ファンが打たせる筒香について雑感 勝負強さについて の 導入部

ファンの力で勝たせたい山口編 メンタル論でみた対広島戦5/29回顧 

他、

ファンの声援が選手のメンタルに与える影響について書いていますが、応援の効果は大きいと思っています。

「超気持ちイイぃ」っと言ってもらうためにも、ヨイショは大事です。

山崎ヤスアキが不安定ながらも、試合を〆れているのは、抑えだからと思っていますし、セットアッパーに降格したら打たれると思っています。

監督もヤスアキが不安定だったのを承知の上で起用し続けていましたし、今後もすると思いますが、

(一時、WHIPで2近くの時もありました=ランナーを二人以上出す状況です。)

気持ちって重要なんですよね。

期待され、信頼される事で人は成長していきます。

DeNA山崎康晃 新人最多セーブ記録を更新! 2015年8月20日 横浜DeNAベイスターズヤクルトスワローズ

球場揺れます。

その気持ちに応えようとヤスアキも頑張るわけです。

そんな感じで、ファンの声援を受けて、打ちまくっているのが筒香です。

ホームとビジターで、その成績が違い過ぎます。

筒香のホーム成績ですが

41試合 打率.342 出塁率.406 本塁打18 長打率.783 OPS1.189 得点圏打率.378 得点圏打点率.598

この得点圏打点率で0.598点は、リーグトップクラスです。

広島の鈴木誠也の通算得点圏打点率が0.42(この数字でも十分、高い部類です)ですので、打点率という面でみますと、気持ち1.5倍筒香は勝負強いわけですね。

一方、ビジターでは、その成績が

31試合 打率.260 出塁率.403 本塁打2 長打率.356 OPS0.759 得点圏打率.280 得点圏打点率.320

となります。

打順回りや、シチュエーションにより相手も攻め方を変えて来ますので、仮説としてホーム最強説を採用するのも、どうかと思うのですが、

ホーム横浜ですと、ボール気味の球でも打っちゃうですよね。

横浜の中心打者たる筒香を打たせると横浜がチームとしてのりますので、

ビジターでも、ホ-ムでも、チャンスで、筒香への警戒はMAXなのですが、ホームでは強引にでも打ててしまうわけです。

苦笑です。

ここで打って欲しい所で、筒香は打ってくれます。

結果、熱狂が生まれるわけですね。

異空間。

日常と、限りなく、かけ離れた熱狂が、そこにあるわけです。

この異常な空気、空間に、その熱に、引き寄せられて人が集まるわけです。

こういうチーム(核がある)って強くなりやすいです。

そして、最後はヤスアキジャンプです。

何かの映画ようなデキ過ぎのストーリーを体験できるわけですから、そりゃ、強くなります。

(チームに経験はないですが)

個人的な意見で言いますと、

筒香は、横浜ファンにより打たせて貰っている部分があると思っています。

願い、声援は、選手に力を与えます。

その反対は、選手の気持ちを落ち込ませます。

願いを具現化させる象徴が筒香なわけです。

あるシチューエーションでは、勝負弱いと言えるかもですが(苦手と言える投手がいます。当然、相手もぶつけて来ます)、

十分、勝負強いバッター(そういう打撃技術もありますので、アメリカに行けばクラッチヒッターと言われると思います。)と言って良いでしょうね。

チームも筒香が居る事で、上手く回ります。

三番、宮崎が筒香に回せばで、先日11球粘り、四球出塁する事で筒香のホームランを引き出しましたが、野球はチームプレーです。

勝負強さを発揮する為にも、回りが重要です。

形があると強い(元ヤクルト野村監督の言うエースと四番論に通じますが)というのは、こういう事を言うモノと思っています。