ベイスターズの現況分析 ORZ

広島、阪神、巨人、中日と来まして、ファンによるベイの現況分析です。

酷い惨状です。

昨年は、その実力以上の力、例えばチームBABIPがリーグ平均の.285に対して.297と高く、また、得点圏打率もリーグ平均.258に対して.285と伴にリーグ1位のタスクであり、

特にチーム得点圏打率は、他のチームが.260以下の中、唯一の.260超。

年次を越えた相関が低いと言われる得点圏打率ですが、その格言通り、平均並みに収束して行っています。

チーム編成的に昨年より力は上と予測してはいましたが、予想するなら最下位推しでしたベイ。

が、ここまでの惨状は予想していませんでした。

打撃陣で多少覚悟していた梶谷の苦戦(BABIPが.396と高く、3番を開幕当初から打つのでブランコ対策を兼ねてマークが厳しくなると思っていました)は、しょうがないとしても、

ブランコの故障、そして、ヤクルトの・・・コントロールの悪い投手は嫌いです。

結果、打撃面もリード面も劣る高城が正捕手になり、まさに重責に潰されかけています。

鶴岡がいれば、良い具合に、高城の頭をリフレッシュさせる事も出来たかもしれませんが、毎試合、出場させなくてはならず、気の毒の一言・・・

怪我により要の選手が抜けた事で、急速にチーム力が落ちてしまいました。

他にも、今年、飛躍が期待されたキャップテン石川の不調。

三振が多く、四死球も選べない、非常に淡泊な打線の構成のなか、三振が少なく四死球を選べる選手なのですが、不調・・・

かなり痛いです。

荒波も、その高いポテンシャルを活かせず相変わらず空回りしていますし、眩暈を覚えます。

そんな楽しくないチーム状況を反映してか、各種指標は軒並み良くないです。

まず最初に、セで唯一、ホームで負けて越しており、しかも、大幅負け越ししています。

横浜に合わない戦術を採用していますので、これ自体、中畑監督特性と言って良いのですが、

今年はさらに悪く、1勝6敗。

また、QSはリーグ最少の5回かつ、そのQS時勝率もリーグ唯一の負け越し・・・2勝3敗。

歯車が壊れすぎています。

監督云々以前に手の施しようがないような状態であり、立て直しが求められますが、その立て直しの一助になるハズのコーチ陣が新任若手状態で上手く機能するのか心配です。

中村が二軍から上がりましたので、それが唯一の希望。

梶谷や、高城、石川、筒香に喝を与えると伴に、活力を与えて欲しいです。

野球が出来なくなるかもしれない苦しい逆境から2度も這い上がった選手です。

何か淡泊な印象のある選手中で、(元横浜(/_;))鶴岡と並び異質な存在です。

そして、今、また、ブランコの怪我という緊急事態を受けての一軍昇格。

三塁のバルディリスの調子も落ちていますし、このままレギュラーを奪うような活躍を示す事で、選手起用上、無風状態になってしまったベイに一陣の風を起こして欲しいです。

一方、投手陣・・・

三浦番長を二軍に下げちゃいましたが、中村ノリに相当する選手が居ません。

昨年なら、鶴岡が居たのですが・・・

尚、投手陣も悪いですが、守備も良くないです。

チームDERは、.666。

その次が阪神・ヤクルトの.678

元々、守備の良くないチームですが、さらに悪化しているような状態です。

総てが破たんしています。

今年は、逆境の年のようです。

その逆境を跳ね除けて、

ガンバレぇ!!!ベイスターズ

応援しています。

参考記事

横浜の捕手事情と鶴岡の評価、その考察と雑感

中畑監督について