投手が弱いと言われますが即戦力左腕が成功してたころよりイニングイーター豊富(外国人のおかげですが)なので見ていて苦しくはないです
コメントあったので実際どうなんだろうと。
日本人だけでみると以前からドラフト寸評で書いているとおりかなり弱体化しています。
外国人含むでいうと確かに陣容厚く感じるんですが
それ以上に日本人側の劣化が激しく・・・
言うほど先発も厚くないと感じる部分あります。
先発だけは即戦力で補完できた時期がありバウアー加入で互角ぐらいな陣容と推計しています。
本来は昔より上なんですが懸念が東。
新春記事でも危惧を表明してました。
25年の戦力予想 除く新戦力、優勝は巨人独走(バウアー加入で優勝争い) 25.01.28 - 所持雑感
引用
危惧される東の成績低下を補えるとしたらバウアーでしょうか?
個人的予想では居ないと優勝無理とはみています。
戦力推計上、優勝に届かないように感じるのが東の出来でして(昨年の)
去年の時点で以前ほどストレートで押せなくなり始めています。
結果、ゾーンで勝負しきれなくなり始めているので球数増え始めています。
成績低下の前兆なようなモノです。
2023年 13.4球/回⇦ 文字通り無双
2024年 14.6球/回⇦ やや心配 それでもリーグでも傑出した数字
東の球数増えた理由ですが
四球が増えましたと言っても未だかなり優秀なんですが四球数/9回投げてが
23年0.78→24年1.33
whipが
23年0.95→24年1.05
三振率(k/9)が
23年8.87→24年6.89
気になるのが三振率の低下です。
これが影響して各種諸数値悪化しています。
悪化したと言えどリーグで傑出した数字なんですが
三振率だけは普通(高いとは言えない)になり始めているんですよね。
じゃー何の球種がなんですが
先述した通りストレート。
押せなくなったなぁっとアナログで感じてはいましたが確認したら球速が落ちてました。
2023年のストレートの平均球速が144.6キロに対し2024年が143キロと落ちています。
ストレートのリーグ平均球速が146超えるハズなので
実は東のストレートリーグでも速いとは言えなくなり始めています。
24年の直球の割合は40%ほど。
直球軸に配球していますがやや変化球投手よりの配球割合になっています。
そして
投げ方にもよるんですが過去3年連続規定投球回数クリアできた投手って凄い少ないんです。
横浜の投手で3年連続規定投球回数クリアした方はここ10年いないハズです。
今永ですら2年連続がMAXです。
ざらっと他チーム含めてみると
広島前田健太(2006年高校ドラ1)
2009年(21歳)-2015年(27歳)
巨人菅野と並び2010年代を代表する投手
綺麗なフォームで比較で故障し難い方でした。凄い。
広島大瀬良(2013年ドラ1)
2017年(26歳)から2019年(28歳)までの3年間。
以降、規定は21年、間二年空いて24年にクリアしています。
続けて
中日大野(ドラ1)が
2013年(21歳)-2015(23歳)
2019年(31歳)-2022年(34歳) 4年間
中日柳(2016年ドラ1、濱口と同期)
2021年(27歳)から2023年(29歳)までの3年間
中日小笠原(2015ドラ1)
2021年(24歳)-2024(27歳) MLBへ
巨人が
菅野(2012年ドラ1)
2013(23歳)-2018年(29歳) 6年連続
近年、セでは傑出した安定度を誇ります。
小林と組むとより成績が良く相性の良さは配球みていて上手いと良く唸ってました。
小林が正捕手から外されたぐらいから菅野の成績も低下してましたが24年に捕手小林と組ませてリーグMVP獲得。
阿部監督、守りの差配に関しては上手いんですよね。
三浦横浜がワイガヤ解体し無理に捕手固定しようとして21年にとんでもない状況にしましたが・・・
阿部巨人の捕手の使い方注目です。
実は横浜のワイガヤの大本は巨人の模倣でして・・・
戸郷(2018年ドラ6)
2021年(21歳)-2024(24歳) 継続中⇦ このドラフト順位で規定投球回数守れる、この人の存在大きいです。
澤村(2010ドラ1 2011-2013)
大竹は2000年代ドラフトで3年連続クリアは2000年代の記録なので扱い難しいのですが
大竹含めると黒田(ドラ1、但し2000年代)も。
外国人で唯一のランクイン。
広島のクリスジョンソンが記録しても良さそうですが3年連続の壁に躓いています。
成績推移みるとわかるんですが規定投球回数を連続でクリアするとすべからく経年劣化のようなモノが確認されてまして
大体、故障ないし不調に陥ります。
故障による不調のケース多いかな。
他、手抜きで青柳、西勇(オリックスからFA加入)、藤波。
ヤクルトは鉄人石川。
横浜が2010年代 0。
記録外で
3年連続以上でみると横浜は三浦監督が最後です。
1997年-2002年、2004(31歳)-2009年(36歳)まで記録しています。
凄い。
横浜が苦しい時、暗黒時代を支えてくれた投手でした。
この善行が今の監督の求心力支えています。
監督に対して厳しい事言う人が少ない背景ですかね。
苦しい時に投手三浦が居た。
あの時代にチームに残ってくれた。
これが大きいです。永久欠番でも良いぐらいチームに貢献しファンに人気ある方です。
三浦監督が凄いのは2012(39歳),13年(40歳)に再度規定投げていることです。
こうしてみると立浪中日がWARなどで数字良い背景みえてきますが3年連続規定投球回数を投げてくれた投手が同時期に3人いた上に
髙橋宏斗
いて、あのチーム成績。
チームOPS(の割に得点奪えず)、被OPS(の割に失点する)、WARでみると立浪中日はラミレス時代以上に強いです。
しかし弱い。
バランスが悪い。
特に打者。 4番が居ないとキツイんです。
先日の消去法でも記事書きましたが
実は防御率(失点)より得点の方が勝利相関が強いんですよね。
以前記事で書いた事(参考サイト参照)がありますが
得失点の相関は強いですが
失点のみだと相関ほぼない(0)です。
得点のみは結構高いんです。
こうしてみると失点を防ぐでなく得点を奪うに着目して野球した方が良いわけなんですが・・・
スモールベースボールが今一な背景の理由かも。(21~23年を思い出し憤激記事書きかけますが)
野手は3年連続規定を打てると本物と評価でき早々、落ちて来ません。
佐野が周りの評価を下げながらも未だ打てるのは規定を3年連続で打てという実績です。
逆に2年ですと桑や倉本などに通じますが実績として不安定になります。
一方、投手は規定投球回数を投げただけで翌年、多くの投手が成績を落としています。
さらに3年連続で見ると東のように2年連続の際に成績低下の前兆のようなモノが確認され易いです。
また、規定投球回数を継続して伸ばしていくケースは若い事。
2000年代は未だ、そこまで投手投げる平均球速早くなかったですが2010年代でみると
20歳後半から規定投球回数達成して規定投球回数の連続伸ばした場合3年が限度で一回一休み入り易いです。
東は29歳です。
投手のピークは25歳と言われており(平均で)若さで何かを補える時期ではないです。
勤続疲労を強く疑いたくなる投球内容に昨年の時点で感じてましたから。
何となくお休みの年、ないし成績落ちちゃう予感があるんですよね。
それほど規定投球回数を投げると言うのは大変な事とみています。
中継でいうと投球数1200~1300球に相当し登板数でみると70試合ぐらいの感覚です。
最近、中継ぎは登板間隔を空ける、連投を避けるなどしていて故障を減らしていますが
先発で故障者が増えてきています。
この後、イニングイーター他でもう少し過去との比較記事進めます。(るかも)
バウアー加入した事でかなり展望良いのですが
しない時の厳しさ・・・
先発で機能したいえる実績ある投手は2018年ドラ3大貫(31)が最後で暫く居ません。
その大貫ですら実は規定を一度もクリアしてないです。
中継は2014年ヤスアキ最後に2019年ドラ3の伊勢まで補充なかったですが
2019年(リーグ2位の年)、ドラフト展望で書いていた通り、あの時点で先発スカスカになり始めてました。
引用
どうも思った以上に投手で課題を抱えているようです。
開幕前記事でも野手でなく中継ぎに課題あると書いてましたが、より闇が濃くなった感じです。
野手も歪んでますが投手も厳しいです。
順調と思われていた先発も課題がありそうなのがわかってきました。
この歪みは1,2年かけて解消(巨人に移籍した石川みてわかる通り野手だけでなく投手も上に供給され始めています)されるモノとみていますが主力投手の加齢が進むことで読み難くなってきています。
去年みた先発では吉野がまずまず。なんとなく投げてくれそう。
谷間を埋める実力はありそうです。それ以上を期待したいです。
石田ゆが、う~ん。去年の球をみていた範囲では苦戦しそうな予感。
他は。。。う~んなので2024年ドラフト組に期待になります。
中継は復帰組の入江と経験のヤスアキ(持ち球だけでみると森原以上に活躍しそうなんですが)に期待になるのですが
もう一手、やや手薄なんですよね。
野手は候補が多くていろいろ悩むですが