年組みでは1番石井、2番波留という感じで2番右打者多いです。

試合を動かす6番と評されたヤクルト6番中村も右ですが(2015打点王の畠山も右)

 

外の球を逆らわずに流せる右打者と外のボールを引っ張る必要のある左打者の違いです。

左だと進塁打警戒されると外目多くなる事で引っ張りになるので変化球引っかけ易いんです。(進塁打意識し過ぎて併殺打つ原因)

 

→左の佐野が凄いと思う理由の一つ

 

 

ここに駆け引きが生じます。

見てみたい。

 

したいから、できるへ。

牧レベルの打力があるから駆け引きになるわけです。

 

参考

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

いやぁみてみたいな。

試合終盤に塁上に梶原(不調気味なので出塁できるかわかりませんが)居て2番牧、3番佐野。

誰もが描くシンデレラストーリーみれるかもです。

実際、これ今シーズン一回やり切ってるんですよね。

梶原盗塁後に牧進塁打、佐野最低限をです。

 

したいからの脱却。

できる能力あることで駆け引きになります。

 

佐野の後ろがオースティンというも大きく終盤の見どころです。

課題は、そのシチュエーションを作れるのか・・・

梶原の復調具合次第になります。

 

打者がただ打つのと違い、下準備に1番が出塁して、盗塁、2番が最低限して3番がっと・・・

これわかります?

手間暇、掛けるリソース、前提条件の多さ。

 

試合見て面白い場面と思いますが、そのできる能力を保持する為の練習時間、熟練度を考えると打つ事できない打者が

この技術を習得する事に時間さく事がチーム強化になるのかが難しい所と感じてはいます。

 

だから石井コーチが就任すると1.5層が伸び悩み易くみています。(っと記事でずっと書いています)

代わりに1軍層がかなり打てるようなるというか・・・

この野球、相手の心を攻めれるので強いんですよね。

実際、面白い。

 

梶原、最低限、得点圏が森同様ダメですが

 

この辺が若年層における来期の課題でしょうか?

 

年々、アジャストしない方針を微修正してきているので楽しみにしています。

どちらにしろチーム構成的に来期、捲土重来、お休みの年の可能性濃厚と感じています。

いろいろチャレンジして欲しいと考えています。

 

変わる?変わらない? 温故知新、4年間を振り返りつつCS1stの前に感じる期待 24.10.09

21年開幕前、優勝争いできる戦力あると推計しながら横浜は最下位に沈むと予想してました。

当時は前向きな最下位になると書いてましたが・・・

想定より改革遅々として進みませんでした。

21年オフ記事で過去10年でセの監督評価上、ワーストの結果だったと書いてます。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

 

牧加入に伴い突然訪れた黄金期。⇦二遊間にオールスター級野手が入るインパクト大きいです。

22年の横浜の戦力推計は優勝候補筆頭と予測してました。

2022年戦力予測 21.12.17 既存戦力でセ、トップの横浜に思う - 所持雑感

 

しかし無理だろうと21年シーズンオフに予測記事を書いています。

ヤクルトと横浜の差について雑感 埋められると思っていた時期が私にもありましたが・・ - 所持雑感

その当時も記事で書いていますが

痛感しますがラミレスは横浜に不要だったと感じます。

方向性の不一致、修正にどれだけかかるかわかりませんが横浜一心というスローガンを掲げていたのも

その辺が原因かもしれません。

その修正、現実と理想のギャップ。

したいと出来るは違う。

 

最低でも走者を進める打撃が求められる場面 したい(意識)と出来る(技術)は両輪である - 所持雑感

そのギャップにより長所が影を潜め神里、細川らが苦しみます。

 

その結果、21年同様苦しみ戦力ありながら9月を待たずに22年も優勝争いから脱落しています。

そしてCSでも負けると思ってましたが

やっぱり負けました。

チームの特性を無視した相手得意の土俵にあがっている以上、試合巧者の阪神矢野に勝てるわけもなくカードの切り方も今同様、課題ありベストを尽くせませんでした。

 

カード切るのが早い過ぎるんですよね。(最後に藤田が代打で出た原因)

勝ち気なので。我慢自重が苦手です。

代走出し過ぎて外野最後の一枠になってしまった大田を代打で出せず藤田も最低限を狙い、苦手のストレート引っ張りましたがお約束通りあえなくホームゲッツーを喰らっています。

 

あの試合、横浜は同点、延長も視野に野球していました。

その時点で大田を代打で出せません。同点にしても延長に向けたゲームプランが立てられない。

そりゃ負けますわね。

課題覚える試合通してのゲームプランです。

2022年CS 藤田代打の意図に関して - 所持雑感

引用

一点を奪いに行く野球でしたがその実、9回の時点で結果的にそうならざる終えない構造でした。

 

攻めっ気が強く想定外に弱い特徴が三浦横浜にあります。

ゲームプランに柔軟さがなく一点差勝敗で過去一度も勝ち越してない理由と思いますが3年連続Aクラスにも関わらず一度もないです。

今年も20勝25敗と負け越しました。

接戦に弱いチームなのに僅差勝負挑む特性は何処から来ているのか・・・今期もチーム特性上守り切れないのに初回から前進守備を敷くなど勝ち筋を自ら消すような野球を未だにしています。

 

 

23年はバウアー不在時で三浦監督のマネージメントでは最下位もあり得ると思ってましたがバウアー(中4登板で開幕予想で指摘していた横浜課題の先発投手陣をケアできた。この延長線上に今期の先発のていたらくがあります。)加入で様相が変わり優勝できるようなチーム状況になっています。

 

なりましたが7月に失速。

 

交流戦で初優勝する戦力ありながら22年同様、9月を待たずにシーズン終了しています。

そして戦力で1,2枚下の広島の後塵を拝する野球で順位でも抜かされCSでも粉砕されています。

あまりの野球にがっかりしました。

三浦監督の課題が凝縮したようなCSに想う 23.10.15 - 所持雑感

 

 

 

24年、23年の野球の延長するなら最下位も十分あり得ると予測してました。

しかし編成が介入すると宣言していた通り普通の差配と評するような状況へ

戦力推計(三浦監督デバフがほぼなくなりました)通りのチームに。

 

三浦監督の欠点が縮小し良さが出始めています。

 

21~23年も24年ぐらいの差配してくれれば9月を待たずにシーズン終了する事なかったのですが

一番戦力素性が良くない24年が皮肉な事に過去最も可能性ある9月となってしまいました。

止まるべくして止まった連勝 こういう時こそ前向きに過去一で可能性ある9月を見守りたい 24.09.07 - 所持雑感

 

尚、戦力素性が良くないと評した24年ですがラミレス時代とは一線を画す戦力です。

比較にならないです。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

24年はDeNA史上最高の打線でした。

WRC+で8勝ほど打線で積み上げています。

 

 

リーグ最強打線を初めて構築できた理由はオースティンの影響も大きいですが牧加入と捕手山本(二軍で1年研鑽したのが良かった。)によります。

二遊間、捕手で違いを出せることで野手WARは高くなりますが

その黄金期が終わり優勝できるチャンスを逃した横浜です。

本当に口惜しかったです。

短期的にお休みの予感強いです。

だから2018年にラミレスを解任すればよかったんですが・・・

 

監督OJTに都合4年もの時間をかけてしまいました。

チームは前に進んでますが失ったのは優勝するチャンスでした。

牧加入と言う僥倖をチームは活かせませんでした。

差し引き、なんとも言えませんが

後の事を考えると必要なコストであったと考えています。

 

三浦監督を支持する理由は三浦監督じゃないとチームがもたないからです。

ラミレスがOB、コーチからそっぽ向かれコーチから話を聞いたと遠藤などがチーム批判を繰り広げてました。

遠藤とつながりのあるコーチなんて早々いないからわかるんですけどね。迂闊過ぎるというか、だから弱いです

 

三浦監督が横浜一心で前任者の野球の一新を図り最下位に沈んだのも故なき事でないです。

哲学が横浜にはないです。

だから弱い。

私が恐れるのは監督解任でまた横浜一新されかねない事です。

常々記事で書いている通り三浦監督らには哲学を残して欲しいモノと期待します。

 

でないとこの球団繰り返すというか

OB、ライター、ファンの望む野球勝てる野球の乖離を埋めきれない事で優勝から遠のく危惧を抱いています。

 

 

チームが勝つためにラミレスが突出する必要があった5年間。

その軋轢はOBが激しくチーム批判をすることでファンの離反を招きました。

この批判が少ないのが三浦横浜の良さです。

 

最近、三浦監督辞めろとの話を聞きますが哲学残ってないですよ。横浜。

横浜の野球とは何か?

練習時間ですら二転三転しています。

残すべきものは残して欲しく三浦に期待しています。

 

 

さて、そんな24年三浦横浜。

22年、23年と違い、CS前から、このチームでは勝てないとまでは感じません。

 

試合の外は普通の采配しています。

試合中の差配には相変わらず課題を覚えますが

 

ちょっと面白いかも。

次記事で見どころについて。

 

 

シーズン通してみて

ウィックと、勝たなければいけない試合で勝った横浜の今後について 分水嶺になったかもしれない試合 24.08.28 - 所持雑感

引用

CS面白いかもですね。

 

今年の三浦横浜なら過去と違い、ポジティブな試合記事書けるかもです。

全体マネージメント、差配が良くなりました。

試合中の差配、カードの切り方、勝負勘に属す分野は疑問に思う所もありますが大分、普通の差配になってきています。

 

8月に書いた記事でCS面白いかもと書いてます。

首位広島と8ゲーム差、3位阪神とは4ゲーム差(試合数考えると星読み上厳しい差)の4位なのにCSに行くモノと思っていたようです。

 

広島失速すると思って書いていたようですが

展望記事でも書いている通り戦力なく結局力尽きました。

広島さん優勝出来たら凄かったですが、あの戦力で23年同様、その戦力差を覆して戦っています。

チームWARで最下位中日と広島、大差ないと推計しています。

得失点相関の強いチームOPSー被OPSでも大差ないでしょうか?

 

 

そして横浜のシーズン成績は9連敗止めた時の書いた記事の予測レンジ通りの勝敗で終えています。

まぁしょうがない。⇦来年苦しむ理由、一休み原因

詳細、記事で書く予定です。

読者はわかっていると思いますが歴史はある日、突然でなく連綿と繋がります。

因果の多くは過去にあり来期、横浜は再編期に突入するのでは?ないかとみています。

 

ドラフトで、その辺の展望を球団がどう?考えているかがわかります。

その指名をみることで横浜の今がわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三浦横浜が巨人や広島に弱い理由、ゲームプランの拙さについて 9/26巨人戦回顧  24.09.28

横浜の特性を考えると疑問に思う初回前進守備を敷いた時点で負けを覚悟しました。

そもそも初回に前進守備敷いた試合って横浜勝った記憶がないんですよね。

 

横浜が苦手としている一点差勝負であると内外に表明しているわけで

勝ち筋薄くなるわけなんですが相手得意(守備力、投手力でかなりの差があります)の土俵に上がってしまっています。

 

この辺に今の横浜が広島、巨人に弱い理由を覚えます。

 

三浦横浜になって試合中の差配に関し褒めた事は基本ないです。

戦術的な話(カードの切り方など)を除くと今期、記事で普通の采配になったと複数で評していた通り大分普通(もしくは+気味評価)になったのですが

試合中は・・・

 

過去も

三浦監督の課題が凝縮したようなCSに想う 23.10.15 - 所持雑感

引用

こういう特別な試合で三浦横浜が弱いか?というと普通の野球しないからと思ってます。

普段以上に酷くなり易いでしょうか?

中略

その21年を思うと随分、普通に近づいてはいますが

それでも普通じゃない。

 

チーム特性を無視した勝ち筋の薄い作戦採用する事があり普通じゃないチームと良く評してました。

試合外のマネージメントでも普通じゃない差配していたので本来ある戦力を十全に活かせなかったですが

今年は、試合の外は大きく改善しており残る課題は試合中の差配。

駆け引き。

ゲームプラン。どうやって勝つか?に関してです。

 

このゲームプラン、駆け引きに属す分野になると未だどうもダメなんですよね。

持ち前の闘争心の強さ、強気の性格が顔出し結果芳しくないです。

www.nikkansports.com

 

いろいろ課題ありますが9/26 巨人戦の一部を回顧です。

この試合に負けた事で横浜は26年連続で優勝を逃しています。

 

さて、三浦監督らしく特別な試合故に試合開始スタートから強気の差配しています。

先頭の丸へ大胆なシフトを敷いています。

問題は、その配球。

引用

初回の先頭打者だった丸に対し、DeNAベンチは内野の守備位置を右側に寄せるシフトをとった。

先発のケイは左腕で、丸は左打者。

普通に考えれば引っ張って打つより、流し打ちの方が確率は高いように思う。

「丸は左投手でも引っ張る」というデータがなければ実践しないシフトだろう(はぁ?うんなわけあるか緒方がでなく横浜の守備シフトと配球がおかしい)。  

しかし丸は1ボールからの外角カットボールを流し打ち。

本来であればなんでもないサードゴロだったが、三塁線を破る二塁打になった。

これ私も不可解で

丸は広角に打てる打者です。

今期は右方向(引っ張り)が多いですが逆方向の打撃は石井打撃コーチに鍛えられてます。

逆らわずに打つを徹底されていました。

あの丸が石井打撃コーチの目指す完成形なわけですが、なんでも引っ張るなんて打撃指導を彼がするわけがないです。

なんで、あんな守備シフトをして外に要求したのか?どういう背景があるのか知りたいのですが・・・

 

左打者は左腕の外スラに対応できないと対左投手の対戦結果悪くなり易いです。

今期の丸の対左は打率.291と右の.274と大差ないです。

左腕の投げる外スラに対応できているから丸は左の外の打率が.400近くあり左腕の投げるインコースを苦手としています。(利き手側のインコース投げ切れる投手がそもそも少ないですが

 

守備シフト敷いた上で左腕ケイに外スラを選択する事自体が?でした。

 

その際に思い出したのが23年CS対広島1試合目。

ヴェンデルケン、伊藤で球威で押し切れ。

11回裏ツーアウトになったところでチームは外野に前進守備を命じたのですがなぜか?チェンジアップを選択し外野の上を抜かれてサヨナラ負け。

駆け引き上、十分ストレートで押してからチェンジアップならわかるんですが(ツーストライク以降はストレートのタイミング待つのが常套手段なので追い込んでいるなら擁護できます)

1ボール、0ストライクからチェンジアップを選択しています。

 

今回も十分インを意識させず外に2球続けてカットボール投球し二塁打打たれていますが

守備シフト敷いてる以上、丸もインコース意識していたと思います。

意識していましたが初球、二球目と外。

バッティングカウントで張られたと思いますが

相手の裏を欠く配球をして大やけど負うのは伊藤の特徴と思っており

彼、よくやるんですよね。

何度もみているので先入観も強くなっています。

 

伊藤の配球で褒め記事を書いた事がないですが天秤の難しい場面(投手側に課題がある)で実績よくない捕手です。

 

相手がわかっていても打てない球を軸に配球するのは上手くエース級と組ませるとチームで一番上手いと思うのですが意表を突く配球して敗戦呼び込むのは何度もみています。

もしくは打てるなら、打ってみろ配球とでも言うのでしょうか?

バッテリーコーチの試合前ミーティング無視して相手が待ち構えていたインコース攻めて大量失点を喫し試合中に交代を命じられ即日、話し合いの結果二軍落ちた事がありましたが伊藤らしいと感じる配球と言うか・・・

 

この時点で歯車狂い始めています。

強気の守備シフト、普通じゃない守備位置と不整合な配球の時点でらいしいというか。。。

 

守備シフトを敷いている以上、それ相応の配球、他が必要ですがなっているように感じませんでした。

 

次いで2番オコエが送りワンアウト3塁。

普通は2番にバントダメなんですが

横浜のようなチームには効きます。

 

初回にも関わらず三浦横浜は前進守備を選択しています。

これが基本、上手く行かないんですよね。

三浦横浜になって初回に前進守備敷いて勝った試合見た事がないです。

(あるかもしれませんが知りません)

 

冒頭の記事で緒方が

2番のオコエ送りバントに成功し、走者が三塁に進むと、内野は前進守備をとった。まだ初回であり、ここでの前進守備には賛否両論あるだろうが、個人的には前進守備でいいと思った

っと語っていますが

そういうチームに強かったのが横浜ラミレスで

 

三浦横浜は緒方型に属します。

一応、緒方広島は内野守備力あったので前進守備敷いても良いかもですが

横浜の守備力は・・・

 

hochi.news

 

・・・・

 

まぁチームOBの佐々木自体がチーム特性を無視して一点を奪う野球を推奨しているぐらいですので

このチーム終わってるんですが

 

チーム関係者、ファンが望む野球をチームは基本します。

しないと支持を失いやすいです。

横浜が弱い理由の一つと思いますが監督選任もファンが望む人をで選ぶそうで高田GMが悔し気にインタビュー記事で書いてますがファン支持の薄い野球するとチームもたないです。

例え勝っていても落合中日のようにチームから追い出されます。

だから、三浦を私は支持し続けています。

2018年オフにラミレス解雇を主張した理由です。

 

前記事で

今シーズン初の1対0。 佐々木の解説に想う絶望感 横浜が勝てない理由について 24.09.25 - 所持雑感

佐々木の解説に絶望感覚えた理由ですがチームOBすら横浜の特性を理解できず勝ち筋の薄い、再現性の低い野球を求め、できないから勝てないと思ってる。

 

これじゃ勝てません。

絶望感を覚える理由です。それでも悲願の優勝に向けて良くなってきているチーム三浦を信じていますが・・・

チーム関係者が勝ち筋薄い作戦を声高に主張し支持されるとなかなか勝てなくなります。

ファンの大多数も佐々木派に属すようで記事コメント読むと細かな野球を、次期監督は石井打撃コーチでとの事でしたが

 

今のチームだと勝てないじゃないのかな?(変わってくれると思いますが)

いや、それ相応のチーム戦力。

鉄壁の守備陣に中継陣などを整備できれば勝てますが

それ今の横浜に合うの?です。

まずは今期、守備で低調だった牧2塁を止める必要がありますが・・・

 

今期、阿部巨人が大城を一塁で起用するなど失点を昨年比大きく減らす一方で打撃評価でRCWINを7.5勝→2.7勝と昨年比-5勝としています。

それもあってか失点面では巨人大分良化していますが横浜の場合は長所だけが失われてしまう危惧あります。

 

横浜の良さを失いかねないです。

その良さ、長所と欠点を考えると今の横浜が行う初回前進守備は非常にリスキー。

しかし、敷いてしまうと。

守備ゆるめのチームに前進守備を初回から敷かせないください。

 

 

後は横浜がいつものように隙を突かれ・・・

隙があるチームなので余計に前進守備がダメなんですが

まだ初回であり、気落ちした訳ではないだろう。しかしDeNAはズルズルと押し寄せる不運な流れにのみ込まれてしまった。

中略

吉川の心理を見越して三盗を警戒する声もなく、初球に三盗を決められてしまった。

さらに

満塁とされ

1死満塁から坂本はピッチャーゴロ。しかしケイの本塁送球が引っ掛かり、ホームはアウトになったが捕手の伊藤は少しだけ体勢を崩し一塁へワンバン送球。

これをオースティンが少しだけ跳び上がるようにベースから離れ、併殺が取れなかった。

直後の岸田に2点タイムリー。失策は記録されなかったが、このプレーに参加した3人のうち、1人でもいいプレーができていたら1失点で食い止められていた。

 

堅守のチームは、このプレーのうち一つでもいいプレーできるのですが

そういうチームじゃないんです。

今は。

特に伊藤は守備力が明確に落ちてましてダメなんですよね。

ダメに感じる。

 

二軍調整していた分、打席にたってなかった戸柱より打撃で違いを出せそうですが加齢もあって守備はかなり衰えており伊藤を起用した時点で点を取る必要があった気がするんですが・・・

 

ゲームプランをチームはどう?描いていたんですかね。

守り切るというより打ち勝つ野球しないと勝ちにくく、接戦をモノにするにしても結果的にそうなったでやらないとダメなハズなんですが

 

チームは先頭打者からリスクのある守備シフトを命じ、その守備シフトを合わない配球でバッテリーは攻め二塁打を打たれ、それを切っ掛けに初回に前進守備を命じて3失点。

前進守備敷かなければ無失点(吉川でツーアウト、坂本のゴロで終了)で終えられたと思いますが相手得意の土俵に乗るわけですね。

 

だから巨人、広島戦だめと思っています。

特に広島戦は戦力上、横浜が圧倒しているのに勝てないのは、この辺のゲームプランに問題あるじゃないかとみていて

 

その試金石としたホーム横浜3連戦で懸念通りに広島さん相手にチームはスイープされています。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

駆け引き、ゲームプランに属す分野は未だ改善の余地ある感じですかね。

今後に期待したいですが。。。流石に4年目なので

ここはしょうがない、欠点に目を瞑りつつチーム三浦の長所を信じたいです。

 

マネージメント面での差配に関しては今年、本当に良くなりました。

それだけで今年、これだけ戦えます。戦えました。

 

この試行錯誤、歴史を

今後も自分なりに記事で可能な限り伝えていきたいです。

球団トップ変わってチーム改革進んでいます。

その影響を見守りたいです。

 

 

 

 

 

 

今シーズン初の1対0。 佐々木の解説に想う絶望感 横浜が勝てない理由について 24.09.25

baseballking.jp

だから横浜は勝てないわけです。

こういう野球を首脳陣が過去目指し続けた結果、戦力あるのに勝てませんでした。

 

佐々木主浩氏「こういう点の取り方が数多くできれば、もうちょっと上にいた」

 

でなく、

こういう形で点をとっても横浜の中継ぎと守備力を考えると守り切れないんです。

だから記事で再三、点を取りにいけと書いていたわけで

 

そしてだからこそ一点差勝敗、今年も負け越しています。

今年も20勝23敗です。

過去一度も三浦監督なって一点差勝敗で勝ち越せていません。

接戦弱いです。

ラミレス時代のようにセーフティリード目指して結果的に一点差で勝ち切るような差配でないと今の編成ですと厳しいです。

 

参考記事

チームWARと勝率についての検証 ラミレス横浜が記録して来た数字の意味について - 所持雑感

引用

9/10現在 

通算  91勝69敗 勝率0.57

必ずしもラミレス、一点を奪う野球してませんでしたが結果的というかゲームプランが上手いんですよね。

反面、三浦監督はゲームプランの描き方が過去実績上上手く行きませんでした。

過去はプランAしかなく、想定外起きると厳しい試合展開が多い監督でした。

決め打ちで以前は6回などにソトを下げて守り入ってましたが延長戦に横浜弱かった原因です。

 

三浦横浜になって接戦勝敗悪いのには理由があります。

今の横浜のチーム編成を考えると僅差前提の守りの野球をしても破綻し易いです。

 

あーいう点の取り方で勝ち切るには、それ相応のチーム力、編成が必要です。

 

横浜の関係者、ライターも含め、こういう主張をしている人が多くだから横浜は弱いと思っていますが

 

今シーズンの1-0の勝ちは

ヤクルトが1回。

中日が7回。

広島が6回。

横浜が今期初。

阪神が7回。

巨人が4回。

 

守備力や後ろを投げる投手の力不足もあって横浜は守り切れないんです。

救援防御率は6位ヤクルト2.99に次いで横浜は2.50とリーグ5位です。

 

立浪監督などマネージメント良いとは言えない部分もありますが強力中継ぎ陣いる事で勝ち切れています。

ピタゴラス勝率で中日立浪は過去3年間、常に上位の成績出していますが抑え、セットアッパー、ミドルセットアッパーが安定していると勝ち切れちゃいます。

 

ここ揺らぐと凄く大変なんですよね・・・

そこに横浜先発防御率がリーグ5位の3.29と1対0の局面自体がそもそも難しいです。

 

必然、くどいようですが

佐々木主浩氏「こういう点の取り方が数多くできれば、もうちょっと上にいた」

そういう点をとれても厳しいのです。

山本が早々に犠牲フライ打って負けた試合ありましたが

aaakkkaaa.hatenablog.com

キーポイント①、一点を奪ったが・・・

初回、ワンアウト満塁として5番山本。

初球、待ってましたと犠牲フライを打ち上げ幸先よく先制点をあげます。

あげましたが・・・

今日のゲームプランどう?描いていたのか。

試合は敗戦。

ホーム横浜で広島さん相手にスイープされています。

佐々木の言う、こういう点の取り方、ぼちぼちあるんですが勝てないんですよ。

残念ながら。

 

今は無理なんです・・・そもそも最低限の打撃を牧がしていて得点力落としていたのは記事で書いてる通りで

 

今日は技術のある、佐野だから出来たという事実を考えて欲しいです。

がっかりします。

 

確かに、こういう点の取り方を横浜は目指し続けて指導しているんですが

これが難しいんですよね。

出来て当然でないからスクイズモドキのギャンブルスタート。

しかも打者4番牧でギャンブルスタートとかさせる事になります。

 

hochi.news

 

 

本日、戸柱もノーアウト満塁でお約束通り右方向にゴロを打って併殺を記録していますが

お約束通りの配球でゴロを打たされています。

三浦監督になって何度もみて記事でもかなり書いてます。

 

最低限をマストで打撃すると結構、打ち取られちゃうんですよね。

昔、ラミレス時代に広島さん相手によくみましたが・・・

 

さて

苦言は、そこまでに

一点差で守り切れたのはウィックの状態が7月以降劇的に良くなってる点。

ウィックの防御率

7月 2.53

8月 2.84

9月 0.00 

特に最近はストレートのみで押し切れており(わかっていても打てない)抑えの投球をしています。

横浜で唯一の投手でしょうか?

また、抑えの森原が内容はともかく結果をだしている(防御率2.50)。

伊勢のコンディションも回復しつつあり内容が良化しつつあります。

さらにヴェンデルケンもいる。

 

この4点が大きいです。

前は1対0では逃げ切れませんでした。

だからって、この野球を基本戦術にできるほど今の横浜は投手力、守備力良いわけではないですが。

 

今日も森があれほど良いプレーしておきながら送球エラー。

落ち着いて投げればショートバウンドせずアウトにできるのにショーバンさせて

それをオースティンが取れないと・・・

ショートバウンドする送球の捕球がオースティン、苦手なイメージあります。

 

ソトやロペスが懐かしいですがしょうがないというか

森、凄いプレーするんですから落ち着いてアウトにしてください。

落差が激し過ぎて・・・間違いなくプラスの守備を記録しているハズですので。

 

送球エラーにはがっかりしましたが(余裕でアウトにできる状況だっただけに落ち着いてプレーして欲しい)森が遊撃手で難しいプレーを今日さばいたのも大きかったです。

 

森が遊撃で定着すると1対0も多くなるかもしれませんね。

 

石井打撃コーチの指導に感じる焦り 今期で退任するのか?といろいろ未来へ 24.09.25

危惧通り梶原の状態が怪しくなり佐野もですが

シーズン中に様々な指導を行っている石井打撃コーチです。

 

佐野に関しては

aaakkkaaa.hatenablog.com

シーズン中に打撃改造して成績戻したのですがさらに打撃が変わってまして消化不良気味になっています。

佐野にも、梶原に対して上手くいった脱力打法を指導しているようですが今一な状態です。

 

梶原には三振厳禁を課し逆方向への意識の強い打撃(変化球対策)をさせています。

結果、危惧していた通り彼の長所の引っ張りが影を潜めてしまいました。

 

度会にも欠点の三振を修正しようとして引っ張りがおかしくなりましたが

 

焦りにも感じる打撃指導をしているように感じます。

右は田代打撃コーチがみているようなのでそこまで悪影響ないのですが・・・

 

2番牧で牧が2番の打撃をしてしまい、牧を後ろに下げて復調を促す程度に細かな打撃の弊害をチームも認知しているはずなんですが

 

石井打撃コーチに関しては妙に?かたくなんですよね。

 

5,6番で打たせる事で本来の打撃を思いださせ2番に戻しても2番の打撃をせず牧は牧らしい打撃をしています。

にも関わらず振らない打撃の弊害を熟知しているはずの石井打撃コーチが行ってる指導の不整合。

 

焦り?

逆方向の打撃自体は何処かで取り組まないといけない指導です。

三振を減らす対策として王道です。

しかし、打撃が未熟な打者に、それやると打撃が崩れやすいんですよね。

 

三振の多い打撃を許容する、4番のような打撃をさせる事でスケールの大きな選手がピックアップされやすいです。

新庄日ハムの指導が伸びやすいと以前から記事で書いています。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

その対比で一点を奪う野球に固執しない、してなかったのが新庄日ハム。

新規戦力が雨後の竹の子のように出てきていますがまぁそりゃそうですよねって感じです。

何処かで一点を奪う野球も指導するのとは思いますが

まずは打つ事、自由に打たせる事で選手の個性を見極めたように感じます。

制限強い野球すると今期の柴田らではないですが苦戦し易いです。

 

22年の新庄1年目の野球をみて日ハムは躍進すると確信してました。

そりゃそうで。。。ラミレス以上に徹底してましたからね。

 

その逆の指導をする傾向が強いのが石井打撃コーチ、というより旧態以前の野球の観の強い横浜。打線の良さを消してました。

 

過剰なまでのバント、進塁打信仰は横浜だけじゃないなんですが・・・

確かに極めると武器にはなるのですが指導が難しいです。

 

記事でも指摘している通り彼(石井コーチ)が加入したチームの育成が?になり易い原因とみています。

危惧通り技術不足の森への指導結果(だから二軍に落とせと書いていた)が芳しくありませんでした。

 

あるレベルにまで到達したチーム、選手に石井コーチの指導は善き影響を与えます。

広島3連覇の立役者の一人と思いますが発展途上の選手の指導結果、実績今一なんですよね。

伸び悩むケースが多いです。

 

現在、打撃好調の森をチームは上位に戻していません。

8番で森に自由に打たせたいからです。

場合によると4番のような打撃を彼にさせています。

 

それとの対比で、あの未熟な森を21年に三浦は2番で17試合(次いでは7番で5試合)も先発させていますが

その時のしたいで野球(しかし出来ない)をしていた首脳陣と違い今の首脳陣は選手の状況、特性をみて起用しています。

 

石井打撃コーチが加入して以降、21年ような選手特性を考慮しない打順減っていますが(戦略室が口を出している可能性もある)

 

過去記事で一軍帯同罰ゲームと指摘していたようなバカな指導は昔との比較でやっていません。

しかし石井コーチが絡むと妙にズレを覚えます。

 

そこに石井の焦り、何かを残したいようなモノを覚えています。

 

3年待ってくださいって大見えきっていたのは知ってますが出来ないんだからしっかりやりきって欲しいです。

牧加入に伴う横浜黄金期(相手も弱く優勝できる戦力がありました)を逃した以上、次の黄金期にむけて責任をもって頑張って欲しいです。

 

そうでないとまたやらかす危惧あるんですよね。

横浜関係の解説者、ライターの書き方含めてです。

 

未成熟でも理想系で挑んだ横浜でした。

その経験をスポイルしない為にも

石井コーチ、三浦監督らは10年ぐらいかけてしっかり指導し尽くして欲しいです。

っと22年に書いていますが

新庄日ハムと違い彼らが失敗するのは半ば予期された事でした。

何度も記事で指摘している通り難しい指導です。

その新庄日ハムの成功例に関しライター記事は進塁打云々の話をおそらく書かないでしょう。

NPBドレスコード違反ですから躍進の理由と書きにくいです。

 

その試行錯誤の経験をスポイルしない為にもしっかり指導しつくして欲しいです。

石井打撃コーチの契約は3年契約だったと記憶しています。

最後までやりきって欲しいと再度記事で書いておきます。

 

優勝するチャンスを逃した横浜はこれから暫く低迷期の予感が強いです。

再建には2,3年。

優勝できる戦力(変な指導をしなければもっと打ってたし勝てた)があった2021~2023年の過去3年と違い今期同様Aクラス争いは出来るかもですが非常に厳しい戦力読みになりつつあります。

 

その後に編成が目論んでいる黄金期(2026、27年)が来るはずです。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

そこまでチームを追うつもりです。

途中で挫折しないよう頑張ります。

しかし勿体なかったなぁ・・・過去3年間。

今年、あまりにマネージメントが良くなり過ぎて余計に悔しくなり始めていますが

 

この戦力で、ここまで戦えるんですね。

ヘンテコなチーム戦術が減ったのもあり(選手が成績出しにくい方針がいくつかありました)チームOPS-被OPSでみると過去最高戦力かもです。

 

これを21~23年でやってくれればと思わないわけでもないですがしょうがないです。

そして

にも関わらず運用がぁーっと言わないのはチームバランスを監督采配で修正できないと思ってるからです。

だから9連敗止めた後の予想が26勝20敗ぐらいで優勝届かず予想でした。

 

(2番牧に固執し5、6番で復調を促すような差配を当時織り込んでなく、首脳陣の野球観の変化を覚えます。26勝20敗より成績がよくなるかもしれない理由です。当時はシーズン丁度5割が26勝20敗でした。現在、66勝64敗。あれ(・・? 予想に近い。ずれに関しては他で想定外が起きてるから。総括記事記載予定)

 

かつ、後半戦に向けた戦力寸評で

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

阪神)まぁまぁ強いですが昨年、記事で書いていた通り野手が年齢的に世代交代期(27歳以降成績低迷し易くなります)に入り始めていて打線が低調です。

不調だった選手を二軍で調整させ9月に勝負をかける段取りを踏んでいるようですが

捉えられて広島、横浜まで?

相手一番手の巨人さんと比較すると決め手欠くように感じますが今の様相だと9月巨人と阪神がマッチアップしてそうで・・・

 

当時の読みに対しズレが入るようなことなかった事で予想通りになっています。

大分、野球見なくなりましたが未だ大よその予想は当たるようです。

デルタの数字みていればもう少し詳しく書けるかもですが

 

横浜が苦しんでいる投打のチームバランス。

この感覚分かりにくいかもです。

戦力リーグトップでも優勝できずBクラスに沈んだ2015年の広島型に近いです。

 

佐野の低調なWARを理由に外せとの話を聞きますが彼外すとチームバランス崩れるんですよね。

こういうの言語化難しいです。

デジタルで語り難くアナログ的な表現含みます。

単純な指標のみで語ってない所にこのブログの良さあると個人的に思っていますが

 

だからこそチームも佐野を先発で起用しています。

 

全体最適化論と部分最適化論は違いますが佐野のWARを理由にはずせ論は部分最適化論に属す危惧があります。

得点と失点、どちらが勝利に直結するかで言うと得点なんですよね。

 

相関係数上でみてもですが(バランスの話)

 

しかし佐野、今の脱力打撃では推しにくいです・・・

長打打てないように感じる打撃です。

理論はわかるんですけどね。

春先は未だ復調するとみて推せたんですが未消化かな。

 

佐野外すとバランス崩れると言いつつ、かなり宜しくないので外してもとっと思いますが

その辺、今の首脳陣みているのでどうするか?注目です。

牧とオースティンの間を連結するような打撃(四球出塁)しているようにもみえるので成績以上に評価高そうにもみえます。

 

佐野は技術あるので最低限打ってくれる打者でもあります。

この辺のいい塩梅、差配が石井打撃コーチ上手いんですよね。

練習している選手をよくみていると感じます。

故に梶原の今の状態もわかっていてやらせているとみていますがいやはや理想が高い。

 

結びに石井コーチには悔いなくやり切って欲しいです。

猛練習させいたい派です。

現状に強い不満もあると思いますが26,27年に訪れるだろう優勝のチャンスに向けて準備して欲しいです。

3年待ってくださいを守れなかったと責任から辞任しそうな感触も覚えますが難しい野球しているんですから当たり前です。

どうしてできなかったのか?しっかりご自分で検証をお願いします。

 

三浦監督もBクラスだからで辞めないようにお願いします。

場合によるとAクラスでも辞任しそうですが本当の苦しさは来期からです。

 

やりきってください。

盗塁数が昨季33→現在57とセ最多総得点の力に なっているのだろうか?(かもしれなが) 24.09.14

www.chunichi.co.jp

結論が先にあって論理が後付けな記事内容に疑問を覚えます。

この手の記事がNPBの野球では多いです。

 

犠打増えたから得点が増えたとか。

流れが良くなったから失ったからなどと主張します。

そして最終的に犠打しないから勝てないと記事を書きます。

 

まず、盗塁と得点の相関ですが弱いです。

yakyumaru.com

データみてわかる通り盗塁と得点の相関は+0.33しかないです。

相関係数でいうと弱い相関。

これで総得点の力にっと言われても疑問覚えてしまいます。

得点に絡む他の数字(因子)が良くなってないのか?っと思う訳ですね。

 

相関0.33の盗塁と違いOPSと得点の相関は0.95あります。

添付のデータでは0.85。

最近数字が荒れていて、その影響かもですが

 

OPSの割に得点とれない、失点が増えるのワーストを更新するチームの影響、はたまたその逆を想起してしまいます。

 

横道にそれかけましたが盗塁より影響力強い因子があり盗塁が増えても必ずしも得点増につながらない場合があります。

 

単純にいうと出塁率長打率本塁打などの方が因子として影響が強いんですよね。

また、盗塁を活かすにも、その後ろの打者の影響が強く・・・

 

梶谷が2014年に主に3番を打って39盗塁しても得点が70(後ろが4番の筒香)しかなく2017年に7番で21盗塁した時の方が83得点(後ろが投手)と盗塁の多い、少ないだけでは議論し難い場合があります。

 

主に3番を打った梶谷の出塁率は2014年が.355。

対して2017年は下位で.327しかないのに得点多いのは倉本9番などが効いてるからです。(結果論含む)

 

盗塁増が得点増に結び付かない場合があります。

だから得点相関が0.33なんですよね。

 

試合見ていて横浜の打撃成績が良くなった一因としては若手への三振許容。

緩くなったが一点。

(梶原に逆方向の打撃指導しているようですね・・・プルヒッターでしっかり振れてますがやや心配。)

「三振」とは負の相関があります。つまり、三振が多いチームほど勝っているということです。

三振を怖がらず、自分のスイングをした方が良いみたい

 

細川や梶原らが好例です。

 

 打率を上げろ、本塁打を増やせ。それはすぐには無理だろう。だけど走塁は変えられる。「チームの方針」で劇的に変わったDeNAが、その見本である。

 

これ逆で盗塁の方が難しく感じています。

むしろ打率や本塁打の増やしやすく、その好例が日ハム。

横浜は、その逆です。(方針改めることで年々改善しています)

 

だいたい三振するなで苦しんでいた細川を覚醒させた中日さんが何を言ってるのか?っと思いますが

 

盗塁、割と難しいんです。

だから未だに苦しんでいます。

外部からコーチ招いていますが盗塁王の片岡の時は上手くいかず(22年)

 

23年まで楽天イーグルスで走塁を指導し、小深田大翔の初の盗塁王獲得をアシストした佐竹学コーチを走塁アナリストとして招き、データを充実させたのが大きいように感じます。

 

チームは元々、中畑、ラミレス時代も含め走塁改革掲げて戦っています。

二軍はすばしっこい選手で溢れていますが

そう簡単な事じゃないんですよ。渋谷さん。

 

そして結論として得点増えてるかもしれないのが(要検証)

この手の記事の難しさと言うか悪影響です。だからイラっとするんですよね。

過程は間違ってるかもですが結論は正しいかもしれない。

結果、犠打しろ、盗塁だぁっと変な方向に誘導されかねず・・・

 

尚、

RC(盗塁、打率などで期待される得点)で期待される得点と実際を比べますと

 

横浜は9/13時点で489得点ありますが実際の得点が455得点。

率にして10%下げており-44得点ほど低いです。

 

横浜がRCとの比較で押し下げている得点としては中日の-58点巨人の-52得点に次いでの数字です。

 

横浜は得点奪うのが得意とは言えないのです。

 

数字的には盗塁増やした効果以上に何かが悪い影響(打撃成績から期待される得点マイナス10%)を与えてるかもしれません。

 

もっとも出力上げれば問題ないです。

チャンス多くすれば良いです。

 

巨人は再三、記事で書いていますが打撃面のマイナス克服できるとかなり強いんですよね。

潜在的投打のバランス図抜けています。

 

尚、広島はRC353点に対し363点と得点奪っています。

RCでみると打力リーグ5位の中日より-40点ほど低く打力に関して課題あるのは従来から記事で報告している通りですが

結果論も内在してましたが、あの手、この手で点を奪ってました。