コメント要望あったので先送りしていた中継ぎ事情を簡易にと交流戦雑感について
まず、交流戦。
コメントで
DH候補が多いベイスターズは、交流戦はかなり勝ち越すのでは?(去年も交流戦は良かったですが)と思ってますが、どう思いますか?
っと頂き返しで
DHの有無は例年よりはチームの強みには今はならないかもです。
今はですが今年の強みは先発陣ですかね。
パの各打者、かなり苦労するのでは?
っと返してましたが
打線が強みになっていません。
強みどころか弱みになってる感あります。
原因はオースティン不在と
56打席で18出塁し11得点。出塁率.345。本塁帰還率にして60%超えていた8番林に代わる8番遊撃問題。
過去はオースティンに限らず守備に課題有るけど攻撃型の野手が多数いた事でDHのある試合で横浜は有利に戦えたのですが
今年、外国人野手一人だけですからね。
中継ぎであれだけ苦労しているのにマルセリーノを一軍に上げない理由の一つかもです。
外国人野手獲得も検討しているかもしれません。
一応、制限受けるのですがマルセリーノ自体は上に上げられるんです。確か。
もっともオースティン不在なので今はダメなハズですが。
例年との比較で野手に枚数が足りないわけです。
また、横浜のピークアウト問題。
記事で度々指摘している通り牧加入に伴い突然訪れた横浜黄金期ですが選手構成的に2022年にピークを迎え下り坂になっており、、、
外国人除く戦力で以前より横浜弱いです。
交流戦の特徴として相手を互いに知らないが故に力対力になりやすい面があります。
過去、チーム力のあった三浦横浜は交流戦でリーグ戦以上に上手く戦えており、、、
う~ん、まぁあんな野球していたら互いに互いを知るリーグ戦だと勝てないのですが
毎年、年が経るに従い野球自体はよくなり24年から差配が一段上になった事でCSで勝ち切っています。
昨年、よく記事で言っていた普通のチーム。普通のマネージメント、普通の差配。
普通を表題に記事を多数書いています。
それもっと早くやってくれと思うんですが黄金期にできなかった横浜です。
そして25年は良いチームになったと評していますが力が衰えてきてまして
知らない同士で戦う事で素の力が出やすい交流戦では優位に戦える感じではなくなりつつあります。
三浦横浜の交流戦勝敗ですが
最下位だった21年が3位 9勝6敗3分け
22年が6位 9勝9敗
23年が優勝 11勝7敗
24年が3位 11勝7敗
交流戦で三浦横浜は過去 40勝29敗3分けと大きく勝ち越しています。
それが今年、そうでもないように戦前に感じたのは打撃陣の状態です。
オースティン不在と8番遊撃問題が未解決な点ですかね。
なお、二遊間の選手で主要打撃3部門でタイトルを獲得できる選手がドラフトで加入して優勝できないチームは過去実績上0です。
記憶にないです。
ここ40年ではないかな。
普通のチームは優勝していました。
普通じゃないチームでしたからしょうがないですが。
多分、ファンのほとんどはわかってない。
解説者もですけど。
今の横浜は短期的には世代交代期です。
27年ぐらいにピークくる予定なので今は底予定なんですが
その底で優勝も視野に戦えてるのが今の三浦横浜の素晴らしさです。
底といってもラミレス時代より戦力素性が良いのもあります。
あの時代の弱さ、多くの横浜ファンが勘違いしている節を覚えますが強くないです。
弱いけど強い。
強いように見える。
見えてしまったわけですね。
その辺の弱みがチーム改革で大分払拭されてきていて足腰の強さが今のチームにあります。
そんな状態でチームは交流戦5勝6敗
まずまずやっていますが
4番牧と1番桑が交流戦に入って打ててなく
1番桑が打率.158 出塁率.289← 出塁率という意味では及第点
4番牧が打率.143 出塁率.175
さらに
宮崎が打率.188と 中軸が機能し難い状況で打線が点になってしまっています。
貧打でも明確な牧とういう核と8番林が機能していた4月より得点奪いにくい状態です。
33イニング連続無得点の時は
点とるのが下手とかじゃなく打線が分断されてるのが今、一番宜しくないです。
打線分断されてると表現するのは得点圏で不調の選手に回りやすいわけです。
中略
首脳陣の無策というより
得点圏で23打数で内野安打1本のみの影響が強いです。
でしたが今は得点圏自体が少ないかも。
かつ、得点圏で打てないのおまけ付きでしょうか?
そのうち状況分析記事書くかもですが
こうすれば良いとか書ける状況じゃなく各選手の復調待ち+林の二軍からの昇格待ちになります。
林に関し記述の間違いありました。
6/18 現在未だ二軍復帰できてないようです。
大変失礼しました。
林が二軍の試合にでれるようになって即森を一軍に上げた経緯をみると
林の調整を優先したいチームの状況見えますし森の立ち位置の厳しさを覚えます。
森が二軍にいると林を遊撃手として調整できないんですよね。
森への期待も高いので恐らく林と入れ替わりで森降格すると思います。
二軍成績、二軍での状況見ると森の昇格疑問でしたが林との兼ね合いも含めてのようです。
森は二軍でしっかり調整させたいのかな。
というより過去の悪行、実力不十分な状態で一軍で起用するから、今があります。
野球がダメ過ぎて育成途上の選手への悪影響が懸念され一軍帯同、罰ゲームと評していた時期ありますが
第二の高城化しかけているのが今の森です。
今は1,2軍ともに目立てって変な野球してないので育成環境の厳しさありますが一軍でも良いのですが
過去は本当に、、、
そして中継ぎ
33イニング連続無得点に対するチームの対応について 25.06.01 - 所持雑感
にて
問題は中継ぎで。。。
中継ぎの見込みに関して記事書くつもりでした。
しかし早々に打線に関してチームが動いてきたので先にこちらにしました。
中継ぎの問題。
数がいない。
昨年は森原、ヴェンデルケン、ウィック、伊勢で勝ちパを構成していました。
伊勢はシーズン前半、いつもの三浦采配でコンディション不良にして二軍降格。
二軍に落ちていた時期長いですが
コンディション回復し復帰した8月以降は防御率1点台と勝ちパを担っています。
昨年のチームは6回から勝ちパを登板できた上にウィックをジョーカー的に回またぎさせフル回転させた事で中継ぎ不足を補っていましたが
今年は入江復帰しましたが森原、ヴェンデルケンがいません。
言葉を変えると昨年でいうウィックポジションが不在なんですよね。
昨年のウィック、二軍から復帰以降、中継ぎで5勝しています。
勝ちパで登板するだけでなく同点、ビハインドでも登板していたウィック枠の不在。
この状態で今年の三浦横浜は中継ぎを回しています。
昨年、登板過多もあって伊勢を失って以降、継投の質が変化し、それが継続している三浦横浜です。
以前と違い中継ぎ潰さないように注意しています。
注意はしているけど潰すといった方が正確なのか
これが真の酷使と記事で複数回指摘しています。
コロナでベンチ枠広がったのに中継ぎで故障が相次いでいる横浜ですが運用が、、、
ラミレス時代はタフな運用でしたが三浦監督、文字通り投手を非戦力化しちゃうんですよね。
差配が下手なので。
気合と根性で戦い抜けなのか、なんなのか。
これなかなか修正できなかったんですが
昨年ごろからよくなり今年、ついにほぼ正常化です。
正常化しましたが数がいない。
その苦しさは交流戦でも垣間見られ
6/8 対日ハム
石田ゆが先発し5回に3失点。 2番から始まる6回も石田ゆをそのまま続投させ6回にも1失点。
この時点で中継ぎの苦しさ覚えます。
アップ、アップになりながら最小失点で抑えていますが試合が完全に壊れてもおかくしない状態で石田ゆを続投させています。
そのあと、昔の三浦横浜だと良くみた1点ビハインドからの勝ちパ投入。
7回伊勢、8,9回ウィック、延長の10回入江と投入し9回裏に追いつき10回にチームはサヨナラ勝ちしています。
以前と違い、伊勢、ウィック、入江の登板間隔は中4空いていて翌日、月曜日というもあった起用なんですが
ここでウィックに回またぎ命じてる点。
状況的に
横浜打撃改革 平良松尾バッテリー対ヤクルト 目付に対する結果と不可解に感じた颯回マタギ、敗戦に思う 25.05.18 - 所持雑感
不可解と感じた颯回またぎと状況が酷似していて要は枚数不足なわけです。
引用
坂本や宮城が打たれたのはしょうがない。。。わけでもないですがしょうがないとして
不味いのは颯の続投。
そのリスクわかっていたはずなんですよね。
颯が苦手とする、左打者が1,3番といる状態で先頭打者が1番でした。
しかし続投させた。
その原因を考えると中継ぎの枚数不足。
苦しい。
入江、ウィック、伊勢と勝ちパが揃って登板間隔が空いていた6/8の試合。
4人目の勝ちパが居ないことでウィック回またぎしています。
場合によると10回の裏勝ち越してなければ入江も11回続投して回またぎしていたかもしれない状況なんですよね。
さて、コメントで
1点だけお聞きしたいことがあります。なぜ、三浦監督は左打者に弱い坂本を使い続けるのでしょうか。敗戦処理のピッチャーがいないのであれば、2軍から適当なピッチャーをあげればよいのに、だめな理由でもあるのでしょうか。
っと頂きましたがチームもわかっていて坂本を起用しています。
枚数不足です。
一応、坂本のような左腕を苦手とする左打者もいるので残してはいるんですが暫く連載していた各チームの目付改革で左投手に弱い左打者減ってまして。
佐野も左投手から良く打っていますが左打者のインコース攻めるボールのない左投手は極めて不利です。
坂本の持ち球はチェンジアップとスライダー、直球ですが
左打者にチェンジアップ投げると中に入ってくるリスクがありホームラン打たれやすく基本投げません。
対左打者相手にはスライダーと直球のツーピッチ投手になり、このタイプは砂田、三上や大原ら昔はいけたんですが
スライダーのみの投手は目付改革もあり右も左も、今はほぼ壊滅しています。
分が悪いのはチーム首脳陣もわかってるので起用の仕方が慎重というか信用度低い運用になっています。
坂本同様の球種持ちの今永ら横浜在籍の左腕たちも左打者に良く打たれていたので昔からの傾向なんですがより環境が厳しくなっています。
本当はほかの投手上げたいんですが、、、
現在、候補いないのかも。
調整中の森原ら待ちな感じです。
また、坂本の場合、チームで唯一の中継ぎ左腕というのあって下げられないんですよね。
各チーム、一人は対左を苦手とする左打者いるので。
チームとしては坂本になんとか切り抜けて欲しい、二軍でなく一軍で状態を上げて欲しいという感じとは思います。
この坂本、24年に森原に次いでチーム2位の48登板、45回投げておりこの投手の成績不振気味なのも痛いです。
昨年も結構、ギリギリの攻防していましたのでしょうがないんですが防御率2.20→3.78と悪化しています。
打低投高が24年以上に進んだ25年の状況見ると防御率以上に相対的に打たれている感じです。
打率、出塁率、下がっていますが今年はBABIPがリーグ平均.293→.282と統一球元年の年よりBABIP悪くヒット出にくいです。
この環境下で防御率下げてるので結構、チーム的にきついかな。
しかし中継ぎ左腕が一人もベンチに居ないのは困るので坂本は一軍に居る感じです。
里崎が横浜のチーム救援防御率を根拠に横浜の救援投手陣は素晴らしい、強みと言ってましたが
現実はかなり厳しいです。
まぁ野球解説者なんて、そんなもんというかファンの方が存外詳しいのでしょうがないんですが
一応、チームの救援防御率2.52でリーグ2位です。
ウィック、入江は特A級ですが他が結構、厳しいんですよね。
その内実、かなりキツイ。
坂本の投げるストレートもリーグ平均下回りますし中継ぎの平均考えると物足りなく悩ましい状況になりつつあります。
1点を奪う野球でなくセーフティリードを意識し優秀な先発に長い回を投げさせたい。
先発コンディション考えても、中継ぎの陣容考えても、可能な限り得点を奪いたいというチーム事情がみえますが里崎君からすると横浜救援陣素晴らしいのでフル回転させればと思ってるようです。
首脳陣が上手く差配した上にチームスタッフ並びに相川コーチらの補助と捕手陣の頑張りもあっての成績です。
大貫、戸柱バッテリーの投球を中継ぎでもみる思いで戦略の劣勢を知恵でかわしています。
本当、今のチームは良いチームになったと思います。
そういうチーム故に戦力素性上、過渡期であり底に当たるにも関わらずリーグ優勝もっていう立ち位置になっています。
その戦力素性故に落ちちゃうかもですが
こういうチームって粘り腰しなんですよね。
4月単独最下位の時にも、このままでは終わらない、いいチームなので戻ってくるとそう書いています。
いろいろ試行錯誤をチームはしています。
怒らずみてあげてね。
今のチームにはしっかりとした理由、根拠あるので、それを考えることでチーム状況がわかります。
しかし運用みるとほんと、中継ぎはキツイです。
野手も8番遊撃と、三塁起用で課題覚えますが急所なのかな。
昨年の中継ぎみて厳しいと覚悟してましたがやっぱりきつかったです。
ライデル・マルティネス獲得競争に負けてなければ悲願の優勝に向けて余力あったかもですが
混沌としたセとなっています。
試合前追記
6/15 坂本抹消です。
代わりに昇格してきたのが昨年、阪神を戦力外になり今期から横浜に所属している左腕岩田将貴。26歳。
ファーム成績は防御率4.67と決して良い訳ではないですが左苦手な野手居るので中継ぎ左腕一人もいないという選択肢は選びにくく昇格のようです。
坂本抹消で24年シーズン、ほぼ一年通して二軍降格なく主力として回っていた中継ぎ、は一軍から居なくなりました。
坂本も24年は5月登録なので厳密に言うとフルシーズンではないんですが
負けパも含めた状況で。
全体的に一軍帯同実績が乏しい状況となっています。
伊勢も投げる球をみると力というより技を覚え、その伊勢を含めて計算できるのは入江とウィックの3人。
う~ん。
伊勢、入江は一軍帯同実績ありますしウィックも問題ないですが他が一年を通した実績0です。
面白いのは宮城。
カーブを武器に中継ぎで投げる点で目付改革の影響。新時代覚えます。
中継ぎでカーブ投げる投手なんて以前はほとんどいませんでしたからね。時代覚えます。
宮城の課題というと四球率がコントロールアバウトなウィックより悪い点で四球/9回で実に4.5弱あります。
ここ改善すると勝ちパに昇格させやすいんですが4.5ってSBに移籍した濱口なみです。
コントロール極端に悪いと感じないタイプなんですがカウントを作るのに苦労しています。
試合中、追記
5回2失点で石田ゆを諦め6回からくだんの宮城を投入。
その宮城は3与四球出して降板、残りワンアウトで伊勢の救援を仰ぎ無失点。
ここに宮城の課題があります。
その後、6/8の日ハム戦に近い継投に入っており伊勢、ウィックと繋いでいます。
DHで戸柱起用するなど苦しさも覚える選手起用です。
中継ぎはこのまま延長戦に入ると仮定したとき、どう?投手をつないで行くか難しさ感じる継投になるかもです。
入江に回またぎしてもらうことになるかもです。
先行は横浜。
裏の守りを考えたとき入江は勝ち越してから登板なんですが残り投手状況みると同点でも登板してきそうな試合展開に感じます。
チームは3連敗中で勝ちパ3人に余力あること。中3空いています。
さらに明日が月曜日。
勝ちにいく必然性、理由。
しても大丈夫な環境が先週に続いて揃っている横浜です。
試合後追記
試合は8回に逆転して3対2としましたが、その裏に2点入れられ試合は3対4。
再逆転負けで4連敗喫しました。
継投苦しく感じたのは6回に救援した伊勢に回またぎを命じた点。
過去は回途中で火消しに登板した伊勢は、そのまま交代でしたが今日はできず、その伊勢がピンチを招いてウィックの救援を仰ぎ、その回をウィックは抑えましたがそのウィックが8回に2点失い敗戦です。
ピンチで救援しギア上げて抑えた後、そのまま回またぎさせるとピンチ招き易い傾向を覚えています。
たらればで6回ツーアウト満塁のピンチを宮城が招いた時点でいろいろ苦しくなってしまったかもです。
まぁしょうがない。
こういう経緯あるので伊勢をピンチで登板させ火消しさせた後は今シーズン続投させずスパッと交代していました。
ウィックもピンチで登板し次の回、はじめて投げた試合でした。
ギア上げた後に続投すると難しい事が多いかな。
その辺はチームも認識しているので、伊勢らをスパっと変えていたわけで
続投させざる終えなかったのは過去と違い伊勢が登板したのが6回からということ。
回が終盤でなく未だ浅い。しかも同点だった。
延長戦他を意識するとリスクあっても伊勢、ウィックに回またぎを命じざる終えず苦しい横浜の台所事情が垣間見られます。