プランBなき横浜の症例 戸柱をシーズン中に非戦力化させた影響に想う 23.10.17

準備不足、プランBがないは三浦横浜の特徴ともなっています。

想定外が起きたときに慌てやすく切れるカードなくなり手詰まりになり易いでしょうか?

 

コロナ特例でベンチ枠広がっても再三起きており

かつシーズン戦力(今期、シーズン経るに従い戦力が細った原因の一つ)でも同じ事が・・・

 

どうしようとなってしまった面をシーズン中に感じました。

 

おそらく今オフ、制服組系の編成に舌打ちされているかもしれません。

想定外(プランB)意識している編成は戸柱に複数年打診している模様です。

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1年目から124試合に出場し、プロ8年間で通算600試合に出場。豊富な経験を持ち、打てる捕手は希少価値も高く、球団側は複数年契約を提示するとみられるが、今後の決断に注目が集まる。

 

 

しかし戸柱はFA含むで熟慮しているようです。

その熟慮に関し気になるのは三浦監督の起用法。

 

山本台頭に伴い文字通り干し上げ試合勘なくなり益々ダメになりましたが

 

そのまま一軍に戸柱を帯同させ続けちゃうんですよね。

三浦監督。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

今期も開幕後暫く森をベンチで死蔵させてましたが選手に役割を与えずリベンジ機会も早々与えません。

風聞ではリベンジを与える監督(優しい監督という前提がある?)と聞くのですが一回決めるとなかなか評価を変えないので出場機会がなくなるんですよね。

 

21年から評している通り三浦監督、厳しい監督さんです。

 

その戸柱がシーズン中に信頼を完全に失ってしまいました(極端すぎるともいう)。

8月22日の試合を最後に先発マスクを失ってから次にマスクを被ったのは9月27。

試合途中の負け試合にすらマスクを被らせない徹底ぶり。

 

コロナで一回抹消があったとは言えコロナ関係なくても23日間マスクを被っていません。

 

お前は、こうなのだという起用方法。

タフな差配です。

 

考えちゃいますよね。

引退後も含む安定を望むなら横浜ですが選手は試合に出たい。

しかし今の横浜だとチャンスすら貰えないかもしれない。

 

一応、公平な競争の結果戸柱は脱落したのですが

その後です。その後の対応。

 

気持ちを切らせないようにいろいろ試合途中で良いので場を与える必要があるのですが剥奪するんですよね。

厳しい監督だから。

場は奪え。

闘争心の強い監督らしい所作です。

 

これは、これで大事なのですが成長著しい山本や故障しがちの伊藤光が離脱した際のプランBを考えるとシーズン中も含め大変不味くだから編成(制服組)は戸柱に複数年持ちかけて説得しているのですが

 

心折るような厳しい差配を肝心の現場がしており移籍に心が動く

一回決めちゃうと監督、チャンスなかなか与えないので考えてしまうと。

 

横浜ファンも戸柱に厳しいですししょうがないのかな。

攻守に大きく成長したとは言え山本も未だ経験不足です。

 

石田と組んで随分被本塁打を山本、石田バッテリーは増やしましたが増えやすい配球しているのですよね。

石田、戸柱バッテリーとの比較で石田、山本バッテリーは被本塁打威率3倍、最初は嵌りましたが最後の9月は防御率7.36を記録し石田は二軍となっています。

 

これが来期、どう?影響するかわかりません。

チームで配球しているのでケアできるかもですが伊藤と山本はインコース主体のゾーンで攻める配球に持ち味があって戸柱は逆。

 

伊藤と石田の組みあせも山本と同じ系列(というより山本にいろいろアドバイスして影響を与えているのが伊藤?)故か

 

今期も含め実績上あまりいい記録残ってないような気がします。

 

丁度、戸柱がいるとバランスが良いのですが

その戸柱がいなくなるかもしれない。

 

山本、伊藤光不在の緊急プランBを意識すると所作変わると思うのですが

選手を突き放す差配が多い監督さんです。

 

気持ちを切らせちゃいけないのですが実戦から離れすぎると非戦力化し易いです。

 

という差配を戸柱に限らずやっていると。

これ広島新井監督はプロ入り前、プロ入り後も下積みが長いので絶対しないと思うのですが三浦監督レギュラーとしての期間が長すぎて厳しい所作し易いのかもしれませんね。

 

新井監督、伝え聞く話を聞くとかなりケアしています。

 

一方、三浦監督は当然のことと思ってる節があります。

その厳しい環境から上り詰めるようなタフな選手が必要であるとみているのかもしれません。

 

しかしマイナスの時もある。

そんな状況です。

 

そこにプランBが絡むのですがプランAをやりたがる監督さんで

結果、他の選手が試合に出にくい。

ケアが遅くなり易い。

不調の楠本がずっと一軍に居続けましたが試合に出さないと状態上がりません。

二軍で調整させる必要があるのですが今期、その判断が投打で遅れていたように思えます。

 

今期、一軍と二軍の上げ下げがかなり少なかったように感じます。

原因は二軍の枯渇。

育成していた細川や伊藤ゆ(今期、楽天で200打席貰い、OPS.688を記録、今期のパは投高打低な為、一般的なOPSでみると低いように感じますが内野でOPS.688は立派。遊撃手でも起用されています)を放出した影響で野手のプロスペクトが心もとなくなりました。

脆弱でしょうか?

育成も一時の停滞を抜けて細川や伊藤ゆが仕上がっていたのは記事で報告していた通りです。

しかし大村コーチ不在の時代が酷すぎまして・・・

 

情状酌量の余地はあるのですが厳しい状況だから2軍も含めた全体野球をして欲しく、して欲しかったのですが

 

優勝を意識したから、し過ぎた事でできなかったようにも感じます。

固定メンバーで練度上げて成功したのは阪神さん。

 

序列が定まり役割がわかってると選手が集中し易いです。

その効果はわかるんですが横浜の場合、柔軟性に欠けるというか。。。う~ん。

 

CSでも柔軟性に欠けたと一部解説者に言われていて

この形(プランA)にこだわりを覚えるのは21年からの傾向です。

21年の方が酷かったですが

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

選手の厚みを作ると言うより細らせるような采配をしており交流戦時の記事でドンドン弱くなる的に書かれています。

9人野球は形としては理想系です。

選手が固定されることでチーム成熟度が上がります。

強いですが固定するに相応しい選手が少ないと勝てませんし故障に弱くなります。

 

デジャブー覚える寸評が・・・

改善点覚える部分もあるのですが

 

プランBよりプランAの強化を優先する傾向あります。

これは、これで良いんですがリスクヘッジできてないので痛い思いをすると。

 

それが戸柱流出につながり来期に悲しい事に・・・

なるかもしれないです。

しかしだろう運転は危機管理上ダメです。