ノリに関し記事を書き、多数のコメントが寄せられました。
コメント返しに関し、重複する部分がありますので、記事にて私が考える組織の在り様について話させて下さい。
最初に、
誰々(成績が悪いから)だから意見を言ってはいけないというのは、私の知己で言いますと違和感を覚えます。
これは意見でなく不満でも良いです。
会社組織に属しているのなら、自分のおかれた立場と、望むモノのギャップはあってしかるべきですし、
それに関し、私は相談(不平・不満を含む)をする事自体を、否定しませんし、造反とも思いせん。
自分は、こんな仕事をしたい、けど、出来ない。
そんなありふれた事は誰にもあると思います。
そんなギャップに対し、気持ちの整理がつなかない場合、身近の上司なり、先輩に相談すると思います。
その相談自体をする事は良くないのでしょうか?
普通は、そんな相談に対して、相談者の置かれた状況と、その属する組織の方針と伝え出来る事、出来ない事がある。
まずは、君の出来る事で、組織に貢献してくれと伝えると思います。
もしくわ、君の気持ちはわかるが組織の方針は○○だから出来ない、想いはわかるが、組織の為に、ここは頑張ってくれないか?
幾らでも言いよう。
つまりはコミュニケーションの仕方があると思いますが、如何でしょうか?
寄せられたコメントで、誰々(ホームラン王)なら良いかもしれない的な話もありましたが、ホームラン王も、一般の社員も、組織方針の前には従うべきです。
サッカーでは、チーム戦術に合わない事を理由に、能力があっても干される事が多々あります。
昨年、チェルシーで出番を失っていたマタは別に力が劣るから出場できないわけでなく、チーム戦術という意味のチーム方針に適合しなかったからで、
その意味で、ノリがチーム戦術に適合しないと言うなら、使わなければ良いわけです。(そう通達するれば済みます)
また、チームとして機動力を重視した戦術を使う以上、中軸前だろうが走らせると公言すれば済む話です。
本来は、それでお終いなハズです。
が、そうならなかった。
必要とされる戦力であったハズの中村ノリは、今回の一件で完全に戦力外です。
(どう対応するのか悩ましいと思いますが)
その意味で、私は首脳陣の対応に不満があります。
なぜ?降格なのか?
もし、降格させるのでしたら、チーム方針を伝えた際、それに従わないと中村が言明した場合です。
果たして、そんな事を言うのでしょうか?
前回、同様な事があった際、中村は粛々と、その処断を受け、二軍に降格しています。
今回と前回の違いは那辺にあるのでしょう?
今の所、中村ノリのフェイスブックでの発言しか、判断する材料がありませんが、あの行動がもたらす影響(明確な首脳陣批判)を判断できない程、困惑したと本人が、その悩みを打ち明けています。
状況的に不可思議には感じます。
最後に、山本五十六のコトバで締めくくりたく思います。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、
人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
尚、中村ノリが、その不満を、コーチだけに伝えず、
複数名、に公言していた場合、それは十分、二軍降格に値すると思います。
思いますが、降格する際、その明確な理由を本人に伝えるべきだったと思います。
2012年の時、ノリは丸刈りにする事で、反省の意を示しました。
今回は、あのフェイスブックです。
どちらにしろ、横浜は貴重な戦力を失いました。
双方、痛い・・・
こんな結末、誰も望んでいなかったハズです。
コミュニケーション不足を感じざる終えません。