三浦監督初年度21年の野球を思うと様々、方針を変えてきている横浜。
いろいろ思う事はありますが
失敗することで後に活かしてくれています。
くれていますが
失敗しないとダメなのがどうにも・・・
やってみての失敗なら未だわかるんですが前任者の野球を全否定から入った現政権です。
スモールベースボールをやりたいと目指していた前任者が諦めた背景とか、いろいろ無視してやった無様な野球の残酷な結果は過去最悪の非効率野球として結実し最下位に沈んでいます。
この辺、開幕前に予想しており前向きな最下位になると明言してましたが
あれほど強いかったのに最下位。
普通にやっていたら21年、何気に優勝していたかもです。
様々なデバフ効果が横浜を襲っておりチームWARを押し下げ、そのチームWARから期待された成績以下の勝敗だった三浦横浜です。
もっと気楽に初球打ち打ちたいと思いませんか?っと不調の神里に佐野が伝えていた記事ありましたが
この手の選手を追い込む差配が多すぎるんですよ。
三浦は。
そんな三浦監督の野球に最低限があります。
アウトに意味を見出す。
しかし犠打は命じない。
右方向にヒットを狙いチャンスを広げる、相手に簡単にアウトは与えない。
けど・・・
最低限難しいんですよね。
三浦監督、昔の人なので最低限の難しさ理解してなかった可能性あります。
まぁ三浦監督だけじゃないんですが
昔は内野ゴロの30%強がヒットでしたが
今は内野ゴロの80%弱がアウトです。
名手と呼ばれた高木豊の内野ゴロ処理数は多い年で年間380(試合数の差に関しては注意)ほどでした。
わずか380です。
対して広島菊池は年間530ほど処理しましたが
このアウトの数の差わかりますかね。
試合数考慮しても100アウトも違うわけです。
ヒット100本も減らしている。
インパクトが違い過ぎます。
これは名手と呼ばれた立浪中日監督にも言え、彼の遊撃におけるゴロ処理数は多くて380ほど。
これも本当に少なかった。
西武源田が記録した530弱と差は明確です。
立浪は二塁手としてもゴロ処理数少ない選手でしたが
当時はあのレベルが上手い選手評価でした。
あの時代はそういうものでした。
結果、その内野守備力差から生じる戦術の変化。
最低限の難しさにも通じます。
ある時代までは最低限は機能していたんですよね。
しかしそれがある時代から機能し難くなっています。
このギャップに横浜苦しめられています。
データ見ればわかるだろうにと言いたいのですが
妙にデータに弱いというか昔通じた野球観を優先する傾向が強く優勝を逃す一因になったと分析しています。
それでも修正しているのですが
思っていたより遅々として進んでませんでした。
チームDERが年々向上しています。
20年ほど前は0.690ぐらいでしたが今は0.710ほどです。
この0.020の差が大きいです。
年間ヒット数で600本ぐらい違っていて1チーム平均で100本。
走り打ちの野手減りました。
昔はヒットの30%が内野安打の選手が結構いたんですよね。
しかしある時期から見かけなくなってきています。
巨人藤村とか横浜内村(楽天より藤田との交換で加入)などが代表格ですが
今は中日大島の17%、岡林の15%、関根の13%と(22年は13.7%の岡林がトップ)
昔との比較で内野安打をメインにしている選手が活躍できなくなってきています。
昔は規定打つ打者で内野安打率20%超える選手なんてざらにいたんですけどね。
2010年で言うと
石川26.8% 青木21.1% 平野20.9%・・・
今は内野安打目的に野球やっていません。
やると活躍し難いです。
やってるのは横浜ぐらいで・・・柴田が代表格ですが時代に逆行したコースヒット狙う打撃により打撃不振に陥っています。
こういう打撃をさせる、指導するのが今の指導部で
だからダメなんですが・・・
そんな環境故にチーム方針を変えて来てます。
それがバント。
こうして記事書いていると怒りが沸々と湧いてきますが
なんで失敗しないとダメなのか
データみてくれよっと思うんですが・・・
横浜でバント増えています。
なんでバントが増えたか?というと岡田監督のマネしているのかもしれませんね。
様々な媒体が岡田語録を伝えてくれるので横浜がどんどん普通のチームになってきています。
ある意味で三浦横浜、普通に野球してなかった部分があり選手が集中できませんでした。
それを岡田監督が修正してくれています。
感謝。
恩返しでCS突破しちゃうかもですが
元々、横浜強いんですよ、岡田監督が評していた通り。
本来、あるべき位置に戻る面もありますが結構いい勝負するかもです。
但し、三浦監督が変な野球しなければですが
未だCS確定していません。
対戦も決まっていませんが
皮肉な結果になる可能性あるかもです。
今期は本当に惜しかったです。。。
だから2018年にラミレス解任しろっとオフに主張していたわけですが監督OJTが2年ほど遅れてしまった事による影響。
存外大きく臍を噛まない事を祈りたいです。
バントを増やした効果については次記事へ
消極的理由も含みますがポジティブに評せる部分あります。