前記事で横浜のBABIP。
インプレイの打率に関して論じています。
この数字で横浜は2018年.258ととんでもない数字をホーム横浜球場で記録してしまいました。
インプレイの打率です。
母数には三振を含めない数字です。
母数を三振も含めた数字である打席にしてホームランを除く数字で考えますと成功率はさらに下がります。
そりゃ、タイムリー欠乏症にもなりますよね。
本塁打を除いた安打÷打席(三振含む)で計算しますと.115です。
ランナーがいるなしに含まずの全データで考えた際横浜球場で.115しかインプレーのヒットがでなかったわけです。
本塁打以外でヒットでのでる確率が.115。
タイムリー希少だった理由です。
酷いとは思ってましたが、ここまで酷いとは思っていませんでした。
計算してみてショックを受けています。
前記事を書いた時点でショックでしたが、こいうの数字に詳しくないとわからないと思うんですよね。
BABIP.258という数字の意味がです。
今回、強調してみました。
この数字をコア4以外でみるとさらに絶望的な数字になるとは思います。
あまりに酷いそうなので計算する気が失せましたが
今期、改善しそうな柴田だけ計算しますと
参考記事
思ったより打っていますね。
本塁打を除くヒット÷打席で.158です。
全データで.111ですから他の選手の方が酷いんでしょ。
尚、柴田の横浜球場での打率は.163 出塁率.275でした。
横浜球場だけの打席で120ほど柴田は出場しましたが、この数字ですと本当にきついです。
当たってもヒットになり難いですから四球も減りますよね。
これが横浜苦戦の原因の一つです。
当たる事でヒット(事故)になれば相手もストライクゾーン中心に攻めてきません。
バットに当たってもコア4を含む数字で10回に一回しかインプレイのヒットがないわけです。
本塁打を打てない打者はノーマークで十分です。
当たっても痛くない、怖くない、安心安全と感じるような状況。
相手も自信をもって投げれます。
横浜は松坂、石川のようなテクニカルな投手を苦手にしています。
なるほどと感じる数字でした。
当たっても怖くないなら動くボールを投げれば楽でしょうね。
+パワーPを苦手とするのも振りまけるからです。(詰まる)
こんな状態です。
横浜の打者に関して彼らは躊躇する必要性がないです。
除くコア4ですが。
天秤が相手バッテリー側に振り切れている打者が多すぎることでコア4以外が打てなかった横浜です。
この背景がありますので打てないなりの何かとか言われますと御無体なになります。
ぶつくさ記事で書いていた理由ですがなかなか伝わらないんですよね。
解説者の質も低いので。
そして、この事があるので横浜のコア4以外の打者に関してはファーストストライクが機能し難いです。
当たってもヒットにならないわけですから、そうなりますよね。
ファンがファーストストライクを批判する背景です。
しかし、当たってもヒットにならないような状態では最良で柴田の成績です。
良く出塁率.275もあるとは思います。
この辺の因果関係を理解されてなく采配批判になるわけです。
この関係を逆転させるとしたらボールにバットが当たったらヒットになるかもしれないと思わせないとダメです。
その逆転の糸口を、可能性を先日の対広島オープン戦の柴田に感じています。
それでもシーズン打率.250からって期待値ではあります。
相手も研鑽している中での一歩前進。
これ大事です。
参考記事
柴田に関するざっくりとした期待値
参考記事