33イニング連続無得点で3年ぶりの3試合連続完封負け の原因について簡易に考察 25.05.28

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3年ぶりの3試合連続完封負けだそうです。

 

ランナーはでるんですが残塁祭りです。

こうなるといつもの決まり文句、細かな野球がぁーとか出てくるんですが・・・

 

今の先発ラインアップだと難しいように感じます。

走力がないです。

 

そもそも進塁打で得点を奪うなんてケースが年に1回あれば良い方で、、、

昨年で言うなら先頭打者梶原が2塁打、牧が進塁打、佐野が最低限で決勝点を奪ったケースが一回だけありましたが

 

この先頭打者で梶原が打席に立って

その先頭打者の梶原がノーアウトで2塁に進む必要があるわけです。

しかも走力がある

投手バウアーや走力に劣る野手が二塁に居ても細かな野球できません。

 

横浜の先発ラインアップ考えると走力がある選手でノーアウト二塁にランナーがいるというのがどれだけ稀か?という話があるわけですね。

次いで進塁打を警戒する相手に進塁打を打てるか?というと

 

これがかなり難しい。

去年も記事で書いていますが

 

去年、この難題に対しできた選手は牧と佐野だけです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

技術難度もですが

引用

打者がただ打つのと違い、下準備に1番が出塁して、盗塁、2番が最低限して3番がっと・・・

これわかります?

手間暇、掛けるリソース、前提条件の多さ。

 

試合見て面白い場面と思いますが、そのできる能力を保持する為の練習時間、熟練度を考えると打つ事できない打者が

この技術を習得する事に時間さく事がチーム強化になるのかが難しい所と感じてはいます。

 

細かな野球前提の指導が結果出し難い理由ですが一点を奪う野球ができる状況自体が凄く稀なんですよね。

 

3連続完封負け中、最低限で得点がはいるノーアウトないしワンアウトランナー3塁は

5/26広島戦、牧、佐野連打でノーアウト1,3塁でオースティン。  

5/28阪神戦、山本、柴田が出塁してケイが送り2,3塁の場面で桑。

の2回。

 

ワンアウト3塁の場面を作れたのは5/27の試合でのノーアウトランナー1,2塁で打席に立った牧2回。

但し、2塁走者は投手のバウアー。

 

5/28 2回にランナーオースティン、宮崎連打でノーアウト1,2塁で6番蛯名。

5回、先頭の桑、牧と連打してノーアウト1,2塁で佐野。

の計4回です。

投手バウアー、打者牧では3塁に送る意味、期待される利得が薄く除くと

 

3連続完封中で2回。

佐野は送っても後ろが不調のオースティン。 悩ましい。

 

あって5/28の試合、2回の6番蛯名。

しかし下位に進む場面。

復調気配の山本と蛯名の比較になります。これも悩ましいですが

やって、この場面ぐらいで

やっても、やらなくても良いかなはあります。

これを3戦中、やってもやらなくても良い場面で3,4回やってるなら流石に、、、はありますが勝負勘に属す話になります。

好み次第です。

 

因みに私は蛯名にバント命じません。

3塁オースティン、ゴロGO、怖いです。

走者梶原クラスなら蛯名にバント命じていたかもですが。

 

シチュエーション調べると動ける場面が少なかったように感じます。

ランナー二塁は多かったですがファンが不満に思うほど無策と糾弾し難くは感じました。

選手構成的にどうしても動ける場面が限られちゃうんですよね。

 

 

そして冒頭に書いてる通り最低限で一点奪う場面作るのって結構難しいうえに稀です。

 

 

 

ゴロを転がす技術も必要ですが走者に走力も必要です。

この2要素が横浜には欠落しています。

足の速い選手で出塁率が高くレギュラー張ってる選手が今の横浜にいません。

 

桑、比較で足ありますが走塁センスに課題感じる場面が多く、、、1塁から長躯ホームインとか記憶にないです。

梶原とかベストなんですが今いません。

 

23年までの横浜はしたいで相手を楽にさせる野球をして自壊、自滅気味の野球をしていました。

その苦衷、苦闘は進塁打が求められる場面における打撃姿勢、成績、結果の推移で確認されます。

24年は、その試行錯誤の延長線上にありCS突破、日本シリーズ制覇とつながりました。

 

24年シーズン中の野球をみて三浦横浜のCS展望でポジティブに書いてます。

書けたのは24年だけです。

22、23年は戦う前からダメだろう、難しいと書いてました。

21年に至っては開幕前に戦力あっても最下位と書くほどでした。

 

しかし24年はCS終えてからでなくCS戦前に面白いのでは?ないかと記事で明記しています。

CSの結果をみてでなく戦前から期待できていたのは

 

したいでなくできる寄りの野球をしているからでした。

試行錯誤、過去の積み上げの結果が今です。

 

必然、今の野球が小細工できないのはしょうがないというか

選手構成的にできないからです。

5ツールの野手育成に今のところ、横浜は失敗しています。

ドラフト下位で獲得した打撃は優秀だけど走力に課題ある選手が先発に複数名を連ねている以上しょうがない部分あります。

 

結果、したいでなく、できるを追求すると細かな野球は戦術選択肢から外れ易いです。

 

あの石井琢朗打撃コーチが3年指導してダメだったわけです。

過去出来ていたなら石井コーチの一軍昇格も効果的と思いますが、、、

梶原がレギュラーなら可能性ありますが彼、出塁率に課題あるんですよね。

今後に期待です。

 

今回の敗戦を受けてファンがフラストレーションためていそうですが監督がバントを指示しないからだ、細かな野球ができないからが今回の敗戦原因とは思いません。

 

 

バントしても点が入るとは感じませんでした。

二塁に送っても得点圏で打てなかったので無意味です。

 

バントなどして最低限で得点入る場面は二塁バウアーを除けば2回ありました。

その時は一回バントして2,3塁にしていますが得点入らずです。

後、1回は二塁走者オースティン、3塁でゴロGO命じるに躊躇するタイプの故障し易い選手ですので

そのまま打たせています。

 

バウアーに代走とか出せればできるシチュエーションがあったかもですが

 

そんな場面事態が少なかったのは先に書いてる通りです。

相手先発相手にはまずまず打っていたんですが

 

ここに希望を覚えます。

じゃーなんで点はいらないの?って話になります。

 

答えは簡単で。

得点圏で打てないから。

 

3連続完封中23打数でわずか1安打。

5/29の試合、ツーアウトランナー1,2塁場面で一本だけです。相手の好守もあり内野安打の一本だけ。

 

塁上にランナーはいますが後一本がでません。

で、これの原因なんですが

 

オースティンと下位打線、特に8番遊撃。

 

3戦連続完封負けしている最中のオースティンの打率が13打数1安打 四球0 4三振

次いで

8番遊撃が8打数0安打 ← 林離脱の影響を受けてる?出塁も少ない。

 

 

下位打線が機能してなく桑、牧で起点になってオースティンにチャンス回りやすい構図ですがオースティンが打てませんでした。

チャンスメイクもできていません。

 

桑、牧、佐野もチャンスだと今回打てなかったですがオースティン、6打席得点で打席に立っていて0安打。

次いでが佐野、宮崎の4打席。

佐野は3連続完封負け中10打数3安打なので微妙な評価なんですが中軸の二人がチャンスの半分潰しちゃっているので点入りにくいです。

牧も得点圏3打席0安打なのですがいい当たりもあったので、そこまで悪いようには感じませんでした。

 

ところでチームは

オースティン復帰前は少ないチャンスをものにしていましたよね。

何が違うのでしょう?

あの時は三森、渡会、石上、梶原、林らがスタメンにいたからです。

 

足を使えていたんですよね。

チャンス少なかったですがモノにしています。

選手起用を変えればできますが代わりに得点圏自体が少なく。。。貧打。

 

う~んなわけです。

 

そして8番林離脱以降、より得点奪えなくなってきています。

林、結構効いていたわけです

林の本塁帰還率ですが56打席で18出塁し11得点。出塁率.345

率にして60%超えています。

 

ここが現在機能してなく2番牧が有効に機能してないのが大きいように感じます。

 

 

 

8番遊撃が機能してなく4番が元気ないと2番牧効果が機能し難いです。

オースティンの状態次第で打順の入れ替えあるかもです。

 

オースティンの打順を動かすなら

 

1番桑、2番蛯名、3番佐野?or渡会、4番牧、5番オースティンor佐野、6番宮崎、7番山本、8番遊撃、9番投手ですかね。

 

この8番に以前は林が入っていたわけで

林の本塁帰還率ですが56打席で18出塁し11得点。出塁率.345

率にして60%超えています。

 

これ失われちゃうと、、、う~んになるという感じです。

 

点とるのが下手とかじゃなく打線が分断されてるのが今、一番宜しくないです。

打線分断されてると表現するのは得点圏で不調の選手に回りやすいわけです。

打順変更の検討しているかもです。

 

 

オースティンの状況判断悩ましいです。

今シーズン、阪神戦極端に苦手にしているんですよね。

出塁率.185 OPS.345 得点圏0.00です。

打席数も30打席程度なんですが打順構造上、かなりの頻度で得点圏に回ってくるので結果芳しくない原因の一つにはなっています。

 

因みにDHになると様相変わる可能性あって9番に野手おけると2番牧が活きやすくなるかもです。

交流戦、来週からです。

このまま様子見シナリオもありますがオースティンの状態次第です。

 

今の首脳陣ならしれっと5/29限定でオースティン外して

1番桑、2番蛯名、3番渡会、4番牧、5番佐野、6番宮崎、7番山本、8番遊撃、9番投手

 

とかしそうです。

5/30の対ヤクルト3連戦からオースティン復帰させても言い訳です。

 

問題はスタメン候補の渡会で

最近試合に全く出てないです。

本来は昇格予定だった梶原が今頃使われていたかもなんですが

 

度会の使われ方みると阪神戦一時的にオースティン外して渡会インさせる動機も弱いように感じます。

それならチャンスに飢えている勝又抜擢です。

本来、梶原に代わり降格されるはずでしたから何か爪痕残したいと思ってるはずで

ドラマ性ありますかね。

こういう起用、私好きです。

 

それでも交流戦直前で動かし難い局面です。

やるとしたら体調不良で昇格見送られた梶原昇格時か二軍調整中の森昇格時でしょうか?

ちょっと動きにくいような感じです。

 

度会の状態上がっていれば代打起用されてるはずです。

度会のスタメン起用は5/21中日戦が最後、代打は5/25の広島戦のみ。

21以降 5/28までで代打起用のみとなっています。

蛯名に場を奪われています。

 

尚、勝又は5/21に代打出場して以降出てないです。

動きたい場面ですがオースティンに代わる代替候補も調子崩してそうな起用頻度には感じますかね。

 

 

総論

首脳陣の無策というより

得点圏で23打数で内野安打1本のみの影響が強いです。

バントして得点圏に送っても得点圏で打てませんから結果出ません。

 

かつ56打席で18出塁し11得点。出塁率.345。本塁帰還率にして60%超えていた8番林に代わる8番遊撃の機能不全。

得点圏で打席に入りやすい4番オースティンの不調が原因には感じました。

 

得点圏23打席もあって点が入らないと無策に感じますが文中分析している通り動ける場面が少なかったです。

やって5/28の試合6回に桑でスクイズか6番蛯名にランナー2,3塁にするバントの2回ぐらいです。

因みに桑でスクイズ、私、しません。

同点にしても展望が開けないというか 中継ぎが、、、なんですよね。

逆転になるのならしても良いかもと思ったかもです。

 

どちらにしろ好みの問題でやってもやらなくてもです。

勝負勘に属します。

 

スクイズプロ野球では少ないですが成功率が高校野球との比較で極めて低いです。

プロだと50%切るのかな。

かなりケース限定しており最近はセーフティスクイズが多いです。

 

最低限が難しい昨今の影響でスクイズ自体が難しくなってるかなぁ・・。

 

別記事で5/27の試合、ヤスアキ登板の理由について記事書くかもですが

中継ぎの消耗を招き易い同点目標の野球がし難くなっています。

これも攻撃面に影響与えてるかも?

昔は、、、消耗戦を平気でしていたのでヤスアキ起用に関してマシに感じる私です。

登板順番は気になりましたけどね。

どちらにしろ今の中継ぎ陣、様々課題あって苦しい部分はあります。

 

今は待ちです。

機能していた8番林が故障で失われ2番牧で得点を奪う形がとりにくくなった以上、得点パターンは中軸に偏らざる終えません。

不調気味の4番オースティン次第です。

首脳陣もその状態を注視しているはずです。

 

過去と違い最善手に近い選手起用をしていると感じます。

why5ぐらいしてあげると何らかみえてくるケースあります。

昔はしたいが先だつ事でwhy1で終わる野球でした。

盗塁したい。

進塁打打たせたい。以上終わり。

手段が目的になると分析しがいがないんですよね。

そんな野球から脱却しつつあります。ほぼ脱却したと感じます。

 

今は我慢して見守ってあげて欲しいです。

極端に変な差配減りました。

打てない時はそういうモノ、勝負のアヤ。

明日は別の日です。