楽天、日本一、おめでとうございます。
巨人、最後まで打線が復調しませんでした。
主軸の阿部が特に酷かったですが、そこはしょうがないとも思います。
短期決戦とは、そういうものですので。
さて、私個人としては、「使える投手は、田中、則本以外に居ない」
っと言われてしまった楽天中継ぎ陣による大逆転劇を、見たかったのですが、
疲れ切った田中による、より劇的な幕切れ。
かなりリスクの伴う登板でしたが、ファンの熱烈な応援もあり、気合で乗り切りました。
先日の160球完投の影響か、直球、特にスライダーのキレが良くなく(バッテリー、早々に見切ったようです)、ストライクで勝負しないスプリットの多投による勝負。
球場の雰囲気に飲まれてしまった巨人の各打者はボール球を振らされてしまいました。
田中投手による所も大きかったと思いますが、ファンも含めた勝利と感じます。
記憶に残る日本シリーズでした。
さて、星野采配に関してです。
昨日の記事コメントにも書きましたが、第10の選手。
ファンの声援を十全に受けるには「田中」以外になく、その影響を「より」重視しての采配だったと思います。
則本でも、あそこまでの空気は出せなかったのではないかと思います。
昨日、160球投げたからこそ、田中のコンディションが悪い事を知っていたからそこそ、ファンも必死に、田中を応援し、勝たせたのだと思います。
(田中本人の実力があったのは間違いありませんが、私は勝たせたにしたいです)
コメントに書いていただいた楽天ファンの気持ちを考慮しますと、他のピッチャーで、あのような空気を出せないでしょうし、まして、戦力外、力不足と野次られる楽天中継ぎ陣では、投げさせられなかったかもしれません。
ファンにさえ、期待されなかった中継ぎ投手陣は、その事実を受け止め、いつか、見返してあげて下さい。
酷評したファンも、それを望んでいると思いますので。
ここまで光と影が強いと、目ざといNumberあたりが中継ぎ投手陣のインタビューをしてくれそうです。
その苦衷と、前向きな決意表明、気持ちの切り替えに関して知りたい所です。
頑張れ!!