セ、捕手ランキング(主観です)と、三人でNo.1捕手陣な横浜について雑感 1
セ、捕手ランキング(主観です)と、三人でNo.1捕手陣な横浜について雑感 2
上記記事はインサイドワークや、守備力に偏重して評価した際のモノです。
ランキングだけ抜き出しますと、以下の通りです。
1位 巨人小林
2位 阪神梅野
3位 ヤクルト中村
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7位 横浜高城
8位 横浜嶺井
9位 横浜戸柱
打撃を含む総合力で、
1位 広島會澤
2位 ?
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7位 横浜戸柱
8位 横浜嶺井
っと見ています。
個人として横浜の捕手は6位以内に入れないと考えています。
ですが、捕手陣としてみますと傑出しています。
捕手をキーワードに横浜躍進のキーとして今シーズン佳境に記事化して参りましたが横浜のストロングポイントとなりました。
2017年09月04日
横浜、9月の戦い、注目は捕手の使い方
2017年09月21日
横浜CSに向けて、結局は捕手(見どころ) キーマンは嶺井?
2017年10月18日
広島戦展望 っと、捕手の競演(特に戸柱)を期待したい
その期待通りに横浜は9月の天王山と位置付けていた阪神5連戦で勝ち越し、CSを突破し、日本シリーズに進んでいます。
9月の佳境並びにCSにおける横浜投手陣活躍の裏に横浜捕手陣のインテリジェンスの高さがあったのではないとか想像しています。
また、そう思うからこそ展望で捕手陣をキー指定していたわけです。
そんな横浜は阪神さんと戦った雨中決戦以外の7試合でのCSを3失点以内でまとめています。
そのチーム防御率は2.00。
難しいマシンガン継投が機能した理由の一つは捕手陣と思っています。
陰に陽に横浜投手陣を支えました。
(シーズン中はやらないと思いますよ、期待しないで下さいね。)
最近の潮流として、MLBの監督に求められる素養にアナリスト的なモノが必要になり始めています。
数字に強くないと監督になれません。
膨大な数字に裏付けされた采配、起用。
動画や、コンピュター等で様々な数字が羅列されるようになりましたが、その数字から、何を読み解くのか?
そんな能力が重要視され始めています。
これセンスが必要です。
経験上、無い人は、トコトンないです。
数字に振り回され易いです。
打率.300や、得点圏.300も、その背景に意味があります。
根拠のない数字は、いつかは下がります。
戸柱の得点圏なんて、来季、今のまま(打撃技術、読み)では、だだ下がりです。
一方、倉本は、そう思えない。
2015年10月25日
2015年、倉本寸評 守備に関する期待
新人時代から変な(技術はないのに、その実力以上に打つ打者)打者でしたが、
流石に、確信に変わりつつありますね。
2016年12月27日
打撃技術が未熟だった倉本について 倉本観察日記2016 打撃編と、 白崎、他、取りとめもなく雑感
そんなアヤフヤな数字に意味をもたすにはセンスが必要です。
ラミレス監督も、語録を聞く限り倉本の勝負強さにお墨付きを与えたようです。
数字だけでなくアナログ的(技術的)根拠を基に、この数字には意味がある。ないを判断する必要があります。
その面でラミレスは強いかもしれない。
数字と、アナログを一致させているわけです。(っと感じる)
2017年12月25日
3人でセ一番と自慢したい横浜捕手陣について雑感 1 戸柱君への期待
一方、戸柱は、その一致ができてない場合があります。
インフォメーションに振り回された戸柱が勝負球を誤り(過程も不満)、ヤクルトリベロに打たれましたが、
このインフォメーションを如何に昇華してインテリジェンスへとするか?が戸柱の課題です。
戸柱の例でわかります通り、外からの情報では限界があります。
インフォメーションは集められますが、現場の感覚と、インフォメーションで乖離がある感じです。
結果、インフォメーションに振り回せれると戸柱や昔の小林、梅野のように机の上の配球になり易く、机上の空論になるわけです。
解説者に戸柱の配球には相手を感じさせないと指摘される理由です。
今の戸柱は相手不在に成り易いです。
ストレートに弱く、変化球に強いというインフォーメーションに対し、
どの程度のストレートなら通じるのか?
どの程度の変化球なら・・・
配球で(緩急を使う、コースを投げ分ける)、そのストレートを、変化球を底上げで出来るか?
その結果、通じるのか?
打ち取れるのか?
等々、解釈。
インフォメーションを料理する必要が出て来ます。
それがインサイドワーク。
インテリジェンスです。
ローマ人の物語等を書いた塩野さんの本では盛んにインフォメーションとインテリジェンスの違いが出て来ます。
インフォメーションだけでは意味がないです。
インテリジェンスが重要です。
ストレートに弱いというインフォメーションだけでは戸柱のように打たれちゃいます。
問題は、そのインフォメーションを如何に解析するかなんですが・・・
そのインフォメーションが今の野球は膨大となってしまいました。
対左右、対変化球、ゴロ比率、コース別・・・
昔とは比較にならない膨大なインフォーメーションがあります。
それらを一捕手が解析しきれるかと言いますと出来きない可能性が高いです。
しかも、そのインフォメーションは過去であって現在ではないです。
更新され続けます。
打者、投手、双方、状況が変わります。
暫く試合に出ない捕手の場合、配球にキレを失いやすいです。
更新され続ける感覚を保持するのは大変です。
クローズアップ現代でも報道された通り、その情報を横浜はチーム体制として取り続けています。
問題は、これを解析しきれるか?です。
MLBでは対戦相手が多いので、ここまでデータをとっていません。
一方、日本では対戦相手が少なく解析する意味があり、独特の変化をしています。
効果はあり、意味はありますが、その量に対応しきれてないわけですね。
そして、その情報は現場の捕手でないと無理な面がある。
マンパワー不足になりがちです。
ですが、横浜の場合、3人もいます。
セ10以内にランキングされるだろう捕手が横浜には3人もいます。
3人もです。
ランキングに記載しなかった捕手と横浜の捕手とは、かなりの差がある可能性があります。
他の球団はしたくてもできまない事が横浜では出来るわけです。
アナリストの差はありますでしょうか?
比較できる対象は中日武山ぐらいですが、中日の場合、インサイドワークも含むで競争しているわけで横浜のような協力関係が築けるか怪しいです。
FAで日ハム大野が加入しましたが自分の首を絞めるような事を彼らがするか?どうかです。
専門性を維持する事で自分を守る所作を、たこつぼ化と言います。
情報の非対称性(自分は知っているけど、相手は知らない。)を保つことで自分の身を守るわけです。
相手を助けて首にされたら意味ないです。
この課題を横浜は上手く解決しています。
評価基準を明確化にする事で、協力しやすい関係にしています。
2017年09月23日
知って欲しいラミレス采配の根幹と、優勝を意識し始めたワタシ
にて、報告していますが、
だから筒香が「俺たちはファミリー」なんて言うわけです。
そして、それが他のチームメイトにも受け入れられるわけです。
その面で最も上手く機能しているのが横浜の捕手陣。
これ、大きなアドバンテージです。
ワイガヤ効果もあって、横浜捕手陣のインサイドワークも成長著しいです。
そして、インサイドワークが成長する事で、ますます情報処理能力が上がるわけです。
今まで感じなかった情報がインサイドワークが成長する事で見えてくるわけですね。
そりゃ成長しますし結果もついてきます。
ビッグデータ過ぎて一人の現場アナリスト(捕手)だけでは手が回りらない事が
横浜には3人いるわけです。
そして、その3人で切磋琢磨している。
その期待通りに横浜の捕手陣は伸びています。
強みです。
この強みが横浜を躍進させてくれるモノと期待しています。
投手割合が大きいとは思いますが(90%以上は投手能力次第)、その10%次第で優勝出来る予感があります。
期待したいです。
運が良くて2018年。
監督が成績不振(2018年に苦戦する可能性十分ありますからね)を理由にラミレスが解任されずチーム体制が継続し、
その集大成で可能なら2019年・・・
そのオフに高城のFA問題があり横浜の強みがなくなる恐れがあります。
2019年を一つのポイントにしています。
上手く、他の強敵を押し退けて優勝して欲しいです。
欲しいですが、過程的に、私は満足しつつあります。
過程に問題があると絶望しかありません。
TBS時代が、そうでした。
その過程に問題(プロセス上ベストに近い?)を感じなくなった今。
何時かは優勝出来るでしょう。
仕事経験上の事もありますが結果のみを追い求めなくなったのも横浜ファンだからでしょうか?
プロとして結果は大事ですがプロセスを見誤ると長続きしません。
結果と過程(プロセス)は成長し続ける背景の両輪と思っています。
その両輪で横浜は一歩リードし始めているのでは?ないかと感じ始めています。
結果至上主義に陥らず、監督を始めとした横浜を信じて応援して頂ければ幸いです。
根拠ある批判は建設的ですが過剰に批判し過ぎますとチームが崩壊しやすいです。
節度ある応援よろしくです。
これにて、本ブログでの活動は、お終いです。
希望に満ち溢れた記事を最後に書けて良かったです。
ラミレス擁護記事で、このチームは強くなると、何度か記事を書いてますが実現しつつあります。
引っ越しは、考えさせて下さい。
今まで、ご愛読ありがとうございました。
皆さま、良いお年を。