続きです
7位、横浜高城
寸評
総合力で劣る捕手です。
ですが光るものもある捕手です。
抑え降格直後の不安定なヤスアキを立て直したのは見事でした。
自信を取り戻せる切っ掛けになっています。
精神的に脆い部分もあるヤスアキですが、あの4/18の広島戦(自滅しかけてました)で打たれていたと思うとゾッとします。
2017年04月19日
昨夜の高城は悪くないリードでしたが・・・それと、パットン
抑えから中継ぎに降格したヤスアキが自滅仕掛け、当時、無敵だったパットン(初めての失点?)が打たれた事で高城への批判が凄かったです。
後日、戸柱がパットンと組んで高城以上に酷い打たれ方をした事で、皆さんダンマリしちゃいましたが、シーズン通して広島さん打線、ストレートに強かったです。
その記事に書いてます通りパットンと広島さん相性が良くなかった理由です。
尚、ラミレス監督が溜まらずマウンドにいって配球指示をした試合は、あの広島戦(パットン)における戸柱だけです。
危うく敗けかけました。
戻りますが、
一年通してみますと、
あの試合でヤスアキのメンタルを壊さなかったのは大きかったです。
その後、V字回復し抑えに復帰しています。
責任感が強く、セーブ機会を失敗する事で苦しんでいたようですが踏み止めるようになってきていますね。
メンタル強くなったような気がします。
2017年09月28日
戸柱、吠えたヤスアキ、そして、短く三嶋(素晴らしい)の雑感
他、四球率やWHIPなどでローテション投手と思えない悪い意味で異例の数字を残したの濱口をリードして成績を上げるなど、まずまずな捕手になったと目を細めています。
ですが、時折、甘い配球をする記憶が・・・
実戦勘に問題あるかもですね。
もう少し試合経験数を増やしたい選手でもあります。
来季25歳の若武者です。
8位、横浜嶺井
寸評
2015年とは違い、勝負どころの見極めが上手くなりました。
今永が嶺井、戸柱を語って、
今永が語った嶺井と戸柱のリードの違いって?
「2人ともぼくの強みを引き出してくれるところは似ているんですけど、戸柱さんはいちばん安全なボールを選択してくれるという印象があって。嶺井さんは『そこに投げ切れればお前のピッチングは今日は楽になるよ』っていう配球をしてくれる。それこそ今日は嶺井さんの要求通りに投げられたので、こういう結果になったんだと思います」
この辺が2015年はできず(コーチ指示もあったようで縛りのようなモノが横浜にはありました。)、2017年は、その球を要求でき、かつ、リスク管理が出来ていた(結果的かもですが)わけですね。
戸柱と嶺井で捕手別防御率で差が出てしまった原因の一つかもです。
戸柱も、この球投げれ切れば楽って事を要求できる捕手です。
そりゃ、楽になりますよね。
以前紹介したゲレーロへの配球なんて、まさにそれです。
ストレートを印象付けた横浜はゲレーロを抑えきっています。
ですが、通じない場合もあるわけです。
それが今年一年を通して、いろいろ苦戦した結果、一部投手には嶺井ほど上手く引き出せなくなっちゃったわけです。
今永で強打の広島相手にプロ初完封に導いた次戦広島戦でKOされましたが、
あれこそ、今年の戸柱を象徴していたと思います。
参考記事 2017年04月20日
実は調子が良くなかった今永について、その対応と成長に関する雑感、他、いろいろ
初完封した試合は、安全重視で広島と対応し(その前の試合でも打たれたので)、その次の試合で
2017年04月29日
バッテリー談話追記 なんとなく、高城ならと思ってしまった今日の試合と二人の捕手への期待
こういう背景があって迷うわけです。
戸柱成長中です。
2016年の、えいや、強気配球より(意図はわかります)、迷いを覚えるが故に味わい深くなりつつあります。
その経験を踏まえて嶺井のような配球になるものと期待しています。
安全なボールを選択し過ぎて失敗した投手と言いますと、ヤスアキと戸柱コンビの配球も、それに近いです。
ボール先行になり易く、ランナーを溜め、あちゃーしています。
この辺のいい塩梅が難しく経験が必要な場合が多いです。
経験=実戦勘と言ってもいいかもですが、データに実戦勘が付加され調理される事で活きたデータになります。
9位、横浜戸柱
寸評
経験不足ですが順調に成長しています。
慎重かつ、大胆にという相反する特性を要求される配球。
数字上、今年は苦戦しましたが中身は、かなり良くなりました。
微妙に高城らに劣る気がしますが徐々に差がなくなりつつある感触です。
これもワイガヤ効果ですかね。
来季に期待です。
以上、私個人の主観です。
意見が違うかもですが御容赦、願います。
私の主観評価で、
今年だけで切り取りますと高城>嶺井>戸柱の順にインサイドワークを評価していますが戸柱の成長も著しい感じです。
昨年の戸柱は経験豊富な高城に引きずられるような配球をしており監督に配球が似すぎていると言われてましたが徐々に三者三様になりつつあります。
関連記事 2016年CS
なぜラミレス監督は嶺井を使ったか。
DeNAと巨人の明暗は、捕手起用の差?
尚、今年、一年通してみて印象に残ったのは高城でした。
仲間のリードを見守りアドバイスする事で新境地を開きつつある感触を覚えています。
捕手陣では一番若いですが番長から受けた薫陶が今、活きているかもですね。
個人的、捕手序列(総合力)
戸柱か嶺井かで悩みますが試合出場数(実績)順に
戸柱は打撃を頑張らないといけないです。
2017年08月12日
戸柱の打撃について、その現在位置
BABIP.228は、不味いです。
得点創出力(RC27≒2.5)で巨人小林と差がなく高城(3.34)や嶺井(3.58)の数字との比較で差が生じています。
得点圏打率も下がりましたし、倉本の得点圏打率とはバックボーンに差がある感じです。
見ていて思いますが倉本の得点圏打率は本物かなぁ。
相手の配球を読み切って、その技術で打ち返している感じです。(毎年書いていた倉本の総括記事も書きたいですが)
ただ、まぁ、なんとなくですが戸柱の打撃伸びそうな気がしています。
1位 戸柱
2位 嶺井
3位 高城
インサイドワークでは高城が一番評価ですが総合力で戸柱、嶺井と高城では差があると見ています。
また、差はあるのですが三者の差がなくなりつつある感触も覚えています。
光山コーチが高城と嶺井の課題だったキャッチング、ブロッキング他を向上させちゃいまして欠点とまで言えなくなって来ています。
特に高城の守備面における向上は目を見張る気が。。。
ブロッキングだけで評価しますと高城が一番、上手いかもです。(私評価)
濱口と組んでいますので数は多いですが逸らさなくなりました。
一方、戸柱も課題のインサイドワークが向上しており、さらに元々定評があった守備力も良くなるなど。。。
うん。
目移りしますね。
今までの横浜なら、内一人を正捕手格に指定し集中的に育成する所なのですが来季も捕手三人制になるような予感があります。
昔と違って捕手の負担が大きいです。
野村IDどころでないです
三人と言うのが強みと思っています。
また、そう言う起用の仕方になりつつあります。
三人集まるとNo.1捕手。
リーグNo.1捕手陣の、その理由へと続きます。
横浜の強みの一つです。