個人的な意見です。
先に、球界追放した人たちとのバランスを考えると難しいかもですが、
巨人・高木京の供述(3)口裏合わせ、“証拠隠滅”も両親の説得で認める
高木の供述を聞く限り、高木一人で済む話とも思えませんし、
高木で終わりなら、
笠原が、巨人軍の調査に協力しても、良いハズですが、協力的ではないようです。
協力しない理由として考えられるのは、
高木同様、強請っている可能性が考えられます。
何かスキャンダル情報がないか、それがあれば(その情報と交換で)高木君の名前は(もみ)消せる
っと、
笠原らの処分が下されて以降に、B氏より話があったようですが、ある意味で強請られているわけです。
B氏にとって、高木らは飯のネタになりかけていたわけですが、
それ故に、
球団から事情聴取を受けた3月7日深夜にも、
「口裏を合わせた方がいい。名義を貸しただけといって突っぱねた方がいい」
等と、高木の延命策を図っているわけです。
B氏としては、高木が、球団内に残ってくれた方が良いわけなんです。
そこに闇の深さと危機感を覚えます。
前提として他にも居ると言う事が、この危機感の背景ですが、
高校野球の結果を基に賭け事に興じていた方々が、八百長は未だしも、プロ野球の結果に対し、罪の意識なく参加していた可能性は容易に想像できますし、
彼らの話を聞くと、罪の意識はなかったと言っています。(軽い気持ち)
「野球賭博はやってはいけないと認識していたが、軽い気持ちでやったと言っている」
悪いと思ってなかったわけで、そのような空気感が巨人軍に蔓延していた可能性を覚えると(笠原も気軽に声を掛けていたようですし)、未だ、いるのではないかと考えてしまいます。
また、
巨人サイドは、
「情報を持っているのはBさんと笠原くん」
今の方法では、
これ以上の調査は出来ないと暗に述べています。
一部に、
警察組織の力を借りるべきなる意見もありますが、
良心に訴え、名乗り出てもらう事でダメージコントロールをした方が無難ではないかと考えています。
その為にも、
球界追放という、野球人生が終わりかねない厳しすぎる処断でなく、
試合出場停止性分等、別の方法で、名乗り易くするような、促すような形で、自浄努力をするべきではないかと思います。
(他のチームにも波及する事かもしれず、その為のダメージコントロールにもなりえます。)
警察組織の力を借りたら、球界追放アリきになる可能性が高いですが、
今なら、良心に訴え、名乗り出て貰うという意味で、減刑処置も取り易いハズです。
冒頭に戻りますが、
A氏や、B氏の存在を考えますと、
巨人軍も、
笠原、松本、福田だけで終わらない可能性を覚えていたと思います。
ですが、
彼らだけで、蓋をしようとした結果、この始末となっています。
蓋をしようとしましたが(今の調査に限界があることを知りながら放置)、失敗したわけです。
本当は、
巨人軍が、
こうこう、こうしたい(調査に限界があり、名乗り出て貰う為の手段を提案すべきだった)と、コミッショナーに相談すべきだったのですが・・・
その保守性故に、後手回ってしまいました。
事が露見した以上、
コミッショナーが助け舟を出しても良いと思いますが(名乗り出て貰う為の手段の提供)、今の所、静観。
その結果、
一番喜ぶのは文春と、B氏何て落ちがないよう、関係者には、本当に努力して貰いたいです。
巨人はB氏について「昨年のNPBの調査委員会の調査の過程で野球賭博常習者であることが判明するや、その後のNPB調査委員会の呼び出しには応じない一方、週刊文春に対しては様々な情報提供を行っているとみられます」と指摘している。
一部報道によりますと、高木は笠原を通じ、B氏へ手切れを通告しています。
その結果、文春に高木に関し情報をリークとも考えられ、そこに闇の深さを覚えます。
彼らにとって最上は、高木が、B氏の言うとおりになる事でしたが(シラを切りとおす)、そこに危機感を覚えます。
さらなる後追い情報が出ない事を祈ります。
場合によりますと、高木同様(高木は断りましたが)、強請られて何かをさせられる可能性があることを巨人軍関係者は肝に銘じて欲しいです。
また、他のチームも、対岸の火事とせず、当事者意識をもって対応して貰いたいです。
厳罰だけが、答えではないと考えます。
(助け舟を出して欲しい)