三嶋、高城バッテリーの2013年と今(2018年)を想う

昨日の試合でオープ戦初失点を喫した三嶋。

5回を投げて1失点。

結果だけをみるなら防御率1.8と残しています。

 

残していますが毎回ランナーを背負う苦しい状況。

WHIP1.8です。

毎回、2人弱出塁させています。

それでも耐えています。

最後の一線を超えさせません。

 

先日の試合も、ほぉーっと思いましたが、

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

引用

三嶋

打たれましたが無失点に抑えています。

ワンアウト満塁時には、どうなるんだろう?っと思いましたが縦スラと横スラを駆使して打ち取っています。

速球の質もまずまずな時もありましたし、後は慣れですかね。

昨年も、回マタギしたり、連投したりしますと球威が落ちていましたが中継ぎに慣れてないかもです。

慣れれば有力な中継ぎになりそうな期待感を覚えました。

集中力の維持に課題がありそうです。

粗密、激しい感じですがファンなので良い時の三嶋を期待します。

 

私的には、見どころ満点でした。

昔を想うと感慨深いです。

同記事中、高城の配球の所で面白かったと書いていますが、ただ投げていた時代を想うと随分変わったと感じてます。

 

2013年、三嶋、高城バッテリーの未来は約束されたモノでした。

 

高城は高卒2年目捕手として主戦捕手として前半戦を回り、三嶋も右のエースとして期待されていました。

 

二人に対するファンコメントも温かったかもです。

が、今は非常に厳しい。

 

チーム内での立場、序列も変わりました。

 

選手バランス上の問題もアリ、高城は開幕二軍で迎えそうです。

三嶋も同様です。

二人とも開幕を一軍に迎えられないかもしれません。

特に高城は野球選手として働き盛りの時期とも言え、他のチームならと思わずに居られない選手となっています。

 

二軍では最早、守備面で研鑽する事はないです。

レベルが違い過ぎます。

打撃と守備能力のアンマッチ。

前記事でも書いていますが高城の育成方針を横浜は間違えたと思っています。

高城の一軍試合出場数はさらに減りそうです。

 

通例に従うなら高城の観察力、リード力は、二軍で起用しますと錆びつきます。

一軍の選手と対戦し続ける事で維持でき、磨かれるようなモノです。

激しい競争の結果とはいえ、この時期に一軍に居られない事を想うと残念で仕方ないです。

再昇格後、感性が鈍った高城は打たれるかもしれないです。

その姿をみてファンが、どうコメントするかも気になります。

 

ファンコメントも2013年との比較で厳しくなりました。

 

高城に関しては一時期ほどの厳しさはないと信じたいですが、ブルペンキャッチャー相当と、当ブログに書き込まれたコメントを思いださずに居られません。

 

2017年の8月末ですら、一部ファンから見ますと、そう言う立ち位置に高城は居ます。

 

2017年5月、球威が落ち気味で調子の悪かった濱口をリードして打たれた高城への批判は凄まじかったです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

4月もです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

当時不安定だったヤスアキをリードして立ちなおせる切っ掛けを与えた見事な配球だったのですが(非常に印象深い配球でした)、

 

高城への批判、凄かったですね。

 

他、書くのも憚れるコメントは除きますが2013年と高城、三嶋のファン内における立ち位置は随分変わりました。

 

立ち位置は変わりましたが二人とも逞しく成長しています。

 

昔の三嶋、高城なら2/25の楽天戦で失点していたかもです。

昨日の阪神戦でも、大崩れしていたかもです。

 

2018年の彼らはヨタヨタしながらも、しっかり試合を終えています。

 

昔はできなかった今できる事を駆使して頑張る。

やりきる。

そんな姿に私は感動を覚えます。

応援したいです。

願わずにいられないです。

彼らが報われて欲しい。

そしてファンの声援を受けて欲しい。

 

以前の三嶋ではないかもですが、自分の引き出しを駆使して(三嶋)、引きだせて(高城)頑張っています。

 

その頑張りをファンとして応援しています。

 

 

 

三嶋について

新人時代の三嶋&高城の配球回顧したくなりましたが、

三嶋について。

 

中畑さんと言いますと勝つことでなく選手育成を優先するような部分がありまして結果的に三嶋が潰れています。

 

井納も潰れましたが(完投指令、シーズン途中でリタイヤしています。)、三嶋の場合、幸か不幸か井納以上に丈夫だった事でシーズン途中にリタイヤせず投げ切っています。

投げ切ってしまいました。

 

結果、投げ切ったダメージは翌年も抜けず2014年に三嶋の選手生活は暗転します。

これ、このテーマだけで記事化しても良いかもですね。

 

先発も中継ぎになみに疲弊する面がありまして、

規定投球回数を投げた投手の多くが、その翌年、パフォーマンスを落しています。

 

打たれない投球メカニズムが体を酷使しているようで中6でも疲労が抜けない場合があります。

投手にもよりますが球数120,130球とか投げますと次の登板時に影響がある感触を覚えています。

ラミレスが先発コンディションに注意するのも、そう言った実績があるからです。

 

球数制限していたにも関わらず石田も2016年の反動か?機能障害を抱えましたが、

同様に濱口もです(シーズン中に一回リタイヤさせていたのですが)。

 

新人から2年連続で成績を残した今永のような投手は貴重です。

 

菅野のように毎年、成績出せるローテション投手は稀有です。

その多くは中継ぎ同様、3年程度を目途に消えて行きます

 

3年を超えてなお、ローテションを守れますと計算できるのが、これがなかなか難しいです。

今年、今永が挑戦する3年連続ローテ(規定投球回数は投げていませんよ)。

これを守れますと、その後も継続して成績を出せる場合が多いです。

 

パファーマンスを落す投手と、落とさない投手居ますので気づかれ難いですが先発も過酷です。

 

プロ一年目は要注意です。

 

そう言う経緯もあるので新人プロスペクトの先発投手に対して早め、早めのケアを横浜はしています。

 

その過渡期にいた三嶋。

あの時の輝きは戻らないかもですが頑張る三嶋を私は応援したいです。

その頑張りが何か活きて欲しい、報われて欲しいと思っています。

 

三嶋の中継ぎ登板で見せる一瞬の輝き、安定的に常には輝き続けていませんが私は、その一瞬を一球を楽しみにしています。