セリーグを2連覇したチーム。
それも、10ゲーム以上、引き離した上での連続優勝。
間違いなく強いです。
そんな強い、巨人の死角を探そうという趣旨の記事です。
その上で大竹獲得の是非について述べたいです。
さて、巨人の強さはと言いますと、
阿部を中心としたチーム
デメリット
攻守両面に、その依存度が高く、そのコンディションによりチーム力が大きく変わります。
数字をみなくても直感でわかると思いますが、阿部に関し、ホント、代えが効かないです。(それだけ良い選手)
控え選手との差で、その選手の価値を図るWARという数値がありますが、驚異の11超えをしています。
チーム貢献度という意味で、バレンティンの11.2、田中の10.8を超える11.4という評価です。
逆に阿部が試合に出れない時、その力は、トンッと落ちるわけで、その影響力は凄いと思います。
怪我がちで(負担の大きい捕手ですから)、ダマし、ダマし試合に出続けている状態ですので、長いペナントを万全な状態で過ごせるかと言いますと、疑問ではあります。
年齢も来年35歳になります。
実は阿部、村田を除いて、今年の巨人、個人の打撃成績に関しては今一、ぱっとしませんでした。
主軸として期待された坂本、長野の今年の打撃成績ですが、セイバー的に阪神の鳥谷は勿論のこと、広島:丸、中日:和田、森野以下でして・・・まぁ、頑張って欲しいです。
この二人には巨人のみならず、日本球界を引っ張っていける人材と期待していますので、より頑張って欲しいと願っています。
特に坂本君、君のチームに対する貢献度(守備除く)は、阪神の新井兄ちゃんと同じくらいだ。
双方、より頑張るように。
優秀過ぎるリリーフ陣
特にコメントありません。
選手構成的に数年は盤石と思います。
先発陣
駒は揃っていますが、案外、だらしないです。
平均的な投手と比べて、どの程度失点を防いでいるかを表すRSAAという評価法がありますが、
33を超える前田は勿論のこと、25の能見や21のメッセンジャー、11のスタンリッジ、10の大竹。。。
より杉内、内海、菅野は劣ります。
特に内海は4と、厳しい言い方をすれば並の投手なみに成績が落ちています。
エースというには9だった杉内も含め、物足りなく感じます。
(菅野も今年、良く頑張っていましたが、来年が2年目の選手です。過度な期待をするのは酷かもしれません。でも、応援しています。)
14弱の沢村が彼らエース級に近い能力を示していますが、その能力のムラにより、中継ぎ投手に回されそうなのは、ご承知のことと思います。
(内容は良いけどって選手。
環境、使い方、何かの切っ掛けがあれば大化けする可能性を感じさせる選手です。)
投手有利な統一球時代に、内海は確変しましたが、やや苦労しています。
、を考えると、万全ではないと感じます。
大竹は必要か?と言いますと、
はい、必要と思います。
というか居た方がええんジャンが、ベイファンとしての素直な感想です。
ローテンションを守れる投手が貴重な上に、内海より期待できるのなら、十分でしょう。
先発4番手(内海、杉内、菅野より上との評価なのでしょうが)の投手、他に投手いるじゃん的な感想を巨人ファン、それ以外の方からも聞きますが、実際は最上位になりかねず(差はありませんが)、
三顧の礼で迎えた方が良さそうに感じます。
阿部が怪我して、内海、杉内が今年程度の成績だった時、大竹が居ればになると予想します。
大竹、巨人に行くと、ペナント面白くなくなるかもしれないけど、
編成として仕事をするのなら、全力で取りに行けば良いと思うよっ。
しかし、巨人、信頼に足るエース居ませんね。
(普通に良い投手はいます)
去年までは内海と杉内のタスクが図抜けていただけに気になります。
広島:前田を除きますが、それに近い感じ、打者を圧倒するような成績だったのにぃ、ちょっと寂しいですね。
ベイは、さらに居ませんが、番長(RSAA-8 並の投手以下の評価を受けても、番長はハマの大エースです。応援しています。)いるから、良いんだもん。
因みに来年はさらに良い投手がFAします。
その時、大竹をとった巨人は、どう動くんでしょう。
(^_^;)
ちょっと気になります。