前半戦首位から最下位転落……
DeNAに足りなかった勝者の精神
を読んでの雑感です。
メンタルは大事と思いますが、勝者の精神がないから、横浜が最下位に転落したかと言いますと、私自身は、疑問と感じます。
実際、駒田さんの言う厳しい戦い、負けられない戦いを、経ずに2年連続最下位のチームが、今年、優勝していますが、結局はバランス。
心技体で言う技術と、体力がない場合、心が強くても勝てないです。
日本サッカーに、勝者の精神が、例え、あったとしても、技術、体力不足で、優勝出来きません。
横浜に、その力があったかと言うと疑問です。
横浜で一番、守備が上手いと評価された倉本ですら、セイバー的な指標で見ますと、大きなマイナス評価を受けています。
打撃でなく守備で期待され、守備重視で起用された倉本ですら、数字でみると、そんな評価を受けています。
横浜のセンターライン、今年は、相当に貧弱だったと考えてください。
ゾーンも悪いですし、実際にどれだけアウト(補殺数)に関与したかも、悪い。
インプレイの打球処理率も悪い。
失策は昨年との比較で減りましたが、失策をしない代わりに打球に追いつきませんでした。
選手たちが本当に自信をつかんでいたのなら、最低でもCS(クライマックスシリーズ)には行っていたはずです
勝者の精神があったとして3位に進出出来たかと言うと、広島、ヤクルト、巨人に対し、素の力で相当な差がありました。
ジョンソンと、マイコラス、SBの松田が居て、優勝したヤクルトに近くなる印象ですが、それでも守備力の差で届かなかった可能性が高いです。
今年、どれだけ戦力があれば、CS進出、優勝出来たか想定してみたと、不安感
選手たちが本当に自信をつかんでいたのなら
自信とは、一過性で見に就くものでなく、長期にわたって活躍する事で、見に就くものです。
3年通して活躍して一人前とも言いますが、
横浜は、シーズン通して活躍した選手が、そもそも少ないです。
前半戦首位ターンも来季につながるか疑問
経験もない選手達です。
当時の戦い方をみますと、自信云々、手応え感じる暇もなく、必死に戦っていた状態と感じます。
課題を覚えつつも、筒香や、梶谷が、手応えらしきモノを感じ始めていますが、
筒香や、梶谷のように、自信と手応えを覚えるような活躍を出来た選手が、どれだけ居たか・・・
それが自信になったかと言われれば私も疑問です。
裏付けになるような力を、手応えを、彼らが、持っていたとは思えません。
もし、来季につながるとしたら、
それは自信でなく、悔しさ。
自分達の力の無さの確認。
前半戦首位チームが初めて最下位に転落した無念さ。
ただ、ただ悔しい。
そんな想いが、来期以降につながるかもしれません。
いつか、あの時の悔しさがあったから、今があるになるよう、その悔しさを肥やしにして欲しいと、ファンとして願ってます。