スタンリッジ、大竹と、その実力を分析してみまして、その相対比較で巨人先発投手陣の物足りなさを覚えてしまい、前記事になっています。
所謂、信頼にたる先発投手陣という意味で、もの足りなさを感じちゃいました。
菅野、杉内、内海は確かに良い投手なのですが、打者を圧倒するような凄みを感じず。
特に内海、杉内からは、その香りを感じませんでした。
(老け込む歳ではないはず)
先発投手に関しては、去年まで内海と杉内が図抜けてまして、その印象が強い故に、余計にモノ足りなく感じるのかもしれません。
覇権を数年にわたり安定して握り続ける、強いチームの条件として
(年齢構成もありますが)
センターラインが強い
捕手、二塁、ショート、センターに不動のレギュラーがいる場合が多いです。
絶対的なエースがいる
不動の四番がいる
っと個人的に思っています。
その内、巨人が明らかに満たしているのは、でして、その攻守の要、阿部さんにしても、怪我が多く(よく我慢してプレイし続けています)、来年、35。
に関しては満たしていると言って良いのか、やや自信なく、実績的に内海がそうなのですが、黄金期における各球団のエース級(200勝ピッチャーが基本います)と比較すると、頑張れぇっとだけ伝えておきます。
そして、最も遠い。
楽天の藤田選手が活躍した事で改めてクローズアップされましたが、センターラインは大事です。
むろん、捕手が一番影響ありますが、黄金期の球団には捕手だけなく、名手と呼ばれる選手達がいます。
選手層の厚さは他球団を圧倒しており、原監督の手腕も確かと思いますが、V9時代や阪急、西武等々との比較で、過渡期と感じます。
現時点でも十分、強いのですが、発展途上の強さも合わせて覚えます。
第二次原政権以降、以前との比較でより意思を感じる編成をするようになったと思っていますので、球団も状況をよくわかっていると思います。
村田獲得の理由が、優勝争いを毎年しつつ、育成する為の余裕を作る目的もあったと原監督自身がインタビュー記事に答えていた記憶がありますが、未だ、未だと監督自身が思っているのかもしれませんね。
ただ、過渡期とはいえ他の球団の方が、より多くの課題を抱えていそうですし、相対比較で巨人がセ・リーグ制覇の最右翼であるのは間違いないと思います。
ただ、何かが、2、3回ぐらい重なると、おやっ?は十分ありえそうな感じです。
これが大竹や、片岡をとりに行く理由なんでしょう。
より強いチームに向けてのチーム作りを、強い意志を、原巨人から感じます。
グランド外の話ですが、継続して強くなるような組織作り(選手以外の分野にも意欲的にリソースを集中するようになりました。)をしてもいますので、かなり手強く感じます。
そのチーム作りと、その結果を楽しみにしています。
もし、それに対抗できるとしたら、まずは期待も込めて、落合(先乗りスコアラーの人数も含め選手がより力を発揮できるよう心を砕いた監督でした。リソースの使い方がお上手)・谷繁中日になっちゃうのかもしれませんが、他のチームも、いろいろ試行錯誤していますし、より頑張って欲しいと思っています。
ベイファンより