7/6阪神戦、戸柱の配球について雑感 戸柱ファンの方は読まないでね

昨夜、戸柱の配球をみて雑感です。

惜しい。

その内、良くなると思うのですが、裏の裏を欠くような配球でした。

面白かったので記事化です。

戸柱ファンの方は読まないでください。

一部、不愉快と感じる文章があるかもです。

読まないでください。

共通ジャンルから外しておきます。

それ違うと、

批判するのは構いませんが、具体的に、お願いしますね。

割合、批判される事(物議を醸す記事を書きますので)には慣れているのですが、あのコメントの衝撃度は別格でした。

そして、あの支持の多さ。

多くの人に不快感を与えていたと思うと残念です。

物議を醸す記事の場合、批判を受ける覚悟のようなモノがあるのですが、あの記事(高城を褒めた記事で)で惨めですねっと言われる覚悟はなかったです。

今もないので、記事書きはじめるのもどうかと思いますし、

もう少し、気持ちが静まってから記事を書いても良いのですが、

面白い試みでしたので、記事化して記憶に止めておきたいです。

場面は、

初回。

一点失って、尚、ワンアウト、ランナー二、三塁の場面です。

相手バッターは中谷。

バッテリーは、初球から3球目までインをストレートで押し続けます。

カウント、2エンド1。

バッティングカウントの4球目、外にカットボール

惜しい。

これ、凄く惜しいです。

相手もインに意識がありましたので、見逃されています。

ストレートを続けた所で、カットボールですから、手を出してくれれば、相手がミスショットした可能性が高かったです。

ですが、手を出しにくいシチュエーションでした。

あの場面、

中谷はインに強い意識があって待ち構えていました。

バッティングカウントなので手を出してくれなかったです。

ツーストライクと追い込まれていても、手が出ないかもしれない配球でした。

見逃しを奪うような配球ですかね。

カウントは2エンド1。

しかも、ボール。

カウント3エンド1となり、さらにインを要求。

外れて四球。

ここでインを要求するのが凄いと言うか、投手心理的にキツイと言いますか、強気な投球でしたね。

なかなか、あの場面、投げ込めないです。

ワンアウト満塁となります。

バットに当てさせたくない配球だったかもです。

終始、厳しめのコースに要求して居ましたが、惜しかったです。

個人的に空振りを誘うなら、一球外に投げないと、振ってくれないです。

あっ、打てると思ってズラす目的が変化球にはありますので、

また、意識させた方が機能しやすい場合もあります。

要は、外の出し入れになるのですが、この辺が、課題でしょうか?

勿論、

球種によっては、

させない方が良い場合もあります。

配球、精度、状況次第ですが、一般に濱口が投じるカーブは相手に意識させてはいけない球種となっています。

毎回、良く投げるよなぁっと思いながら見ていますが、

あの球を活かす配球になっていますかね。

逆にチェンジアップは外角のストレートを意識させて使います。

結果、両面待ちのような感じで相手が苦戦し易いです。

カットボールやスライダーの一般的な使い方も同じです。

結果、右対右で有利になります。

その結果、インを高城は使い易くしているわけですが、毎回、苦心のリードをしています。

濱口が現在記録している9/BBが5.47は、本当に異例の数字です。

クラインが5.5。

コントロールが悪いと言われる藤浪ですら昨年は3.73です。

球威は、藤浪より劣る状態で、球種も少ない。

そんな状態で濱口をリードしているのですが、はっきり言って配球も何もなく、必死に一人、一人丁寧に、丁寧にアウトカウントを積み上げて行っています。

うんなわけで一試合を通した配球意図がないと、以前、小田さんに批判されたましたが、そんな配球が難しい投手なわけです。

話戻りますが、

今回の場合は、

外、外で最後、インの方が良かったかもです。

右打者に対し、外に逃げる球が飯塚の場合ありますので、外を意識させ易いです。

十分、意識して、内に投げれば、その後、外内、どちらでも楽なのですが、

内を続けて外カットは、高度な配球でしたね。。

高度な配球と感じた理由ですが、

あのカウント(バッテイングカウント)で、内を十分意識させる事で手が出にくいですから(内に強い意識があり待ち構えて、コースを絞っている)、外にカウント球を投げる事が多く、置きに来ることが多いです。

そんな球を狙い打つような打者もいるのですが、

そんな打者向きな配球だったかもですね。

対戦経験が少なく、打者別、タイプ別に応じた配球になってないケースがあります。

理論的にはわかるのですが、現実とズレている。

若い捕手の多くが辿る机の上の配球なのですが、こうに違いないと予想し、その結果をフィードバックして行くことで、引き出しが増えて行きます。

この辺は、

谷繁が語っている通りです。

谷繁元信氏が語る捕手の神髄

投手をリードする9のポイント

惜しい。

ここで、カットを空ぶってくれますと(カウント球と思って強振するケースが多く、当たっても芯が外れやすいです)、天秤は大きく、飯塚、戸柱バッテリーに傾いたと思いますが、

惜しかったです。

しかし、

阪神さんも、戸柱を理解してるのか、

イン、ストレートに強い意識をもった打者が多かったですね。

意識付け十分ですから、次回、活きてくるかもです。

なかなか面白い配球でした。

去年までなら単純にカウント球を投げていて平行カウントになっていたかもです。

その意気を買いたいです。

平良の時は、インを攻める理由を見出せず、その前提も含め、あまりに無謀な配球でしたが、

飯塚は、攻めた方が良さそうですね(昨夜の飯塚では打たれますが)。

本格派です。

戸柱と相性が良いかもです。

平良と、投球スタイルの違いとか、わかってくださる人、います?

飯塚の体が大きくなって球威が上がれば、戸柱と噛み合いそうな感触を覚えました。

一方、平良と、<今>の戸柱は噛み合いそうもない。

平田と戸柱の組み合わせも良くなく感じますが、まぁ、その内、良くなるでしょう。

期待しています。

尚、戸柱の成長記録のようなモノですので、

今後も、悪いと思った事は書いていくつもりです。

高城の褒め記事に、

記事内容、

全く関係なく、惨めですねっとコメント入れて下さった方や、そのコメントに多数の支持を入れて下った方々に配慮し、今後、戸柱関連記事は共通ジャンルから外す事で対応したいです。

それで折り合いをつけたいと思います。

過去、高城や、嶺井、黒羽根についても、その成長記録とも言える記事を書いて来ましたが、

同様に書いていきます。

あー、あんな配球だったのが、今は、こうなんだと私は感じたいわけですね。

自分の過去記事を読んで、高城や、嶺井の成長を覚えるのと同じような感覚で、今の戸柱を見ています。

正直、配球で褒めるようなシーンって、

相当時間かかります。

戸柱の褒め記事を、いつ書けるかわかりません。

褒め記事を書けたら、共通ジャンルに載せても良いかもですね。

高城と、濱口の配球をみて、褒め記事を書きにくいですが、

苦労していますよねで、終わります。

まぁ、そんなもんだよねっとしか感じないです。

戸柱の具体的な褒め記事を見ないのと同じ理由ですが、淡々と基本的に試合は流れて行きます。

ですが、

ある時、ある場面、

打者心理、投手心理、様々、交錯するような重要で、濃密な、痺れるような場面に巡り合い、そこで、最高な結果を出す時がありまして、そんな時に感動を覚えるわけです。

尚、感動を覚えるのが、基本的にバッテリー不利な場面です。

それが高城の場合、多くなっていて(私が、その場に立ち会うケースが多い)おり、記事化するわけで、戸柱の場合、その場に未だ立ち会えてないわけです。

もしかしたら、あるのかもですが、バッテリー不利な局面では、その力関係通りになる事の方が今は多く感じますし、

私は立ち会っていません。

そんな戸柱についても、いつか、そんな場面に巡りあいそうな予感を覚えた裏の裏の配球雑感でした。