23.09.13 対中日戦で敗戦することで横浜は優勝を逃す結果となった。
9回ノーアウト満塁で無失点。
1―1の9回。無死満塁のサヨナラ機をつくるも、代打・大和が二ゴロ、知野は空振り三振、伊藤光が遊ゴロに倒れ痛恨の無得点。ハマスタはため息に包まれた。
チームが標榜する一点を奪う野球が機能せず横浜は敗戦したが
そろそろ一点を奪う野球の難しさをファンも含むチーム関係者は理解して欲しい。
あえてファンもっと書いたがファンがチームが目指している方向性を理解してないといろいろ改革が進まないのはラミレス時代に痛感している。
ファンが望まない野球はできない。難しい。
そのファンを導く環境が横浜の場合かなり厳しい。
横浜に限らずかもだが・・・
160キロに迫ろうかという直球を意図する方向にゴロで転がす、打球を詰まらせる難易度を想像して欲しい。
球速が速くなればなるほど球は跳ね上がり易くなる。
内野の間を抜くのはできるが
ヒットに依らない野球は物理法則的に難しくなってるわけで。。。
160キロの速球を跳ね返すには160キロの荷重に相当する壁を作る必要がある。
昔は重いバットでその壁を作るテクニカルな打者もいたが。。。(好打者に多かった)
今はバットを軽くスイング速度を上げることで160キロに相当する壁を作っている。
少しでも負ければ打球は詰まるか、ファールだ。
23年の7月にチームは深刻な貧打。
打球あたってもヒットにならずBABIPで.250切るなど深刻な状態になったが
最低限狙うならバントさせるべきである。
一点を奪うならスクイズさせろ!!!
ところで
最低限に相当するセーフティスクイズを大和に命じて成功したのか?とかなり難しく感じる。
実質で最低限と同じなわけだが
成功を想像できない所に最低限の難しを覚える。
セーフティスクイズですら難しいと感じる状況で最低限出来るのだろうか?
全員にスクイズ練習させる方がマシじゃないのか?
そんなに一点を奪いたいなら練習させればいいだろ。
なぜ?首脳陣はしないのだろう。
一応、以前ほど最低限にチームが固執してないのは理解しているのだが球速が年間1キロペースで向上する状況で最低限を実行するのは難易度高い。
昔は0.1キロぐらいしか向上しなかったわけだが
逆方向狙わない、狙えない佐野は自分勝手という風聞聞くが・・・
大谷がどうして逆方向を狙わないのか?
球速向上に伴う野球の質の変化。
大久保は
大久保氏は「バッターがそうなっているからピッチャーも技術いらなくなってる。力と力の勝負。左右高低奥行きがない」
バッターがぁっと指摘しているが主導しているのはピッチャーの方で。
エスコバーがあの速球で圧倒していた時期あるが
今はあの球速では圧倒できなくなり始めている。
投打の進化が激しく結果、最低限のようなテクニックよりのプレーの難易度が高くなってるのだが横浜の野球は時が止まってしまったと感じる時がある。
最低限出来ないから優勝を逃したと総括した高田GM(功の方が多いが)の置き土産のようなものだがあれから5年経っても横浜は前に進めてないと錯覚を覚える。
覚えるが
首脳陣、明らかに変わってきているので今後に期待したい。
変わらないのは解説者、ライターだろうか?そして彼らの影響を受けるファン。
回りに理解されない状況で最低限しない野球をしようとすると空中分解必死である。
だからこそ求心力の高い三浦監督ら横浜に必要と考えている。
日ハム的な組織運営と巨人の野球を参考にスタートした結果、現場組中心に対応が遅れており育成の遅れにつながっていたわけで
そろそろ考えて欲しく・・・
大村コーチ復帰以降、育成に関しては改善傾向がみえており山本や知野、梶原らなり一軍に供給される野手も出始めているが
中日の中継ぎ投手の投げる球のほとんどが150キロオーバー。
一応、転換し始めたとみてるがそろそろ真面目に転換しないと横浜地獄見るぞ