「9人野球」の時代はとうに終わっているハズですが横浜では。。。

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これと真逆の野球を目指していた横浜はずっこけています。

この手の時代を感じさせないかつて王道だった野球を三浦は目指し苦しみ変心してきています。

今や支配下の選手のうち球団平均で50~60人が1軍に出場する。主力を固定して戦う「9人野球」の時代はとうに終わっている。骨折していても出続ける主力よりも、体調万全な若手を使う時代だ。そして、多くの選手を起用しながら弱点をどう補うか首脳陣の視野の広さ、発想力がマネジメントに試されている。

 

今の野球は一般的な会社、組織のようなマネジメントが求められており即興で臨機応変に対応する力求められています。

ラミレス時代に戦力外の選手が活躍していましたが

それは長所を重視し欠点に目をつぶる采配をしていたからです。

その弱点を自覚しながらも相性を意識し使っていたラミレス。

 

そしてラミレス時代によく言っていた兵は拙速を尊ぶ。

少々まずい作戦でもすばやく行動し修正して行く事が大事です。

結果、ラミレスは相対的に劣る戦力でAクラス争いをし続けて来ました。

 

やってみてから考える。

ビジネスシーンでPDCA的な考え(時間がかかる)が一部否定し始められていますが

柔軟に行動する事が求められます。

その柔軟さが三浦にシーズン序盤なかったのは見ての通りです。

では

なぜ?三浦に柔軟さが失われていたかと言えばしたい野球があったから。

 

そして、そのしたい野球を封印し始めています。

佐々木や谷繁に批判される野球を三浦はし始めていますが

 

来期、横浜は優勝できるかもです。

野球が詰まらな(わかりきった結論に辿りつくのがあまりに遅すぎる)過ぎて今期まともに見ていないのですが

ざっくりセを見渡すと戦力差がほとんどないような感じです。

思っていたより各球団間における戦力差がないようです。

オフに巨人が大規模補強に成功しなければいけるかもしれない。

 

勝負しても良いかもです。

即戦力ドラフトをすべきです。

育成実績の芳しくない高卒は獲得すべきではないでしょう。

編成の本気をみたいです。

過去、一度も優勝に向けた本気を私はみたことないですが

スカスカの戦力でラミレスに優勝を求めていたのを恥じ今こそ本気補強をすべきです。

 

来期逃したら戦力再編必死です。

豊富な先発候補を高津監督宜しくローテ固定せず回して欲しいです。

強さ(長い回を投げさせ過ぎる、ローテを固定するなど)を彼らに求めると2019年同様息切れします。

 

その優勝の前提が選手に強さを求める「9人野球」的な思考を三浦が諦める事でしょう。

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9人野球を目指す事で練度を上げようとしていた(決まった選手を使い続ける事でチーム成熟度が上がります)三浦ですが現実に敗れ変心し始めています。

 

個に依存したいですが出来る選手と出来ない選手の色分けが見えつつあります。

 

阪神が失速した原因に梅野に負荷集中があったと感じます。

阪神さんの場合、梅野と、それ以外の捕手で差があり過ぎ負荷分散を矢野監督が諦めた感ありましたが。(チームで配球してない?)

 

ヤクルトさんの場合、元々負荷分散を意識した采配をチームとして継続的にやっていた結果、捕手中村を活かし切れています。

 

その負荷分散を横浜は今期、止めてあの防御率の原因の一因になっています。

相性みて捕手と投手を組ませ始めた事で防御率落ち着いてきてはいます。

ホント、わかりきった結論なのですが・・・

 

これをポジで評するなら来期に期待できるのですが

過去を学ばず失敗しないと今を分析出ず今がわからない以上未来を予測できない点において後手に回り易い。

三浦の可能性に強く期待しますが投手コーチ、監督一年の目の実績(したい野球を優先しチーム不振の原因を作った)が悪くどうしても評価が辛くなります。

 

それでも来期、過去10年間で一番可能性あるかもです。

横浜が強いというより他球団が思ったより強くないです。

オフの補強次第(横浜の場合ドラフトが重要)で順位が変わる程度の戦力差に感じます。

 

近年、一番可能性があったのは2位になった2019年ですが

編成は補強しませんでした(戦力外ぐらい)しドラフトも高卒で小園指名するなどヤル気のない補強した上に内部不和を招くような人事をしていて現場の足を引っ張ています。

あの時は投手コーチ三浦でチーム崩壊の危惧(三浦のしたい野球で負けると思ってました。)がありワクワク感より不安感が先だったシーズンでした。

 

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ラミレス解任すべきと主張していた通りにシーズン序盤グタグタになり最後は先発育成に拘り過ぎた影響で先発が疲弊して息切れました。

その年のオフ、三浦は二軍に転出しますがホント、横浜編成には。。。

 

それとは違う予感、上位進出の機運を来期に覚えます。

チーム不和の芽はなく三浦でチームはまもとまっています。

 

ヤクルトさんの優勝は決っていませんがヤクルトさん同様最下位からの逆襲の芽は随所にあり三浦次第です。

三浦がしたい野球を一部封印し勝ちたいを目指しているのは伝わってきます。

 

その勝ちたいで来期、優勝して欲しいです。

したい野球はフォーム立て直してからです。

10年間、あの指導をして誰一人スモールベースボール向きな選手を育成できてない現実を三浦は見るべきです。