巨人阿部の新打撃フォームについて雑感

巨人の阿部の新打撃フォームについて見ました。

ここ近々と違いホームベース上に足を投げ出しています。

球界には、阿部、同様のフォームする選手も居まして、一番極端な方は、

2015年ﾘｰｸﾞ打点王の畠山です。

（全部が同じではないですよ）

山田

坂本

この前足の動き（勢い、軌道）を二人とも変えてまして、毎年、同じかと言うと微妙なのですが、前足を上げ、後ろの軸足に体重を乗せると同時に、

ﾎｰﾑﾍﾞｰｽ方向へ前足をだして、三塁方向へ回すのは同じです。

因みに、素人がやりますと、前足が接地する前に他の部位（腰、腕）が回り易いです。

後は、この動きをする事で他のフォームが崩れてないかが重要です。

阿部の場合、昨年はオープンスタンス気味だったのですが、

練習試合をみた段階では、坂本や、山田のようにスクエアスタンス気味に変えています。

2015年

尚、ダウンすいんがぁって記事見ましたが、阿部さん、元々、ダウンスイング気味です。

無双を誇った2012年の段階でも、ダウンスイング気味（上から叩きつけると落合氏が説明していますが）です。

2012年　落合さん解説

因みに2010年の阿部さん

あれ?　今年（2016年）のフォーム?

正面から見ますと、似ている部分もあります。

横からみると似て非なるものの可能性もありますが。

ただ、一言、エグイです（ホームラン集ですので）。

統一球以降、野球の質が変わり、MLBに近くなってきていますが、どうなるんですかね。

オープンに構えていた理由は、ボールを見やすくする為なハズですので、それを変えると言う事は、より強い打球を打ちたいって事なんでしょう。

（詳しくはオープンの長所をみて下さい）

一方、2/20の練習試合の阿部をみている限り、2010年と違って前足が接地する前から腰が動いているように見えますので、修正中な部分も覚えます。

尚、阿部の打撃フォーム変更についての本人談話です。

ゴジラの軸足＋アニキのすり足で阿部慎之助が新打法

2月20日の練習試合、摺り足になってないじゃないか?！！！

という突込みを入れつつ、今後の変遷を見守りたいです。

「実戦をしていって変化させていかないといけないし、日々変わっていくと思う」

だそうです。

最近の選手を見ますと、

同じフォームで打っている選手、ほとんど居ません。

毎年、細かな修正を入れていますが、日々変わっていくで対応しているように感じます。

昔は、フォームを固めて望んでいた気がするのですが、世知辛いですね。

今の野球選手は、本当に大変と思います。