バントしたら、どうなるの続きのようなモノです。
本当は一つの記事でしたが、長すぎたの分割しました。
良くない犠打の可能性の高い例。
初回犠打。
立ち上がりの悪い投手が多く、初回は狙い目の場合が多いです。
初回の平均防御率は4.5点(去年のセ、今年は未だ計算していません)を超えており、如何にここで点を取るかは重要です。
→
上位打線から始まっていますので、元々、点が入り易いですので、投手の立ち上がりだけが原因ではありませんが、試合の入り方に苦労している投手が多いのも、また、事実です。
昨年、広島が大いに、その得点力を落していたのは、
中軸が弱く、犠打が機能していなかった部分もあります。
リーグ最高水準の1、2番が居たにも関わらず、初回得点はセで最下位。
結果的にかもしれませんが、犠打をすれば、するほど、得点が入っていませんでした。
参考記事
2014年05月20日
広島の野生児 二番菊池に対する雑感
のコメント欄参照。
これは横浜も同じで、犠打を放棄した終盤(失点が多すぎた)に得点分布の頂点があったのも、同じ理由の可能性が高いです。
関連記事
2014年01月26日
セ・リーグ6球団の得点と失点パターンについての考察と雑感
当たり前ですが立ち上がりは試合の帰趨が決まってなく、勿論、投手戦が予想されるような試合は、その限りでありませんが、
初回犠打は、あまり良くない場合が多いです。
初回犠打を多用する監督は、固定観念が強い印象です。
取りあえず、生中(まずは先制点)って感じでしょうか?
考えていません。
(まずは喉を潤したい、乾杯したいが先。これはこれで大事ですが)
原監督の場合、犠打を多用しているように思えますが案外しません。
状況判断が、「なるほど」と感じる場合が多いです。
だから強いんですよね。
尚、低反発球の2011年、2012年に犠打が大幅に増えたのは競った試合が多かったからです。
一点の重みが軽いか、重いかで犠打の有効性が決まります。→紹介した記事もそう言う結論になっています。
大事なのは、この試合では、一点の重みがどうなるかと言う予想と、
もしくわ、中継ぎを休ませたいから大量点が欲しい等の、作戦意図が大事になってきます。
広島の野村監督の場合、その辺の意図が、かなり良くなってきたと感じていただけに今年の勇退は残念ですが、次期監督に期待ですね。
おまけ、
他にも、
次打者の相性というも重要です。
これが、また、リスクヘッジ出来てない時もあります。
2014年07月05日
中畑監督「俺の判断ミス」 に対する雑感
2014年07月05日
バントできるか?井納・・・
初回、先頭打者出塁、犠打のコンボもですが(犠打前提というか、決め打ちしちゃう場合が多いです)、
競った展開でも、割合、固定観念(データ軽視とも言います)で犠打をする場面が多いです。
監督の特徴として迷う傾向を感じるのですが(市場、
優先順位が、決められない場合がありますね。
続投させたいのか、点を奪いに行くのか?(次打者との兼ね合いで点を奪いたいのなら、井納の所で代打の場面でした)
ここで、中途半端な対応をとる事が
あります。
とはいうモノの、
案外、反省しているんですよね。
今年、一年で見ますと、大分、困るだよね記事も減りました。(細かく見てないだけかもですが)
中畑監督も、成長なさっています。
この辺、各種媒体において犠打が「必ずしも有効な戦術ではないんですよ」っと指摘していますので、
考えてくれているとは思いますが。。。