7月にチーム崩壊しかけていた横浜と今を想う

タフ。

ラミレス、タフだよなぁって言葉が最近、増えています。

半ば呆れつつ、その衰えない闘争心に感心していますが並みの指揮官なら終わっていたでしょうね。

 

この戦力で優勝狙うからで様々、仕掛けてきた横浜です。

その合言葉はリーグ優勝。

指揮官も盛んに優勝を意識した発言をしてきてきました。

 

その辺は采配にも見て取れ過去二年とは違った采配しています。

多すぎて総括記事を書くときにでもまとめたいです。

追いきれなくて諦めたぐらいですが随分、今シーズンは動きましたね。

どうまとめて良いのか悩みます。

なぜ?過去の積み上げではダメだったかと言うと横浜が弱いからです。

優勝を狙う以上、チーム変革をする必要があったのですが見事に失敗しています。

 

積み上げてきたものを意図的に壊し、そこに既存選手の不調、怪我が重なった横浜です。

そのチーム戦力はリーグ最下位クラスになっています。

 

まぁ、ここまで弱い個で優勝を狙うなんてって思いますが私もラミレスならと思ってワクワクしていたのも事実です。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

結果は、どうだっかというと厳しい現実。

何度か戦力が戻りかけた時がありましたが、その度に故障者が出て揃いませんでした。

 

そして最後の反攻として7月に戦力が整いかけたのですが復調しかけていた先発投手陣が崩壊し終了。

 

優勝が現実的な目標ではなくなっています。

その状況を評し

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

っと書いています。

何かを大きく変えるような有効な手段が出尽くしており耐えるのみとなってしまいました。

この前後で起きていたのがチーム内不和でして

 

筒香が名指しこそしませんでしたが、

公で『個人成績重視に走るチームメイトに対し不満の表明をしています

また、ベンチでロペスと口論(たしなめられたのかもしれませんが)する等とベンチの空気も最悪でした。

ラミレスさんになって初めてですかね。

報道としては目立ちませんでしたがここまで表面化したのはです。

 

そりゃ、そうでチームの求心力。

合言葉でもあった優勝が非現実的になったからでして。

しかも、ベンチの盛り上げ役の高城もいませんしボロボロでしたね。

桑原は結果を出すことでチームを盛り上げますが高城は言葉や仕草などでチームを盛り上げる選手で、ベテランみたいな位置づけにありました。

筒香から奥さんにするなら高城と言われる気遣いの人なんですが、その人が不在の上に目標を見失ったことで急速にチームは瓦解していきます。

 

ヤスアキも7/16日に伊藤と組んで大量失点を喫し以降、精彩を欠き、先発投手陣も右に倣え。

谷繁も言ってますが、

news.merumo.ne.jp

無理があったと言っていますが、そりゃ、そうでしょうね。

私も、

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

今シーズン最大の賭けと評したぐらいですから。

この結果が芳しくなく横浜は致命的な状況になります。

この最後の賭けが機能しなかった事で横浜の優勝の目はなくなります。

伊藤が悪いわけじゃないですよ。

短期的には賭けをしたチームが悪い?です。

もしくは来期以降を意識してのトレードと見ますので、これが塩味になる理由なんですが。

これ選手もわかっているわけで目標を見失いかけてグタグタになっていきいます。

 

終わった。

終了と思ったのですが、それでも諦めない方がいましてラミレスなんですよね。

 

当時、

別の側面で言えば気持ちが切れる思考停止の采配をするのかと思ったのですが別の意味で諦めないようです。

中畑さん同様、

横浜最後の武器であった中継ぎフル回転させると思ったんですが(怪我人が相次いだ奴です)。

ラミレスしませんでした。

この時期でも未だフル回転させていませんが(休ませつつ鞭をふるっています)、ホント、タフな監督です。

 

優勝、優勝を連呼しチームを奮い立たせていたハズなのにAクラス目標になったわけですが、そんな二枚舌をラミレスは実行しています。

チーム編成的に若いチームで、私たちファン同様失望が強いはずですが未だ戦えています。

 

いやはや、凄い監督です。

あの状況から耐える野球を選択し戦力不足の中、あれこれやり繰りし、伊藤も一部投手には慣れはじめ成績が安定し何とか来ています。

 

それでも、いよいよ持ってAクラスが厳しく感じる状況下です。

その足掻きを見届けたいです。

これは、これで大事で平良と嶺井のように出来ることで最大限の成果を目指すわけですね。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

優勝争いから脱落した現状を受け入れ、受け入れさせて戦い続けています。

しばらくメンタル論を書いてましたが念頭にラミレスさんが居まして本当にタフと感心しています。

自分だけでなく、チームに受け入れさせたのは凄い事とは思います。

大した指揮官と思いますよ。

謎采配とされるので、いろいろ評判良くないですが良い監督とは思います。

謎采配も監督なりの理由があります。

必ずしもダメとは言い切れないです。

本当にダメなら初年度のようにコラっ記事を書いているとは思いますが、あまりないですかね。

 

バント少ないのにも理由がありますし誤解の多い監督です。

中畑さんのようにチーム事情を話せば良いのかもしれませんが語らない監督でしょうか?

常に首尾一貫しているので、その采配から基準がわかるのですが、まぁしょうがないですかね。

 

因みに私はラミレスを高く評価しますが監督続投となると話は別となります。

塩味が強い理由です。

続投があって、来季伊藤がモノになる前提で一年延長ぐらいですが塩味効いています。

元々、戦力不足と思っていたのですが思っていた以上にスカスカのようですね。

ラミレスと違い現状を受け入れられない自分もいます

戦力読みすると失望感が強いですね。 

 

昨シーズンと違い今シーズンは総括記事長くなりそうです。

まぁ、Aクラス狙いで良いのなら余裕でAクラス入りできると思いますよ。

ラミレスならですが。

 

他の監督ならAクラスできるかと言うとラミレス政権下で戦力上リーグ3位以内の戦力を保持したことない横浜です。

常に劣る戦力で、それ以上の成果を出していまして、これ逆説的にマネージメントでの伸びしろがないとも言え私の塩味気分を加速させています。

 

他の監督なら優勝できると言えない状況です。

 

なぜか?横浜は戦力あるのにラミレスがぁーって言われますが、何処に戦力があるのか私にはわからんです。

数字は正直と思うのですが、どう見積もっているんですかね。

数字(デジタル)だけでなくアナログで見ても難しいと思うのですが筒香、宮崎ら大ゴマが目立つので他の悪さに気づき難いからなのかもしれませんね。

 

この辺が2015年の広島さんと2018年の横浜で違う点です。

両者、よく比較されますが戦力上位で2014年以降リーグ屈指の戦力保持し続けていた広島さんと下から数えた方が早い横浜では状況が違います。

 

塩味です。