良く言うラミレスがぁー早打ち指示するから四球が少ないですが現実は早打ちと四球を両立しているチームありまして、
その理想形が広島さんでしょうか?
井納が広島さんの印象を語っています。
実際データで見ますと初球ヒッティング率が宮崎に並みに高い選手が多数いまして丸や鈴木らも早打ちに分類されます。
丸の初球打席(バットに当たった回数)ですが、
2016年が総打席652中83打席=13%
2017年が651中79打席=12%
2018年が538中47打席=8.7%←これ興味深いですが1,2番の起点力が落ちた事が影響しているかもです。ランナーいないので四球おk気味な配球されているのかもしれません。
これ宮崎の成績と比較しますと、
2016年が総打席335中46=13.7%
2017年が523打席中66=12.6%
2018年が560打席中82=14.6%
歩く歩行器と言われた鳥谷も福留も宮崎程度の初球ヒッティング率でしたから私の一般的な感覚ですと四球と早打ちを両立している打者が多いです。
昔と違って投手の奪三振率能力が向上しており昔以上に追い込まれると厳しくなったと思っています。
そして投手側は昔以上にウィニングショットがないと先発ローテ回れない感じです。
投手側、打者側双方の事情でカウントの整え方が重要になってきています。
主導権の握り方ととでも言うんですかね。
良く記事でいっていますがイロイロ野球が変わってきています。
その変化に解説が気づかず、昔の知識で解説し続ける事で現場とファンの認識の差が開く一方です。
上記主事情もあって早いカウントで勝負するようになってきています。
また、バッテリーも球数を意識していますので無駄球を投げたがらないです。
同じ方向性をもって広島と横浜は打撃を志向していますが四球数で広島さんが573、横浜が335とかなりの差がついています。
方向性(早打ち指示)の問題なら広島さんも同じような課題にぶつかるはずですが、ぶつかっていません。
おそらく今の技量不足な選手たちに方向性だけを変えて待ち球させても、追い込まれてより打てなくなるだけになると思うのですが、これが理解されてなく大魔神らのような解説になるわけですね。
采配では無理と感じます。
横浜で待ち球気味の打者(初球ヒッティング率9.4%)と言いますと柴田となりますが打率.225 三振率17.5%となっています。
600打席換算で105三振です。
三振しないよう当てるだけの打撃をしている影響でインプレイのヒット率(BABIP)も低く.263の選手でも105三振も喫するわけです。
打てる可能性を犠牲にしているのに105三振です。
柴田並の成績で105三振を許容できるのか私はわかりませんが渋い状況ではあります。
打てる可能性を捨てて待ち球してくれているのですが待ち球しますと、今はどうしても三振増えちゃいますかね。
昔は柴田のような選手、こんなに三振を喫しなかったと記憶していますが時代も変わりましたね。
元巨人の川相さん基準でいいますとざっくり2倍ほど柴田は三振しやすいです。
チャンスだから初球を手を出すなでなくチャンスで意図的に待ち球し過ぎますと三振が増えるわけです。
大魔神や横浜ファンの皆さんが考えている以上に打てなければ○○って実行するのが難しいです。
こういうのを野球ライター書いて欲しいのですが、あまり見かけないです。
デルタさんなどがコラムで書きそうなテーマですがアプローチの仕方の違いでしょうか?
旧来野球関係者はこの手の記事をほとんど書かないです。
そんなわけで現場とファンの情報乖離が進んでいくわけですね。
無常です。
本日、巨人が広島さんにまさかの敗戦。
巨人勝つと思って見ていたんですが、これで星読み上大分楽になりました。
毎日がジェットコースター。
そんな日々を送れることをチーム関係者に感謝しつつ。
現在巨人さん54.3%に対し横浜37.4%。
イーブンとみて良いでしょうか?
未だ未だタフな試合が続きます。
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