疑問の残る星野采配

日本シリーズ

楽天が3勝2敗と大手をかけています。

ところで、星野監督の采配に対し、私は強い疑問を感じています。

理由は中継ぎ陣(場合によると田中、則本以外の投手)に対する、あまりにストレートな不信の表明。

これほど強烈に「おまえら使えねぇ」っと言外に言われる采配をされたら、現場はどう?感じ、どう思うのでしょう。

モチベーションが”ダッダ下がり”と思います。

昨夜の采配をみてわかりますように勝ち試合で、彼らが使われる可能性は低くでしょう。

現在の楽天投手陣は、田中、則本で野球をやっています。

昨夜先発した辛島にしろ、被安打1、5回75球で降板。

信用されていません。

早く、則本に託したい。

任せ切りたい。

結果、早めの降板、則本投入・・・

北京でも不可解な采配が目立ち、チームに一体感が失われましたが、どうも、腹の座り方が落ち着かないと言いますか、フワフワしている印象があります。

長期的なチーム作り、回りへの支援体制作り、組織作りなど、星野氏の手腕は確かですが、どうも、短期決戦になると生来の不安症(神経質な采配をします)が顔をだし、我慢が効かなくなる傾向を感じます。

(CSでも圧倒的有利な情勢下、あと3回負けられる状態に関わらず則本、田中を投入しています。)

明日、楽天は切り札、田中投手が先発します。

もちろん、田中投手で、決まる可能性は高いですが、その勝利は田中一人で投げ切るような展開と予想します。

今回の星野采配の結果、どの程度、楽天投手陣に動揺を与えたかは、想像するしかないですが、来年にツケが回ってくるかもしれません。

挽回するチャンスも与えられず、登板する機会すらない投手がいますが、くさっても損ですし、彼らの奮起を期待します。