戸柱関連記事ですので共通ジャンルから外しています。
昨夜の、戸柱の配球には、大笑いしてしまいました。
あそこまで行くと凄いなっと感じます。
相手との勝負付を優先するような配球でした。
これが大野、松井バッテリーと、対照的(大野も負けん気が強いので7回の筒香の場面で挑んですますが)な配球で、面白かったです。
さて、配球雑感です。
先日と同様、懲りない戸柱は京田のホットゾーンに一打席目から要求し、結果は単打(シュート回転に中に入っています)。
シュート回転しなくても、どうかと思いますが、此処まで来ると、負けん気なんでしょうね。
ケンカ投法です。
2017年05月27日
戸柱に喝!!
にも、京田について記述していますが、恐れ入ります。
流石に、これは、知らなかったでなく、明確な戸柱の意志表示と思いますが、いやはや。
そして、
ゲレーロの場面の全球総て高めのストレート。
えいやぁー、見事三振。
意地と意地のぶつかり合いでしたが、配球も何もないです。
ですが、これで勝負付を付ける事で、相手の4番の鼻を折る。
中日大野も、筒香を力で、ねじ伏せようとする時ありますが、相手の中心打者を、捻じ伏せるのにも意味があります。
ただ、この配球、昨夜の飯塚にも言えますが、
投手側に気持ちの強さのようなモノを求めますので、バッテリーで気持ちの統一が必要な場合があります。
何となく見ていて、平田と戸柱、合わないなぁっと思っていましたが、この配球をみて、合わないと思いました。
メンタルに課題のある、投手と、何とくなく合わないと思っていましたが、確かに合いそうもないですね。
平田が失点しているの、戸柱だけかもですが、
なんか違うですよね。
平田は、ボールゾーンで勝負する投手なのですが、戸柱はストライクゾーンで勝負したがっているように感じます。
ランナー出しながら、難しいボールに手を出して貰う的なタイプでしょうか?
単純な配球でなく、手順が必要なのですが・・・
そんなケンカ投法の戸柱・ウィラードバッテリーと違い、大野・松井は、あー番長みたいと感じた配球で、あれやられると、なかなか打てないです。
前記事で、
外外、インに投げた方が良かったとか、
手を出して貰うなら、外を意識させてから、ちょっとズラしてあげた方が良いとか、記事で書いてましたが、
そのものずばりをしています。
あんな配球されると、甘い球が来ても手がでなくなると言いますか、
術中に嵌っちゃいますよね。
ワイドに、しかも、しっかり外、内を攻めきっています。
ただ、ワイドに散らすのでなく、攻めきっているので、絞り難いです。
インを投げたら外を使うような単純な配球でなく、右打者に外ストレートを見せたら、二球続けて外にストレートと見せかけてシュート(右打者の場合、逃げるボール)でズラして打ち取る配球。
外一辺倒だった嶺井の配球について雑感
にて、
さらに凄い人は。
黒田のようにツーシムとスライダー(+カット)がありますと、此方は、文字通りの、出し入れになります。
バックドア、インドア(内ですが)を駆使し、さらにスプリットです。
外だけというより、ワイドな配球にもなります。
中日大野は、黒田に近く、内も使えるようになると、かなり凄い投手になれるのですが、外だけで料理出来ちゃうわけです。
但し、ヤクルト石川や、元横浜三浦のように、その球威不足から、広く使う必要があるような投手も居ますが、基本は外ですかね。
を、大野がして来ました。
いやー、凄い人、認定です。
松井が捕手だからかもですが、敵ながら感慨深い、配球でした。
こうなると、
一つの配球が、様々な配球への布石になりますので、そりゃ、あーなりますよね。
中日の状態が上がっている理由に、
松井と言う経験豊富な捕手が、様々な経験を経て、一軍正捕手として復帰した事が大きいかもですね。
この人、谷繁に、本当に鍛えられています。
打力不足で、二軍に落とされていましたが、そこから這い上がって来ました。
そして、相棒に武山がいるわけですね。
9回を武山が担当するようです。
松井と武山と言えば、この記事。
2015年05月17日
今後の展開、雑感、中日偏。そんな悪くはないです。四国のファンさんへ
武山が離脱する事で、負荷が集中してしまった松井は、フェーイドアウトしてしまいましたが、
その松井が、武山と役割分担する事で、一軍で活躍しているわけです。
抑え投手専属と、先発専属の捕手同士ですから、
序列が明確なら、互いに情報交換しているはずですし、横浜で言うワイガヤのような事が、今の中日でも行われている事は容易に想像できます。
序列って大事なんですよね。
もっと言うと、役割分担を明確にすると、互いに協力しやすいです。
ラミレス監督が捕手は、配球を理由に決めないと明言した結果、横浜の捕手たちは、それ以外の面で競争し、配球については協力関係を築いていますが、
協力し易い関係を構築させるのも、マネージャーの役割です。
中日さんも、上手くやっています。
この辺は、谷繁より、森さんの方が上手いかもね。
7回に、力投し、力を振り絞った大野が、8回も続投したいアピールをしていましたが、
ここで、大野気持ちを尊重して、ちゃんと、代打を出す必然性のようなモノを準備する所に、森さんの気遣いのようなモノを覚えましたが(ツーアウトにしてまでランナーを送って代打を出しています)、
ツーアウト二塁にしても、ランナー空きますので、歩かされちゃいますからね。
勿論、歩かされましたが、大野を自然な形で下したかったという面もあったと思います。
個人的には、続投して欲しかったのですが(かなり7回でへばってました)、
負けん気が強くて筒香と勝負した結果の、7回降板。
梶谷にも力で、ねじ伏せに行ってましたが、なかなか面白い試合でした。
戸柱の負けん気の強い配球も、今日、明日、活きて来るかもですが、
負けん気が強い配球って、被弾しやすいです。
ズラすような配球でなく、真正面からいきますから、そこはしょうがないです。
今回は、大野と、松井バッテリーが横浜打線を、上手く抑えたという話になりますが、好対照で、面白かったです。