6/30 対中日戦 7回裏に徳山が打たれ3失点、その次の回登板したのは巨人から育成で介入し6月に選手登録された堀岡 隼人でした。
今シーズン初登板です。
正直、ビックリで・・・いや、今の首脳陣なら使うかもと思っていたんですが個人的に嬉しい起用でした。
試合は負けましたが、消耗を抑えつつ選手の試しができています。
三浦監督というと闘争心全開に少々のビハインドでも投手を惜しげもなくつぎ込む事に特徴があり毎年、これではもたないと苦言を呈していたのですが
どうしたんですかね。
ラミレス時代との比較で投手の使い方が荒く短期間で集中的に使う事で中継ぎコンディション維持が出来ませんでした。
ラミレスは使い方ホワイトではなかったですが無理させつつもシーズン完走させていましたが三浦監督、勝ちパを集中起用するので青い息、吐息になり易かったです。
ゴール後に倒れこむような運用するのがラミレスで
ゴール前に足が吊って倒れてしまいかねない運用するのが三浦監督でした。
ラミレス時代も主要中継ぎの登板多く両者で違い分かりにくいかもですが
ラミレス、コンディション維持目的で試合捨てる場合が多く勝ち試合でも時に捨てちゃう場合あったんですよね。
謎継投とか言われていましたが
負け試合は言わずもがです。
積極試験の場になってました。
一方、三浦監督、ビハインドでも平気で勝ちパ(1点差程度ならセットアッパークラスがでてくる)起用する方なので
この辺が三浦監督の一点差勝敗の悪さにも通じるのかもしれません。
過去、未だ一度も一点差勝敗で勝ち越したことないですが目の前の勝ちに拘泥するあまりトータルで負ける感じです。
これも今期、良いんですが・・・1勝勝ち越しているだけで強みにはなっていませんが総じて可能性を覚えています。
あれだけ中継ぎで故障者出して1勝勝ち越しているが凄いです。
4月の記事で
普通の選手起用?(個人的意見) 04.30を最後に起用がない度会と横浜の可能性に思う - 所持雑感
引用
一点を奪う、守る野球を目指しながら芳しくない接戦勝敗も今期、勝ちが負けを上回るかもしれません。
総じて可能性を感じます。←今期、多いフレーズ 可能性
っと書いていますが
チーム状況良くなく下位に沈んでた時に今期はいろいろ可能性を覚える差配を三浦監督しています。
そりゃまぁ・・今期、ビハインドでセットアッパー級を投入しなくなったからなんですが
そんな三浦横浜。
可能性を覚えつつも新戦力をなかなか試さず、、、過去との違いで試してはしたんですが十分ではありませんでした。
それが最近違うんですよね。
同じようなシチュエーション、8回4点差の場面で一軍に上げた京山を一使わず2週間、一軍登板なく二軍に戻していた監督さんとは思えません。
ついこないだまです。
苦言記事を、ほんのちょっと前まで書いていたのですが・・・
参考
引用
伊勢を10回に登板させて4失点。
試合に負けます。
なんで2連投中で前日25球投げた伊勢を使うのか。
東が10被安打、113球を投げ伊勢が疲弊し負けて終わっています。
これが東に代打でて8回続投せず伊勢登板(使わない前提で差配する)しなければ今日の振り回しが楽になったはずなんですが
こういうのを続けるのでボディブローのように溜まるんですよね。
ヤスアキの配置転換など実にスムーズに行っていますが疲弊しそうな使い方してまして
京山、一回も使わず降格させてますし長い期間投げてない中継ぎが多く
4ホールドを記録していた徳山が中6。
三嶋が一週間。
坂本は中3。
今日伊勢の後を受けて投げて打たれた石川が中6と
登板にかなり偏りがあり是正する必要があるのにしない。
今日のような試合でこそ試して欲しいんですが
これが
引用
交流戦入っても、若干う~んでしたが北海道シリーズで佐野を先発から外しただけでなく投手起用に関しても差配が変わってきます。
同点の8回に中川虎(防御率4.16)を投入しています。
中川は負け試合でしか基本的に投げた事がなく今期9試合ではじめてホールドポイントを記録しました。
より正確にいうとホールポイント自体もプロ(初勝利でもありました)、初めてです。
プロ入り初めて勝ち試合に中川貢献しています。
2023年9月に一軍昇格し中継ぎで9試合なげて防御率2.53でしたが0ホールド。
私の記憶違いでなければ重要な場面にほとんど使わず使っても延長戦だったのですが
三浦監督、今期防御率4.16で必ずしも結果を出してない中川を同点の8回で起用しています。
正直、驚きました。
オーナー午前試合でしたからね。
さらに今日の試合で京山を使っています。
この京山5/12登録されて抹消される5/22までの10日間、一回も起用されず下に落とされたのですがなかなか使わないんですよね。
5/15の対巨人戦、0対4で負けた試合とか7回に2点入れられた時点で京山を使っても良いのですが三嶋、坂本と起用しています。
8回の時点で4点差あるとほぼ試合は決まっています。
こういう時に積極的に二軍から上がってきた投手使わないとなかなか試験ができません。
過去は使わなかった事が多くビハインドでも容赦なく勝ちパの投手動員して疲弊させていたのでかなり驚いています。
5/20頃の投手起用は昨年までと変わらなかったとみています。
ややましな程度ぐらいでしょうか?
しかし最近、明らかに変わって来ています。
中川など以前は実績重視(それなりに登板して結果を出さないと勝ちパに起用しない監督さんでした)でなかなか使わなかったのですが必要だからで使っています。
投手コンディションを維持するには使う必要がある。だから使う。
以前はコンディションでなく今、勝ちたいが先に来てました。
従来は京山が8回4点差負けで起用されなかったように実績重視でノーチャンス(なかなか使わない、死蔵する。大差負けでしか使わない)だったのですが6/30の試合で堀岡を3点差、8回に登板させています。
似たような感じで巨人戦の8回に打たれて3失点、防御力6.75になったウィックの6/29中日戦、5点差リード9回登板があります。
実績(二軍成績もウィック良くないです)がなく失点したばっかりの投手を勝ち試合でなかなか使わなかったのですが投球内容などを見てきているようで。。。
ウィック未だあまり試合でみたことないので内容が良いのか判断できませんがチームとして期待感を覚える起用となっています。
ヴェンデルケン、入江らが欠けた事で陣容的に必要だから使ってる可能性もありますが
必要だからで使うチームではなかった事を想うと印象が・・・違います。
ラミレス時代も防御率(実績、結果)でなく投球内容重視で良くなりそう、中継ぎコンディション時に必要で防御率の悪い三嶋や三上を使ってました。
しかも試合で負けたので非難轟々、私も三上(成績不振により二軍降格、再調整中)はともかく三嶋(中継ぎ配置転換で結果を出せず二軍降格)に関してはどうして?っと記事書いています。
実績、結果出てなく慣らし運転なしで9月の重要な試合で投入したラミレス。
スタートの記事では批判的に書いてました。
書いてましたが、その起用をいろいろ考察記事書いてる間に抱いた感想が変わって来ています。
スポナビ時代の記事はインポートした際の関係で読みにくいですが
いろいろ考えて行くとチームが三嶋に対しかなり期待しているとわかり不満表明記事から一転、おっと記事書くに至っています。
その後、実績もあって戦力になった三上(シーズン防御率5.12)はともかく三嶋もCS広島戦で2回裏で降板した石田の後を受けて2回無失点勝ち投手となり日本シリーズ進出の一因ともなっています。
2018年以降の活躍を想うと当然の起用にも感じますが
あの時は未だ復活過程でボール収まらなかったのですが(良く起用したとも思いますが伸びしろ見て起用した感じでしょうか?) 懐かしい。
その運用で三上らを含む中継ぎコンディションを維持できたことで2017年に日本シリーズに進出したり2020年の三嶋抑え抜擢。
この時も成績が良かった石田でなく成績の悪い三嶋(防御率7点台)を抑えに。
抑え向きな投球内容(三振を奪える)だった三嶋を抜擢したりしています。
ラミレスの起用見ると、この選手伸びてきそうだなぁってわかるんですよね。
伸ばしたいとでもいうべきなんでしょうか?
佐野や、細川などへの起用をみても過度に打席を与えずバランスよく起用していた感じです。
いい塩梅というコトバになりますが
一見すると三浦監督の森への起用に近いですが
選手への期待と今の位置づけがわかり、その起用からチーム状況を類推できました。
その起用が割合当たるのでラミレスの起用状況からチームの今の状況、その後の状況を比較で的確に記事で当てれていたと思います。
ラミレスに対して個人的評価が高いのも、この選手起用が理由なんですよね。
チームが沈み込む前から、あれこれ動き始めるので
チームが負け始める、勝ち始めるとかわかるんです。
そのラミレスと違い三浦監督に対して森の使い方みてダメだと21年など批判していますが同じ期待感、伸ばし方でも両者でかなり違ってまして内容も含めラミレス時代は良く選手見てるなぁでした。
そういうポジティブな動きが三浦監督は少なく、ただただ消耗していくような願望にも感じる起用。
確かに森が出てくると大きいのですが・・・
(今期の森でなく昔の起用法、今期の森の起用に関しては強い不満ないです。状況見て上手く使っている感じです。)
あれ?
消耗させるようなタフな起用をしてきた理由に三浦監督の理想である9人野球。
選手を固定したいがあったのはわかるのですが出来ると、したいでいうと
したい優先の野球をしていた三浦監督です。
結果、現実に負ける事が多く悔しい想いをしていましたが
あれ?
度会の起用などみても普通の采配と評していた通りバランスが急に今期良くなっていてびっくりしています。
三浦監督になって特定のワードが増えてきますが
その一つがしたいです。
したいと出来るは違うと呻くように監督初年度の21年とかは記事で書いてましたが
このワードも随分減りました。
最近使ってないです。
代わりに、その起用に可能性、その個人と言うよりチーム成績が良くなるような意味での可能性を覚えるなどというコトバが増えて来ていますが
現在の三浦横浜の選手起用、ラミレスとは微妙にテースト違っています。
コンディションに気を使ってる点では同じですか
妙に科学的?に感じる部分もあり
ラミレス時代より良くなってる可能性あります。
今期、積極的に回マタギを三浦監督していますが
なにか根拠となるデータあるのかもしれませんね。
回マタギ(球数管理)させる代わりに投手陣の連投を減らす方がコンディション維持に有効なデータがあるのかもしれません。
ある程度まとまった投球数をみているようですが
では伊勢の登板は?
伊勢を10回に登板させて4失点。
試合に負けます。
なんで2連投中で前日25球投げた伊勢を使うのか。
伊勢は三連投し、その後二軍降格していますが
今は違う判断しそうです。
今期の運用は期待できる気がします。
失望を覚えた重量打線と変化の胎動に想う 24.05.17 - 所持雑感
引用
投手コンディションに関しては全く信用できない。
試合中の交代面に関しては投打共に監督の意向が強いようで先の記事ではないですが実績上、大変不安です。
打者面における起用に関して普通、良くなったと記事で複数書いてましたが反面、投手起用面は従来の影響が未だ色濃く残っていました。
試合中の戦術面はうん?ありますが
投打にわたる戦力の掘り起こしに、配慮を覚える選手起用など過去3年とは違う差配を三浦監督見せています。
特に投手運用がシーズン中にここまで変わるとは思わなかったです。
最下位に落ちたあたり、もしくはヤスアキ、伊勢、ヴェンデルケン、入江と故障ないし二軍に落ちし新戦力を使わざる終えなくなった事で
別人のような基準で投手起用しています。
三浦監督がというよりチームで起用をしっかり考えている感じです。
投打でチームを覚えますが昨年のテコ入れ上手く行ってるかもしれませんね。
(ラミレス個人を覚えたラミレス時代との違い)
二軍ファームもプロ経験ない動作解析コーチを入れてからより状況改善が加速しています。
ここまで来るのに本当に時間かかりました。
まさか、ここまで遠回りするとは思わなかったです。
良くチームが我慢しました。我慢したと思っています。
制服組と現場組の綱引き、感じなくなりましたからね。
昨年、チームにテコ入れを行うと宣言していましたがその宣言通りになっています。
参考記事
選手育てるような感じで答えを与えるのでなく、失敗する可能性を覚えつつやらせていた感触を受けますが
しかし野球の監督と言うと部長級なわけで・・・
部長でなく課長級でもう少し育成して欲しく正直う~んはあります。
ありましたが、間違いなく横浜は前に進んでいます。
毎年、総括でチームは前に進んでいるが結びの言葉でした。
確かに着実に前に進んではいたのですが自分を言い聞かせる部分もありました。
改善していたとはいえ動きが遅く焼きもちしてましたが今期は本当にプラスになっています。
マイナスから0への動き(改善)でなくプラスです。
ラミレス時代より上と感じ始めました。
あの時代はラミレスだけという感じでしたが今はチームを、組織を覚えます。
ありとあらゆる権限があれば個人でも良く対応早いですが
個人にあらゆる権限、責任が集中すると限界迎えるのも早いです。
その意味で今の横浜は上手く機能している感じでしょうか?
投打に摩耗(戦力的なものでなく主力選手に余力を感じる)せず後半戦にいけそうですが
これ本当にいけるかもしれません。
横浜も万全ではないですが他チームも苦戦しています。
もしかして・・・・
4月ぐらいの記事でも今期のマネージメントに可能性を覚えるとか書いてましたが
投手面でも改善見られると混戦故にもしかしてを覚え始めてしまいます。
戦力読みは依然必ずしもいいわけではないんですが不思議な感覚です。
この文言も今期3度目ぐらいでしょうか?
チーム三浦いけるかも?