個人成績だけでは語れない選手が強いチームにはいますが、
そんな選手が石川と思っています。
この選手がいるのと、いないのでは空気が違う気がするんですよね。
横浜で、最も期待され、叩かれた選手。(元横浜の山口に近いです)
それでも、その技術と、持ち前の責任感で頑張っています。
石川の先発出場試合の勝率、高かったです。
34勝19敗です。
エリアンは、7勝15敗。
宮崎は8勝15敗。
エリアン、宮崎が悪いのでなく、石川が先発しないと、バランス崩れ易かったです。
筒香が唯一、甘えられる高校の先輩で、チームの先輩で、かつ、気兼ねいなくイジレル先輩で、尊敬していると、公言してはばからない選手です。
石川もイロイロありまして、痛みどめを打ってなど強行出場しています。
結果、成績が伴わなかったのですが、その様を選手は見てまして、凄い求心力があるですよね。
(2015年から肘の状態が良くないです)
真面目なのですが、チャライ。
ボケている。
ヒーローインタビューとか聞いていますと、空気読めないなぁっと思いつつ、苦笑しますが、
完全にイジラレ役です。
チーム最年長に近く(在籍年数はトップ)、経験も豊富な野手(約4000打席もあります。4000を超えられる選手は稀有です)が、チームを引っ張るのでなくイジラレ役というのが如何にも横浜らしいです。
こういう時にこそ、石川が居ると、空気が変わるかもです。
エリアンも似た特性がありますが、今は、序列が不明確になり、出たいで競争している時期です。
序列から遠い、別の待遇をもって接せられる選手が必要な理由ですが、石川が居ると、妙な落ち着き、一体感をチームから感じる時があります。
宮崎、三塁が良いと言うより、実績上、石川二塁で、宮崎三塁が成績が良かったです。
エリアンも、シーズン後半、何かを掴んだ打撃を見せていましたので、期待していますが、若いチームの場合、序列が決まらないとギスギスしやすいです(ポジションの奪い合い)。
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2016年09月03日
石川ガンバレ
監督も、
石川が不在の試合は、チームバランスが崩れると嘆いてましたが、そんな感じかもですね。
石川にだけは、
ラミレス監督、実に様々なムチャブリを求めましたが、
それを今、出ている選手には求てめていません。
野球が180°変わるような錯覚を昨年も覚えましたが、選手構成により、バントやエンドランを多用します。
今、先発している選手には、そう言う力がないと監督が思っている証左なのですが、
そこは各選手が感じて、研鑽して欲しく期待しています。